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生後5ヶ月ベビーと新幹線で行く京都9泊10日の旅

あけましておめでとうございます。
最近、仕事が忙しすぎて書きたいことばかりあっても全く更新できていなかったのですが、ようやく新年1本目です。

年末年始に娘を連れての初めての京都帰省をしてきました。
初めての新幹線、初めての帰省ということもあり、色々と夫婦2人の時とは勝手が違った点が多かったので、それらについて書きつつ、年末年始の京都の思い出について書いていきたいと思います。

新幹線 vs 車

最初は荷物の量や乗り換え不要な手軽さから車で帰る気満々でした。料金も大人2人だと東京から京都で5万円ほどかかりますが、車だと3万くらいに抑えることができます。ただ、10日間も滞在するとなると京都での駐車場代が結構かかるなと思い、最終的に新幹線で帰ることにしました。
結論から言うと、車にしておけばよかったなと思いましたが、娘にとっては初めての新幹線だったのでそれが経験できたので初回に限ってはよかったなと思います。

年末年始の新幹線予約

年末年始の間は東海道新幹線は全席指定席でした。夫婦2人であればどこの席でもいいし、ちょっとリッチにグリーン車を使うこともあるのですが、調べたところA型ベビーカーがある場合は、一番後ろの席の特大荷物スペース付きの席がおすすめということでした。事前予約開始時にすぐにそこを予約しようとして、全然取れなかったのですが、帰省日を少し早めることでなんとか取ることができました。
2人がけのDE列の特大荷物スペース付きがおすすめだと思います。cybexのメリオカーボンを使っているのですが、何もしなくてもすっぽりとスペースに収まってくれてすごく楽でした。

特大荷物スペースに収まる娘ちゃん

事前に荷物を郵送

ベビーカーを運びつつ9泊10日用の荷物を運ぶのは相当大変だと思ったので、帰省前日に事前に服や娘の寝具(ドッカトット デラックス)などを京都の実家に郵送しました。が、これが地味に5000円して、東京に戻る時も 4500円くらいしたので、車のほうが良かったかなと思います。

実家で用意しておいてもらったもの

まず帰省中のオムツ(1パック)や、ベビーソープはあらかじめ買っておいてもらいました。また、新幹線で帰ることにしたのでチャイルドシートをどうしようかと考えて、全国の警察署から借りることができることなども知ったのですが、結局両親がAmazonで買って用意してくれました。「実家に帰ってきた時はこれから何年も使うんだから」と言ってくれてましたが、次からは車で帰ろうと思っていたので複雑な気持ちでした。

いざ新幹線で帰省

毎度ですがベビーカーを連れていると基本的にエレベーターの移動になるので、駅構内での移動が想定の2, 3倍かかるなんてことはざらです。新幹線の駅や年末年始は大きな荷物を持っている人も多くてエレベーターが混み合うのでかなり余裕を持って家を出ました。
新幹線の駅構内には授乳用のスペースがあり、そこで新幹線に乗る前に授乳をしておきました。新幹線内で泣き喚かれるのを防ぐために…。
特大荷物スペースのために最終に近い新幹線になったので、娘ははじめての夜更かしになりましたが、機嫌が悪くなることもなく初めて乗る新幹線からの景色に目をキラキラさせていました。
新幹線の中のトイレにはあまり大きくはないもののオムツ替えシートもあり、そこでオムツを変えることもできました。
なんだかんだ仕事終わりにPCなどが入った重いリュック背負って、ベビーカー押して移動し、新幹線で娘の機嫌を取り続けるのは大変でした。
私の家は京都駅から電車で10分くらいのところなのですが、母が車で迎えに来てくれてそれでもだいぶ助かったと思うくらいには疲弊していました。

京都の実家にて

私の両親や祖母は、孫(ひ孫)が家に来てくれて大喜びで、それを見ただけでも帰省してよかったなと思いました。普段は私と妻の2人しか周りにおらず、私が仕事中は妻としか接しない娘ですが、多くの大人に囲まれて最初は若干の戸惑いの表情を浮かべていましたが、すぐに慣れたようでした。いろんな人があの手この手で機嫌を取ろうとしてくるので、いつもより刺激が多くて、表情もより豊かになったように感じました。

お礼参り

妊娠中に安産祈願にいった神社にお礼参りに行きました。まず 12月30日に平安神宮と岡崎神社にいきました。岡崎神社はうさぎがテーマの安産祈願の神社なのですが、娘はちょうどうさぎ年で、うさぎ年の間に娘を連れてお礼参りに行くことができてよかったです。

平安神宮は両親が結婚式をあげた思い出深い場所で、天気も良くて娘もずっと笑顔でした。

初京都を満喫する娘ちゃん

その後 年明けの1月3日に、嵐山の野宮神社と、金閣寺の近くにあるわら天神にお礼参りにいきました。野宮神社は会社の前の部長さんが、妻が妊娠中に安産祈願のお守りを買ってきてくださったので、私ははじめてのお参りでした。高校生ぶりに嵐山の竹林の道なども娘と歩くことができ楽しい時間でした。

嵐山の竹林

京都での日々

京都や兵庫に住んでいる友達の家にお邪魔させていただき、その友達の家庭に新しく誕生したベビーとふれあいました。京都の友達の家が京都市役所前だったので、帰りに河原町や三条大橋、鴨川などをベビーカーに乗った娘と妻と3人で歩いていたのですが、学生時代に青春を謳歌した街を、家族3人で歩くのは非常に感慨深いものがありました。

