好きな花のいろ

花の色はだいたい好きだ。

色鮮やかで、美しくて。


これが自然から生まれたものかと思うと、たとえそれが黒だとしてもどこか愛おしく感じてしまう。


ある日の仕事からの帰り道。


偶然通りかかったお家の庭に咲いていた花の色に目を奪われた。


どんな色だったかというと、写真で見てもらうのが一番のはず。

でも、見知らぬ方のお家を無断で撮るわけにもいかない。

ということで、自分が今まで撮った花の写真から近い色を探すことに。


そして、一番近い色を見つけた。

残念ながら、上手くは撮れていないのだが、この花はアヤメ。

目を奪われた色の花はアヤメではなかったのだが、色としては最も近い。


実際の色はこの色をもう少し濃くしたものと思っていただければありがたい。


花の色はだいたい好きだが、とりわけ好きなのはこの菖蒲色かもしれない。


まるで夜から朝に向かう空を思わせるような幻想的な色でもあり、

ある時代は高貴な位の者しか身に纏えなかった紫色のような上品さもある。


とりわけ好きな花のいろ、菖蒲色。


どんな花でも構わないので、いつか自分の手で育ててみたくなった。



今回は、備忘録のようなnote。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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