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【詩】誕生日

誕生日

蝋燭の炎の向こう
温かい橙色が照らす優しい笑顔たち

私がこの世に生を受け
今ここで生きていることを
心から喜び祝ってくれる家族が
いつもそばにいてくれる

私の全てが愛で肯定され
受け入れられている
私自身にさえ
信頼が永遠の真ん中に横たわり
安心の泉に浮かぶ

胸が熱く満たされ涙が溢れる
値するものとして
私はいったい何が捧げられるだろう


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誕生日のありがとう
~世界で一番大好きな子供たちへ

あなたたちと出会ってから    
安心して生きられるようになった
私がこの世に生まれた日を
心から祝ってくれる人がいるって
ちゃんと信じられるから
特にイベントのない普通の日でも
いつも温かい愛の魔法で
胸の奥が包まれてる

誕生日のお祝いは
私を肯定してくれること
大切にしてくれること
存在を喜んでくれること
リスペクトしてくれること
何より愛してくれること
目を閉じればあなたたちの笑顔が
橙色に輝いてる

子供の頃は毎年怖かった
私にとってすごく大事な誕生日が
また忘れられるんじゃないかって
誰も祝ってくれないんじゃないかって
自分から要求することもできなかった
何も言わなくても祝って欲しかったから

なのにいつも忘れられた 
忙しいんだからしょうがないだろうって
自分が全否定された気がして
悲しくて寂しくて辛くて切なくて
雑な扱いが惨めで誰にも相談できず
苦し過ぎてどうにかなりそうでも
耐えるしかなかった

でも
もうそんな心配はいらない
あなたたちがいてくれる
それだけで世界の全てが変わった
私はなんて幸せなんだろうと思えるようになった

ありがとう
いつも側にいてくれて
優しさと思いやりをくれて

次はあなたたちのお誕生日
今年はどんな風にお祝いしようかって
今からいろいろ考えてる
その時間も楽しみ
喜ぶ顔を見るのはもっと楽しみ

あなたたちのお誕生日
本当に幸せなイベント
忘れられるわけがない
あなたたちに悲しい思いをさせたりも
絶対にしない
そう肝に銘じることができたから
私の辛くて悲しかった日々も
意味があったのかも知れないって
今なら思える 
ありがとう

これからも
ずっと毎年もっともっと
お互いの誕生日をお祝いしていこうね
ありがとう
ありがとう


2024年1月18日


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