【食の話】忍者メシ・兵糧丸を作った話
聞いてください。
深夜に突然、天啓を得たのです。
「兵糧丸をつくりなさい」
兵糧丸(ひょうろうがん)…
皆様もご存知かと思います。
戦国時代〜江戸時代を生きる忍者の携帯食です。
流派によって材料や製造方法が異なり、家によっては門外不出とのこと。
そんなに大切に守られてきたのに、イチ会社員の私がつくってもいいのだろうか…迷いましたが、
食べたいからつくるわ!
…ということで、深夜2時、開いているローソン100でまかなえるレシピを探し挑戦しました。
そば粉、すりごま、きな粉、白玉粉、小麦粉、砂糖などを用意。
適量をボウルにいれ、混ぜます。
(本当に思いたっての行動なので、写真が雑なのが無念です)
水を入れ、一口サイズに形成。
あとは蒸すだけとお手軽です。
それもそうですよね。
忍者達はピクニックに行くわけではありません。任務にいくのです。
栄養や効率重視の料理過程から、古の忍者に想いを馳せることが出来ました。
きなこをまぶし、完成です。
喫食いたしましょう。
すごい…
なんかすごいカロリー高い…!!
というのが、最初の感想です。
パサパサではありません。
ごまときなこが香り、素朴な和菓子のようで美味しいです。
みちっと詰まった粉たちが、即座にエネルギーとなり、身体の隅々にまで行き渡ろうとするのが分かります。
さすが忍者メシ、1~2粒で満足してしまいます。
残りは会社に持って行きランチにしようかと思いましたが、「根暗な先輩が昼にいきなり兵糧丸食い出してワロタ」というスレが5ちゃんねるにたつ気がして辞めました。
とても楽しかったですし、
先人の知恵とはなんて素晴らしいのかと感動した朝の5時です。寝ます。