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誹謗中傷されて名前を捨てた話

SNSで誹謗中傷されて裁判をおこしたり、自分を害してしまったり、日常に物騒さが潜む世の中になって久しい。

それは、某掲示板サイトが流行しはじめた頃から始まったものであり、すでに20年以上経過しているので久しいという言葉が適切なのではないかなと思う。

私もみなさんと同じようにいろんなSNSを使っている。Twitter、Instagram、Threads、Bluesky、マストドン。
noteもそうなのかな。

表題についてはTwitter、現Xにて起こったことである。
これは自分の自己紹介と反省、教訓のシェアの意味を兼ねて書いている。
あの事件が自分にどのように起きて、そしてどんなことをもたらし今どんな気持ちなのか、記しておこう。

私は某スポーツリーグをよく観戦していて、SNS上でも感想を呟いたり、批判的な意見も投稿していた。

人ってさ、悪い方だけを取り上げるんだよね。
全体でみれば、私は良いことの方を多く書いている。
が良いことに対してはあまり過剰に反応しない。が、悪いことに対しては、ほれみたことか!とあげつらい、攻撃してくる世の中だ。

私は、人の運命をみるような稼業を一時期、副業的にやっていたこともあり、その源氏名でSNSをしていた。ただ、文章を書くのは好きだったけど、その仕事自体、あんまり向いていないなーと思い、4年ほど前には引退して、そのアカウントはその名残で使っていた。

そのスポーツリーグとの関わりは3年ほどになるが、もうそろそろ、私は離れようと思ったのが、昨年。
けど、いろんな事情があり、ずるずる今年も関わってしまっていた。しかし、ほんと、いろいろ疲れることが続き(人間関係やそのリーグの仕組み自体)、5月末で離れようと思っていた矢先に、誹謗中傷事件が発生した。

反省としては愚痴が多かったんですよね、あの数日。あと批判的な意見も。なんで、自分が引き寄せたことでもあるだろうなと思っているし、5月末でスパッと切れるような強制リセットがちょうど起きたんだと思う。

5月14日0時過ぎ。いきなりクソリプがきた。
なにげなく呟いた愚痴にたいして知らないアカウントからのリプ。
アイコンをみると私が何かイベントに参加した時に、その主催がSNSに載せた集合写真を切り取られたものを使われている。
(こういう事件があると、参加者にいつこういう被害がおきてもおかしくないなという恐怖感を与えるよね)
しかも、今よりもかなり太っていてあまり晒されたくないものだ。
その集合写真については、たくさん人が写っていて、身バレすることはないだろうからと承諾していたので、あ、これ、関係者か知り合いだなと思った。

しかし、ああいう悪意というのは身体に悪い。わざわざリプかましてくるということは相当の悪意。
普通はそこまでしない。私が悪口書く時は相手の名前は絶対かかないし、リプもしない(悪口は本当はいけませんよー)。

が、使われたくないであろう写真を使ってきて、しかもアカウント名が〇〇荒らしという汚名をきせている。相当、悪質である。

しかも、「お前がYoutubeのコメントやチャットで荒らしをやっているのは知っているからね」というリプ。

なんのこと?と思った。たしかにコメントやチャットを入れることはあるが、批判的なことはそこには書いていない。アカウント名はXとは同じものを使っている。隠す必要がないことしか書いてない。

しかし、その被疑者(もうここからは被疑者と呼ぶことにする、名誉毀損、脅迫罪の構成要件に該当する可能性たかいし、違法性、有責であると素人でも判断できる状況。告訴しようと思えばいくらでも告訴できる案件だと思う。勝てるかどうか別として)は、自分が何者であるかを隠し、わざわざ、誹謗中傷用のアカウントを作って攻撃したのである。

私は恨みを買っているんだろう。
そう思った。すかさず、その二つのリプから犯人像をわりだしたが、なにぶん、サンプルがすくない。

ひとまず、通報した。
まずは、なりすまし。
それから攻撃的な投稿。

なりすましの場合、身分証明を送ってくれとXSupportから連絡がきて、私は免許証のPDFを送った。

そして、勝手に私の写真を使われて、あることないこと書かれている旨を伝えた。

が、次の日、そのアカウントは自分の存在をアピールするように、他のアカウントをリツイートしており、行動が少しずつエスカレートしていた。

あぁ、、これはまずいかもな。この際、このアカウントには何の未練もないし、ここで切れる縁があってもいいなと思いアカウントを削除する準備を始めた。源氏名もこれでお役目御免ということで終わりにしようと。

XSupportからは、「Xのルールに違反しないと判断しました」とメールが来ていた。あぁ、さすが、誹謗中傷の巣窟、X(Twitter)。人権侵害に甘いだけある。と思い一旦諦めたのだ。

