Manbow AT

東京郊外の出身で今は23区内住まい。イタリア好き、新しい物好き。身体を動かすことは嫌い…

Manbow AT

東京郊外の出身で今は23区内住まい。イタリア好き、新しい物好き。身体を動かすことは嫌いじゃないけれど、ド級の運動音痴。会社員生活が長くなりましたが現在は次の仕事を見つけるまでの休息期間中。

マガジン

  • イタリア映画祭 2024

    イタリア映画祭 2024 で鑑賞した作品についての記事をまとめています。

  • 片側顔面痙攣(けいれん)治療の記録

    2022年6月ごろ発症した片側顔面痙攣の治療記です。顔面麻痺よりも数が少ないらしく、私自身がこの症例の方の記事などを参考にしたため私のケースについて記録しています。

  • 片側顔面痙攣(けいれん) 入院日記

    「治療の記録」のマガジンに入っている記事のうち「入院日記」だけを集めたものです。

最近の記事

  • 固定された記事

自分のこと

自分のことを紹介するのはあまり得意ではないです。写真でも自撮りは超苦手。とはいえnoteを始めるにあたって簡単に自己紹介します。 現在は転職活動のハザマです。前の会社を辞めて次を探しているところ。IT業界で長くマーケティングの仕事を担当してきたので、またその分野で仕事ができると良いなと思っています。 プロフィール欄にも記入しましたが、イタリア好きで新しい物好き。イタリアは新しいものというよりも旧いものを大切に守り育てる文化なのでちょっと矛盾している気もしますが自分の中では

    • 赤いオレンジジュースが好きすぎる

      ブラッドオレンジジュース。 って呼ばれる、赤いオレンジジュースです。イタリア語では Spremuta(もしくは Succo) di Arancia Rossa。 最初にこれに出会ったのは、アリタリアの機内だったか、語学留学時のスーパーマーケットだったか、正確には覚えていません。 「へぇ、赤いんだ。ルビーグレープフルーツとは違うのね」 と見た目でまず反応をしたはず。 飲んでみて、味わいの違いにびっくり。深い。「オレンジ色」のオレンジジュースよりも酸味を感じるものの、い

      • イタリア映画祭 2024 アモーレの最後の夜 (原題:L'ultima notte di Amore)

        ピエルフランチェスコ・ファヴィーノの主演作。 「人生の最初の日」とどちらを1位にするか迷いましたが僅差で2位。 クライムサスペンス。まぁ残酷なシーンも、あります。 でも終わってみると残酷なシーンの印象は薄れていました。 ドキドキ感はずっとあります。え、どうなるの、どうするの?それ大丈夫?みたいに感情を揺さぶられます。 ポスターで見ると、ファヴィーノが演じている役が「悪い人」「怖い人」なのかな、という雰囲気ですが、善人です。 で、あるがゆえに、葛藤があったり、危険な状

        • イタリア映画祭 2024 人生の最初の日 (原題:Il primo giorno della mia vita)

          当初、こちらに書いたように劇場ではなくオンラインで視聴する予定だった作品です。ちょっと予定が変更になって劇場で観ました。 トニ・セルヴィッロ、ヴァレリオ・マスタンドレア、マルゲリータ・ブイという名優ぞろい。マスタンドレアとブイは今回の映画祭で別の作品にも出ていますね。 一言で言うと、イタリア映画祭でここまで観た作品の中で一番良かったです。オンライン視聴じゃなくて劇場で観ることにして良かった! コメディではないです。でも笑えるところもあり、味わい深く面白い作品です。ひとり

        • 固定された記事

        自分のこと

        • 赤いオレンジジュースが好きすぎる

        • イタリア映画祭 2024 アモーレの最後の夜 (原題:L'ultima notte di Amore)

        • イタリア映画祭 2024 人生の最初の日 (原題:Il primo giorno della mia vita)

        マガジン

        • イタリア映画祭 2024
          6本
        • 片側顔面痙攣(けいれん)治療の記録
          26本
        • 片側顔面痙攣(けいれん) 入院日記
          15本