実家では、親戚の子どもたちが遊びにきて5歳と8歳の男の子と遊びましたが、そのパワーに驚きでした。もう常に動き回って、ものすごいエネルギーでした。男の子2人の育児してるの本当に尊敬しかなかったです。8歳の男の子にはスマブラでフルボッコにされました。スプラトゥーンだったなら….。
5歳の子も8歳の子も娘に興味深々で、優しく接してくれていたのが尊かったです。

年末には芸能界で女優として頑張っている幼馴染が実家に来てくれて、一緒に御飯を食べました。産まれたばかりから保育園の頃までのアルバムを見ながら、思い出話に花が咲きました。小さい頃の自分と娘が本当によく似ていて自分でも驚きでした。こんな小さかった自分が、今では人の親なんだと思うと不思議な気持ちでした。

京都に帰ると必ず友達と行く場所が3つあって、2つはラーメン屋で1つは温泉です。
ラーメンは「天下一品 総本店」と「紫蔵」です。天一の総本店は、他の店とは別格の美味しさで天一は基本総本店でしか食べないので京都にきた時は必ず食べています。毎年大晦日に友達と行くのが恒例行事になっていて、今年は娘も参加して5人で行ってきました。
テーブル席は4人席と荷物置き用?の2つの椅子が壁側にあるのでそこの椅子を逆向きにして背もたれと壁で娘を囲むようにして寝かせることで、スムーズに食べることができました。やはり本当に美味しい。

天下一品総本店限定 牛すじラーメンこってり

「紫蔵」は家系ラーメンなんですが、高校生の頃から通っている名店です。京都人の口に合うように調整されていて、私からすると東京・横浜の家系ラーメンに比べて圧倒的に美味しいんですよね。年末年始は休業されていることが多くて、今年は1月7日から営業開始とのことだったので、1月7日の開店20分前から友達と並ぼうと思ったら1番でした。15分前になると結構な列になってきたので、ナイス判断でした。なので 2024年一杯目の紫蔵のラーメンを食べることができました。

温泉は「嵯峨野温泉 天山の湯」によく行きます。大学3年生の頃は週3で行くこともあったレベルのヘビーユーザで車でも40分くらいかかるんですが、なぜかよくいきます。大晦日に行こうとしたら男湯は込みすぎていて入場規制がかかっており断念…。かわりに桂川にある「仁左衛門の湯」に行きました。天山の湯は年明けにリベンジしました。温泉が目的ってわけでもなく、友達ともう何度もしてるような思い出話をする時間が楽しいんですよね。でも今年はなんかずっと投資やお金の運用の話をしていて、年をとったなと思いました。

年明けに、母校の高校でコロナ明けで4年ぶりに部活の集まりがあるということなので、社会人になってから初めて顔を出しました。なんか高校がさらに進化していて体育館(もはやアリーナって名前でしたが)が超きれいになっていてびっくりしました。先輩が奥さんや子供を連れてきていたり、後輩が妊娠していたりと嬉しさを感じました。そして娘と抱っこして歩く高校構内が非常にエモかったです。

後は大阪で友達と飲んだり、近所の神社に初詣に行ったりしました。普通京都に行ったら観光地を巡るものだと思うのですが、やはり地元となると行き慣れた場所や店に顔を出すばかりでした。今年はお礼参りのために神社を巡ったので、例年に比べたらだいぶ京都らしかったかもしれません。
ただやはり、何度も行き慣れた場所、道であっても娘と一緒にいるだけですごく新鮮かつ感慨深い気持ちになることができました。過去を思い返し、妻と出会い結婚することができ、そして辛いこともあったけど娘が産まれてきてくれたことに本当に心から感謝しました。

東京に戻る

10日もあったはずなのに一瞬で時はすぎて、気づけばすぐに東京に戻る日になりました。新幹線にかなり余裕がある時間に京都駅について、伊勢丹でお土産や晩ごはんのお弁当を買っていたのですが、気づけばいい時間で、そこからうまいエレベーターが見つからなかったり混んでたりで、超ギリギリでした。結局ベビーカーから娘をおろして、階段をダッシュしました。本当に時間に余裕を持って行動した方がいいですね…。
東京の家についてからも、2人だったらだらーんとしてられるのですが、娘をお風呂にいれて寝かしつけをしてってやらないといけないのは大変でもあり、愛おしい時間でした。

最後に

初めての娘をつれての帰省、最高に楽しかったです。10日感があっという間でした。コロナ禍が明けて例年よりも多くの人に会うことができてそれもすごくよかったです。
でも何より、両親や祖母の嬉しそうな顔や娘と接してる楽しそうな様子を見れたのが幸せでした。いざ自分に娘が産まれたからこそ実感する自分の親の大変さや愛の深さを実感します。たくさんの愛情を注いでもらったからこそ、今度はそれを自分の娘に注いでいこうと思わせてくれる両親、そして祖母の暖かさを改めて感じました。自分が会うためにも娘に会わせるためにも機会があれば、定期的に帰るようにしようと思いました。せっかく新車も買ったので頑張ろう。
次は3月に熱海に京都からと東京からで集まって家族旅行をすることになったので、それを楽しみにしようと思います。

お年玉を食べる娘ちゃん

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