前髪を切ったから

前髪を切った。

良好な視界に、なんだか少し気分が上がる。

その日の髪型がうまくきまらないとなんだかテンションが下がるタイプのわたし。特に前髪に関しては最重要ポジションだと思っていて。
少し伸びてくるとすぐに気になっちゃうもんだから、こまめに自分で切りそろえていたのだけど、担当いただいているスタイリストさんに「前髪は一番自分の印象付ける大事な部分だから、前髪こそ自分で切るんじゃなくてプロに任せた方がいいよ」って言われて以来、自分でハサミを入れることはなくなった。

サロンに行く時間がなかなかとれなくて、伸びてきたわたしの前髪。気がつけば目が隠れるくらいになっていて。
前髪を伸ばそうとしたことのある人なら、絶対わかってもらえると思うんだけど、あの中途半端な長さの前髪ほど、うずうずするものはないと思う。毎朝がんばって巻いてみてもどうにもならない長さ。仕事しているとだんだん目にかかってきて、視界にちらつく髪の毛に集中力も削がれてしまう。

しかも、わたし、前髪が中途半端に伸びてきたぐらいが自分史上一番ブスだと思っていて（笑）だから、本当に耐えられなくて、最近とてもブルーでした（笑）

そんな前髪をようやく！ようやく切ってもらったのです！

いつものサロンの予約がとれなくて、でもどうしても前髪は切りたくて。だから、前髪カットだけ、近所の美容院にお願いして。

切ってもらった瞬間から、良好な視界にもうるんるんしてしまって。

前髪、本当に大事。

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今朝から視界が良好なもんだから、なんだかいつもよりちょっとやる気になっていて、朝からサンドイッチなんかを作ってみた。

お気に入りのミッキーの巾着に入れて職場に持っていく、わたしのお昼ご飯。いつもよりもちょっと手をかけて作ったサンドイッチの具。絶対美味しいっていう確信があったから、お昼の時間が来るのが楽しみで。

せっかくのサンドイッチだから、なんだかピクニックがしたい気分になって、午前中の商談を終えた後、近くの公園を思わず探してしまった（笑）

良い感じのベンチでサンドイッチを頬張る。やっぱりおいしいなあ、なんて思いながら、なんとも言えない充実感を感じてた。

ずっと社内でパソコンとにらめっこするのも良いけど、わたしは仕事中でもどんどん外に出ていきたいなあ。1日中オフィスにいるなんて、息が詰まってしんどくなっちゃう。
営業なんだし、もっとアポ取って外出しよう。
働き方、その日の動き方なんて、自分で好きなように決めてしまえばいいんだから、自分が楽しく働けるように自分のスケジュールはコントロールしよう。

帰社しようと思って向かった先には、2両編成のワンマンカーしか通らないこじんまりとした駅のホーム。
大都会東京にもこんな小さな駅があるんだなって思いながら、なんだか懐かしい気持ちになった。
青春18きっぷで行く旅の途中にある駅って、いつもこんな感じだよなあと思って。

電車に揺られながらふとSlackを見てみると、伊佐さんがこんなことを言っていた。

「家から出たら旅！！近所も旅！！」

そうかあ。旅なのかあ。

家から一歩外に出ることを全て旅だとするなら、仕事に行く日常も旅だし、ちょっとしたお買い物も旅。

毎日が旅なんだと思ったら、なんか、ちょっと、楽しそう。

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起きる出来事を全部前向きにポジティブに考えられたのは、きっと前髪を切ったから。

今日も、お疲れ様でした。

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