        記事

          イタリア映画祭 2024 ヴォラーレ (原題:Volare)

          マルゲリータ・ブイが初監督して主演している作品。事前にはっきりと「コメディ」と紹介されていたのはこちらだけだったので楽しみにしていました。 ベテランのマルゲリータ・ブイ主演ということで、安定感は半端ない。 ですが… うーん、終わってみてちょっと物足りなさが残りました。 国際俳優になりたい彼女を含む「飛行機恐怖症」の人たちが、航空会社が主催する恐怖症克服の2日間コースに参加します。人種も職業も違う人たちが集まるということで色々起きるのですが、なんだかあまりストーリーに入

          イタリア映画祭 2024 ヴォラーレ (原題:Volare)

          イタリア映画祭 2024 別の世界 (原題:Un mondo a parte)

          アントニオ・アルバネーゼ主演のコメディ…なのかな。思ったほどコメディ一色ではなかったです。 相手役の ヴィルジニア・ラッファエーレは、つい先日観た "Tre di Troppo" の妻(お母さん)役の俳優。 コメディなのですが、社会問題もまじめに扱っていて、ただのコメディとは感じませんでした。 アルバネーゼは、やっぱり味のある役を演じていました。環境になじめない最初のうちの滑稽さ、なじんできてからの言動。 社会問題の部分は、過疎地における小学校の存続の問題。学校がなく

          イタリア映画祭 2024 別の世界 (原題:Un mondo a parte)

          イタリア映画祭 2024 まだ明日がある (原題:C'è ancora domani)

          今年の映画祭で一番の注目作だったこちらの作品。様々な作品で俳優として活躍するパオラ・コルテッレージの初監督作品。主演もしています。 共演はヴァレリオ・マスタンドレア。この人の作品もこれまでたくさん観ています。好きな俳優の一人。 すでにイタリアや機上でこの作品を観たイタリア人たちから「事前情報なしで観た方が良いよ」と言われていたので、最小限の情報のみで鑑賞に臨みました。 感想を書くにあたってはネタバレせざるを得ないので、この作品を何らかの形でこれから観ようとしている人はこ

          イタリア映画祭 2024 まだ明日がある (原題:C'è ancora domani)

          イタリア映画祭 2024 グローリア! (原題:Gloria!)

          いきなり、前のこちらの記事に「観る予定」と書いていない作品です。 イタリア映画祭 2024 は明日からなのですが、先行試写会に行ってきました。ネタバレにならない範囲で感想を。 すごく短く感想を言うと、 イタリア映画祭のサイトの「上映作品情報」の説明、間違ってはいないけれど印象が違い過ぎない? ですね。 *短い文字数でネタバレになり過ぎずに概要を書くのが難しいのは理解しているので、こちらの読解力だろと言われればそれまでですが。 「ミュージカルドラマ」、って記述が作品情

          イタリア映画祭 2024 グローリア! (原題:Gloria!)

          【片側顔面けいれん】退院3か月後の通院

          これまでの経緯などはこちら 4月26日。退院から3か月というタイミングで退院後3回目の通院でした。 前回の通院(3月8日)以降に変化があったことは下記の通り。 スポーツの復帰(パーソナルトレーニングジムでの筋トレと屋内でのボルダリング) 頭痛薬(鎮痛剤)服用量の減少 前回の通院までは、「たまに1日1回の服用、ほとんど毎日朝晩2回の服用」というペース 3月後半から、週に1回程度、一日中服用なしで過ごせる日が出現 4月中旬から数日単位で服用せずに過ごせるように (

          【片側顔面けいれん】退院3か月後の通院

          「私は焔である」ミケランジェロに想いを馳せる

          前回書いたカテゴリーからすると「その他」にいきなりなってしまうのですが、今回はイタリア関連の本について。 ”Io sono fuoco"Io sono fuoco という本です(タイトルについてはのちほど)。 イタリアルネサンス期の芸術家 ミケランジェロの話。ミケランジェロ本人が口述筆記で甥っ子に自分の生涯について語って聞かせているという形をとっています(実際にそういう書簡があるわけではなく作家がそういうスタイルをとったというもの)。 イタリア語の本を買うということイタ

