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オーストラリアの仕事探し

前回無事仕事が決まりましたという話をしたので、今回はあくまで一個人の経験ですが、1カ月の仕事探しで学んだことを少し共有できたらなと思います。

まず私の基本情報は以下の通りです。
ビザ      :学生ビザ(48/2週間の労働時間制限)
場所      :北部準州
日本での仕事経験:社会人4年(エネルギー関係)
                                 ウェイター4年、倉庫業6カ月(バイト)

学生ビザで来ているので、ワーホリビザと比べて就労期間に制限はありませんが、就労時間に制限があります。
これは仕事によってワーホリを求めている人もいれば学生を求めている人もいるので、どちらが有利か不利かはそれぞれかなと思います。

仕事探しで感じたことは主に以下4つです。

  • 完全買い手市場且つ経験が必要

  • いかに目立つかが大事

  • レジュメ配りとサイト両方使う

  • 忍耐力大事

・完全買い手市場且つ経験が必要
これは豪州で仕事探しをする人なら当然知っているかと思います。もちろん僕も日本にいるときからこの事実は知っていましたが実際やってみるとほんとに日本と真逆です。
レジュメ配りをしていても、同じように配っている人を見かけますし、Indeedでは何人アプライしているか見れるのですが200人以上アプライしている募集も普通にあります。。人が少ない北部準州でこの状況なので、シドニーとかブリスベンあたりはもっと競争が激しいかと思います。
あとはやはり経験が求められます。
レストランでも1年以上働いていいたとかが必須になっていることが多く、ごく稀にNo experience requiredを見かけますが、怪しい仕事だったりすることもあるのでほんとに少ないです。
特にレストランで探している人はRSAは必須です。
もうレストランは毎日大量にレジュメが届いているので、RSA持ってない時点で興味なしってところもたくさんありました。とりあえずRSAとってからまた来てくれって感じで….

・いかに目立つかが大切
これはもちろんのことなのですが、大量の応募者の中で目立たないと選ばれないわけで、レジュメにしても今はAIを使って勝手に作ってくれる方法がありますがあれに頼りすぎるのは危険かと思います。なぜならあれ通りに作るとみんなが作るような一般的な文章にしかならないからです。なのでもちろん活用するのはいいですが、あくまで自分の文章でほかの人が書いてなさそうなことを書くのが絶対いいと断言します。
それがレジュメを渡したときにぱっと目に留まって会話が生まれたりもするので、AIサイトだけで作るのは絶対におすすめしないです。

・レジュメ配りとサイト両方使う
豪州の仕事探しの雰囲気的に直接店に行って手渡しするのが良いという文化がありますが、もちろんそれは正しいです。けど中にはオンラインでしか受け付けていないところもありますし、特にオフィスワークや倉庫業などは基本サイトがメインになるので両方使うことをお勧めします。私はIndeed,Seek,Jora Jobsを使ってました。
その中でもレストランだったらオンラインで求人を見つけたところにアプライしつつ、直接店に行ってさらにレジュメを渡すのもいいかと思います。中には断られるところもありますが、やはり印象付けることが面接の機会獲得につながると感じました。

・忍耐力大事
僕は仕事が見つかるまでに1カ月かかりました。これは他の人に比べると早くはなくとも中にはもっとかかる人も全然います。
仕事探しは運もありますし、粘り強くやり続けるしかないです。
けど本当につらいです。。。涙
僕は毎日炎天下の中、学校が終わったら手あたり次第よさそうな店を目指して歩き、平日はほぼ毎日レジュメ配りしてました。時には受け取ってすらもらえなかったり、たまにすごい話を聞いてくれたりで一喜一憂しがちですが結局返事がこず結構精神的にやられます。
けどやり続ける以外に道はないですし、やりながら改善点に気づくことも多々あります。失敗しないと学ばないので絶対に自分を採用してくれるところに巡り合えると信じてやり続けるのみです。

こんな感じで超絶簡単にまとめてみましたが、最後に書いた通り実際に仕事探しをする中で本当にいろんなことを学びます。
マネージャーはこんなことを見てるんだなとか、こういう人が採用されてるんだなとか、この時間帯は話聞いてくれやすいなとか、、、、
なので、続ければ続けるだけ成長するので、焦らず粘り強く続けることが本当に大事だなと痛感しました。

あとこれは面接のときのいいアピールポイントだなと思ったことなのですが、

「メモを取りながら聞くor質問事項をメモしておいてそれを出して質問する。」

は僕の経験上、すごく好印象で結局それが採用につながりました。

日本人からすると決して珍しくないことですが、やはり豪州にはあまりそういう人はいないらしく、面接のときにメモした質問事項に沿って質問したら、質問しない人も全然いるし、メモしてくる人を見たのは初めてだ、ちゃんと準備してきてくれたのを知れて嬉しいよ!って褒めてもらえました。

面接中にメモ見ながら、考えてきた文書を読むのはちょっと違うと思いますが、最後に質問の時間があると思うので、その時に「聞きたいことをメモしてきたから聞き忘れがないようにメモを見てもいいですか?」って感じでさりげなくアピールするのは結構個人的にはおすすめです。

そんな感じで皆さんそれぞれ色々な経験をされていると思うので、僕もその一つに少しでもなれればと思い共有させていただきました。

これからはこんな感じで経験したことを共有していく機会も増やしていいけたらなと思います。

それではまた!


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