そして、たまたま別件でやりとりしていた、そのリーグの会社担当者にこういう被害をうけていて、もしかしたら、ご迷惑をおかけするかもしれないと伝えた。そしてアカウントを削除することも。

担当者からは、かなりショックをうけた。なんとか解決するといいですねというお悔やみの言葉をいただいた。

この時点で私は完全に諦めていた。それが5月14日の22時頃。アカウントは削除した。

悪意ある誹謗中傷アカウントは私のアカウントを探して違うアカウントで内容を見ているらしい。
そしてとうとう
「○リーグのYoutubeを荒らしまくってる某チームの害悪ファン山田花子(私のなまえ)はどこいった?」
と呟いた。

探しているなと思ったがその夜はもう疲れすぎていて(仕事もしてるしね)、そのまま寝た。

翌朝、5月15日9時。嫌な気持ちで起床。
いや、やっぱ、ダメだわ。放置しておくの。これ、自分で自分を守んないとだめじゃね?と思って、アカウントを復活させ、報告をつづけた。他の人にも通報を依頼する引用RTを投げた。
そして某リーグにも、あなた方のファンに誹謗中傷されています、通報お願いしますと@ツイートで連絡した。

で、XSupportからきていたメールに反論の返信をした。
それが以下内容である。

かなり怒っている


さらに追記して怒っている

私は、結構、怒り慣れている人だと思う。笑いながら怒ることもスキルとしてできるようになった。そんなもの慣れるのか?と思われるかもしれないが、世の中、怒ったり戦うのが仕事の人って割といますよね。弁護士や警察、軍隊でなくても。日常の仕事の中で譲れないものを背負っている人はたくさんいて、その中で、顧客の権利や自分、自分のプロジェクトメンバーの権利を守るために、戦わざるをえないことはたくさんあるのである。

私はそういう人生を歩いている。。。なので、普段は温厚でもいざとなったら反射的に戦えるだけの経験を積んできている、残念ながら。
守られる立場ではなく、守る立場なんだよね。。人生全般が。

好きで戦っているわけでないが、言わなあかんねんっていう立場なんだよね。なので、勝てなくても主張はする人なのだ。どんなに分が悪くても。

アカウントはめざとく私を監視していて
復活しやがったな、荒らし野郎と呟いている、私の使われたくない写真で。

さらに報告を追加である。
そして、そいつのツイートのインプレッション数をみるとかなり見られている。その見てくれている人たちが私の引用RTを見て通報してくれていることを願うばかり。

私はその時、大体フォロワーが1200人くらいいて。けど、日常付き合いがあるのは数人程度。心配してくれてるのは3、4人なのはわかった。
その人たちは通報してくれたらしい。

5月15日昼過ぎ。該当アカウントの凍結の連絡がきた。


削除すれば復活するのかという甘さ

たしかに凍結されており、アイコンも見えなくなっている。
が、こういうことをやる人はまた何度でもやるだろう。
しかし、一応は勝利したし、自分で自分のことを守れた。

私はお礼とアカウントを削除をすることを報告し、その日の夜まで公開し、該当アカウントが凍結のままであることを確認してから、アカウントを削除した。
そのお礼に反応したのは3人ほど。
今後もつながりがある方っていうのは、私にとってはその人数なのだ。

が大多数は、気づいていないか、何も反応はない。
そのくらいの方が後腐れなく疎遠になれる。また縁があれば挨拶くらいはするだろうし。もう会うこともない人もいるだろう。

こうして、私の短い誹謗中傷に対する戦いと8年くらい使っていたアカウントと源氏名を捨てる行為は一気に完了した。

名は体を表すものではない。
名は身代わりになるもので。
自分の身が危うくなったら、捨てればいい。けど、大体においては名を捨てれず、苦しんでいる。
今回、あの源氏名は私の業を引き受けて死んでいったのだと思う。人の業を背負う稼業を始める際に同業の先輩の方から、源氏名を使うことを薦められた。それは、名が背負ってくれて、いざとなれば、名をすてれば身を守れるからである。なので実名しかない人は大変だと思う。。


そして私の実体は、今のところは問題なく健やかで、こうやって文章を冷静に書いている。薔薇の話は、こんな誹謗中傷を受けている時に、そのストレスを軽減するために書いた話なのである。

また、あのユーザーが別のアカウントを作って誹謗中傷をしているかもしれないが、あの源氏名はもう死んでいる。
そして私の本体を探り当ててきたのなら、それはもう確実に警察案件である。

今回、あの人物についてはいくつか分析ポイントがあった。
まず、悪口について。
あの写真を使ってきたということは、私の容姿を馬鹿にしてそれを晒されることが弱点であろうとそいつが考えたのであろう。
つまり、それはそいつが嫌がることなのである。
悪口というのは、基本、相手を傷つけて言ってやろうなのだが、なにぶん、頭が悪いため、自分の範疇をでられない。つまり、これを言えば傷つくだろうという想定は、それってあなたの感想ですよねの延長線で、その人が傷つく言葉なのである。