          「私は焔である」ミケランジェロに想いを馳せる

          イタリア映画祭 2024  もっとコメディが観たいなぁ

          片側顔面けいれんの日記が落ち着いたので、そもそもプロフィールに書いていた「イタリア好き」な観点からの記事を書き始めてみます。 今後カテゴリーとして下記のような内容を考えています。 イタリア映画周り:定期的にイタリア映画を見るのでその感想など イタリア語の表現:イタリア語のクラスで習った面白い表現など イタリア旅行記:次にいつ旅行できるかは未定だけれど過去20回以上は訪れているので過去の掘り起こしも含めて そのほかは書いているうちにカテゴリー化するかもしれません。

          イタリア映画祭 2024  もっとコメディが観たいなぁ

          痙攣がなくなったので眼鏡を作りに行く

          片側顔面痙攣の治療を1年半以上にわたって続けてきていましたが、手術を受けて症状から解放されました! 治療の概要はこちら 退院後の体力も回復し、主治医の先生から運動も含めた日常生活の復帰にお墨付きをもらって、やりたいことが出てきました。 その一つが「眼鏡をつくる」です。 もともと10代のころから近眼で、眼鏡やコンタクトレンズを使っていました。10数年前にレーシック手術を受け、両目の視力は1.5レベルに回復してその後は裸眼生活でした。 レーシックによる回復も年数を経るにつ

          痙攣がなくなったので眼鏡を作りに行く

          入院、通院日記がほぼ終わったので次のテーマを模索中。

          入院、通院日記がほぼ終わったので次のテーマを模索中。

          【片側顔面けいれん】退院後の通院

          2月9日。退院後の最初の通院日でした。 まだ耳のこもりは続いていて、頭痛も弱いながらもあって毎日2回から3回鎮痛剤を服用している状態での通院でした。 入院前に何度か通院には来ていたのに、退院してから改めて外来棟に来るとなんだか馴染みのない場所に来たような感触。 入院中、病室で先生と話すときはリラックスしていろいろ話せたのに、外来で診察室に来ると先生がちょっと遠くにいる感じがするのは不思議。こちらもパジャマでないからっていうのもあるのかもしれません。 痙攣がないこと、頭

          【片側顔面けいれん】退院後の通院

          【片側顔面けいれん】入院日記番外編② 病棟観察雑記

          こちらのマガジンにまとめた入院中に、いろいろ気づいたことを雑記として書いてみます。 病院で働く人たち 先生が超ハードワーク過ぎる 朝8時前(なんなら7時前の時も)には回診に来ます。土曜日も(土曜日は朝だけ)。夕方の回診は16時から18時ぐらいの間です。 手術日は週に2日設定されているそうで、最大でそれぞれの日に午前、午後1件ずつ、すなわち週に4件の手術(それも頭を開ける手術…)をしているとのこと。手術の前日には患者と家族に内容の説明もし、手術日は手術が終わったら家族への

          【片側顔面けいれん】入院日記番外編② 病棟観察雑記

          【片側顔面けいれん】入院日記番外編① 入院時の持ち物

          入院準備で結構頭を悩ませたのが持ち物でした。noteでいろいろな人の入院準備の投稿を見て参考にしました。 どこの部位の手術か、また、どのぐらいの期間の入院か、によって必要になる持ち物も違いますし、病院ごとのルールも違うので一概には言えないところですが、他の人の経験を踏まえながら作った持ち物リストをカテゴリー別に書いていきます。実際に使ったかどうかなどのコメントも入れています。 前提条件片側顔面痙攣に伴う頭蓋内微小血管減圧術という手術を受けるための入院。手術箇所は後頭部耳の

          【片側顔面けいれん】入院日記番外編① 入院時の持ち物