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感謝と愛を表現すること〜10年前から続けている彩乃大感謝祭〜

10年前からずっと続けていること。
それは毎年、祖母を旅行に連れて行くことです。


きっかけは祖母が
「時之栖(静岡県御殿場市)のイルミネーションが観たいから
連れて行ってほしい」と
口にしたこと。


その時に
「せっかくだから旅行にしよう」と思い、
10年続いています。


せっかくなら他の家族も誘おう!と
母や妹2人、従姉妹も誘ってどんどん大所帯になってきました。

もちろん旅費は全部私持ちで。


名付けて…毎年恒例…

彩乃大感謝祭!!!


え、今笑った人いたよね?
また「こいつのネーミングセンス!」って思った?

静岡県下田市の白浜神社にて。赤が好きなおばあちゃん。「大事な日はいつも赤を着る」と言っていて、
だから感謝祭の時は毎年大体赤い服。それがまた嬉しい。


実は前回の旅行の帰り道。

散々温泉に浸かって、お料理を堪能して
楽しさを満喫しまくって
みんな車の後部座席で寝ていた時。


助手席のおばあちゃんが一言。

「毎年、この旅行を本当に楽しみにしているんだよ。
でも毎年、”来年は来られるかなぁ”と思いながら
参加しているんだよね。」


これを聞いて、何だか私もしんみりしました。



祖母は既に83歳で、足も悪いのです。
認知症はなくても元気だし、

私のBeauty Japanも一生懸命応援してくれています。


でも私と同じ白血病があって、今後発症する可能性だってある。


いつ何があってもおかしくない。


「こうやって旅行に来られるのも、
当たり前ではなくなってしまう時が
いつかは必ず来てしまう…」


そう思ったら、運転しながら涙が出そうで。


「そんなことない、来年も来ようよ。
絶対元気だよ、おばあちゃんは。」


そう答えるのが精一杯でした。


全員分の旅費・食費を合わせると
かなりの額が飛んでいくのですが、
それでも私が毎年続けている理由。

一緒に行った妹と甥っ子。白浜の海は美しいです。おばあちゃんは足が悪いので砂浜はお休み。



それは「感謝を伝えたいから」。


今ここに私がいることへの
「ありがとう」の気持ちを
このイベントで伝えたい。


いつか何かがあった時に
「もっとたくさん一緒に思い出を作ればよかった」と
後悔したくないから。


いつまでも一緒はありえない。

人はいつか必ず死んでしまうので、
「いつまでもずっと一緒」なんてことは
絶対にない。


家族なので、耳の痛い話をされることもある。

でも愛しているから。


一緒にいられるこの瞬間に、
きちんと私の感謝と愛を伝えたい。



でも普段はなかなか言葉にできなくて。


感謝していても毎日それを伝えるって
結構照れくさいですよね。



だから私にとっては旅行なんです。


この期間は
「楽しいね」「一緒に来られて嬉しいな」
「いつもありがとう」

恥ずかしくても頑張って何回も言います。


毎日は無理だから、この時だけ(笑)



家族への感謝の気持ちを
持っている人はたくさんいます。


でもその気持ちを言葉にしていますか?


言葉に出せないなら、
行動にきちんと表していますか?


いくら心の中で思っていたって、
それを相手に分かるように出さなければ、
相手には伝わらないので、

私はそれは「思っていないのと一緒」だと思う。


甥っ子もおばあちゃんが大好きなので、隙あらばおばあちゃんに抱っこしてもらいたがる。
おばあちゃんが腰をやったらまずいので、みんなで阻止するけど、やはり行きたいらしい(笑)
うちらが小さい時もこうだったから、三姉妹でばーちゃん取り合いだった(笑)


「いつか」は必ず来る。


その時に後悔しないくらい、
思い出をたくさん作っているだろうか。

気持ちを伝えているだろうか。


今、一緒に居られる。
話そうと思えば、話せる。

その瞬間にちゃんと伝えようと思うのです。

前回の大感謝祭。静岡県下田市のお宿にお泊まりして白浜神社にお参り。


Beauty Japanの時はチケットを4枚も買ってくれて、


今回のガイドブックも
「友達みんなに配るんだ」と
張り切っているおばあちゃん。


「これがうちの孫だよ、可愛いでしょ」
「うちの孫は本当に頑張り屋で…」
って友達に配りながら見せて言うんだ!
とニコニコしている。


おばあちゃん、恥ずかしいけど(笑)ありがとう。



東海大会でもらっためちゃくちゃ大きな花束。


これ、もらった瞬間に
「この花束はおばあちゃんにあげよう」って心に決めていました。


こんなに大きくて素敵な花束をもらうことなんて、
もう一生ない気がするから、
写真もたくさん撮りました。

東海大会後。おばあちゃんの前髪が素敵に立ち上がってて、ティアラが完全に隠れてる(笑)



私が会社を勝手に辞めて
タロットセラピストになった時、


両親はガチギレして泣いていました。


でもその数日後に
おばあちゃんに勇気を出して話したら、


「あ、そうなの〜🎶」
「次は何の仕事するの?」
「彩乃がやりたいことやってるなら何でもいいよ」
「今日も顔を見せに来てくれてありがとう」



大企業の総合職としてバリバリ働いている
自慢の孫ではなくなった私に対して、

おばあちゃんは意外にもケロッとしていました。



あぁ、私が伝えにくかった事実も、
おばあちゃんには関係ないんだ。


「私」という存在そのものを愛してくれる。


何も持っていなくても。
何者でもなくても。


それを肌で感じました。



出来れば、いつまでも元気で居てほしいし、
足が悪くても色々な場所に出かけたいし、


「いつか」が来るその時まで、
自分にできることを精一杯やるだけだ。



応援してくれるおばあちゃんのために
「日本一」の称号をとって見せる。


嬉しそうに
「ガイドブックを友達に配る!」
と言ってるおばあちゃん。


東海大会の時の
私のスピーチ映像のYouTubeも、
スマホを使って、
一生懸命お友達に見せていました。

(ちなみにYouTubeの使い方は私が教えた。笑)


きっとおばあちゃんは、
私が何の賞も取れなくても
「頑張ったね」って
言ってくれると思うんです。



でも、私が本当に総合グランプリを取ったら、
今度は友達に

「うちの孫がこの間の本に載ってたコンテストで、
日本一になってね!」

と電話をかけたりするだろうな。


その姿を見たいから、やっぱりやるんだ。
これが私の「本気のBJ」。


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