ふむ。容姿にこだわりがあるか、コンプレックスがある人。

で、最初の段階では女かなと思っていた。一人思いつく文体を書く人がいた。

が翌日の決め手となった投稿の文体をみて、あ、これ男だなと思った。

女ではない。たしかにこいつ、プロフィールには絵文字を使っているが、文章にはまったく絵文字を使っていないのだ。あと、文末。
それから、野郎という言葉。これは男性が使うことばである。口の悪い私でもなかなかに使わない。

それから、自分のアカウントを使わないで虚偽アカウントを作ったことから、バレるとまずい人物である。卑怯者でしかない。他に本アカウントをもっている。でこういう投稿をするのは、怖さ知らずで目立ちたがりだ。バレないと思っている浅慮で社会的立場もない。

あと、謎なのは、やっていないことを書き連ねている点だ。
私が主に批判的な意見を書いていたのはXなのだが。
もしかしたら、こいつは何にもわかっていないのかもしれない。頼まれている可能性もある。

つまり総合すると
・私と知り合いか関係者
・見た目を気にする
・男
・公にばれるとまずいが社会的立場は低めな可能性が高い
・実は目立ちたがりや
・誰かにたのまれてやっている可能性

というところまで犯人像は浮かび上がった。

私を攻撃したいのなら、なにかの問題発言を通報すればいいと思うのだが、具体的な発言に対する晒しはなく、私の言動は通報してもルール違反にはならない。
が、私が関わることをやめさせたくて、いづらくするためにやったことなんだろう。かなりの憎しみをもって。

うーん、、、いなくなるつもりだったので。あと少し待ってもらえればね
というのと、憎しみに関してはこれは、やはり、身の危険を感じる。
現に危害を加えかねないのである。
怖いです、という表明をすることがまずは脅迫罪成立への第一歩なのでここで表明しておこう
「怖いです」

以上、総合するに、犯人は純粋にファンなのかというと、純粋なファンというより、私がいることが気に食わなく、盲目的な選手のファンである可能性が高い。
そして、そんなファンがいるようなところ、危なくて近寄れないので、リーグ全体にとってかなりマイナスである。

自分の意見に反する人を言葉の暴力で黙らせる、それが誹謗中傷や名誉毀損、脅迫。
そういうことをやる人が「リスペクトがないやつが見にくるんじゃねーよwww」とクソリプしてくる自己矛盾。分析に付け加えるとすれば、メタ認知が弱い人である。
がそういう人たちが、SNSでの誹謗中傷、デマの拡散をやることを身をもって再認識できた。

さて、この事件後、私が何をしたかというと。
この源氏名の全てからの抹消である。今となっては、この名はもうこの世には存在しないことになった。私のあらゆる業をひきうけてくれたのだ。

この件を友人(占い師)に話していたのだが、すごい切り替わり方するね・・・と。
実は、もろもろ、切り替えていこうと思っていることを数日前に話していた矢先に起きたことだったので、これは切り替えをスムーズに後押ししてくれている神様の存在がいるなと。

そして、今、私は自分の思いをnoteに書き連ねていく環境へ完全に移行している。
そう、こうやって、文章を推敲しながら読んでもらえる記事を書いていく方が建設的なのである。

もろもろ、ショッキングではあったし、精神的に負担は大きかったが自分にとっては、また一つ、解決した経験が増えただけだった。

うん。トラブルはいつも自分で解決してるんだよね。子供のころから。助けてほしいなって思うけど、助けてもらえないwww
そうなの、自分で対峙して考えて解決してるんだよね、すべて。
就職、転勤、転職、離婚も病気も今の仕事でのトラブルも人間関係もすべて。
その時に、「こういうことがあってさ」って話せる友も何人かいる。

今回の教訓、SNSで批判的なことは言わない(基本的なことだよね、今更だよ)。
日本では、自分に与えられるすべてを許容し、ひどいことをされてもありがたがらないと生きていけないのだ。なので、私には向いてない。

なんで私、日本人なのかいまだによくわからないが、その中でマイノリティーの私は擬態しなければいけないことがたくさんある。
自分の特性を活かして仕事しているが、プライベートではそれは使わないことを意識してきたのだが、やはり、どうしても出てしまうので、SNSはできるだけ使わない。言いたいことがあれば、こうやって丁寧に文章にまとめるべきなのだ。

世の中、怖いので(とっくに知っていると思いますが)、みなさん、ほんと気をつけましょうね。
私も気をつけます。

それでは、また〜。次は楽しいお話を書く予定です。
またお付き合いしていただけたら嬉しいです!


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