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#2 稼げるのに副業の物販を辞めてしまった理由

私はつい最近まで、副業で物販をしていました。

高校生の頃から、ヤフオクやモバオクで「要らないものを売る」ということをしてきて、なんとなく「ものを売るとお金になる」ということを感覚で知っていたから。

だから、軽い気持ちで物販を選んだんだと思います。

結果は、今は物販は辞めてしまったけど。

今回は、私がやってきた物販とどうして辞めたのかを紹介します。


私がやった物販の副業たち

主婦のお小遣い稼ぎの王道「メルカリ」

私の物販(?)の始まりはメルカリでした。

最初は要らないものを売るだけだったのに、欲がでて、高く転売できるものを探し始めたのです。

アウトレットでセール品を買ってきて、メルカリに出したこともありますし、韓国限定のアイドルグッズを日本に送ってもらって、メルカリに出したこともあります。

育休中にやっていたのですが、多いときで月5万円くらいは稼いでいたんじゃないかな、と。

最初は会社以外でお金を稼げるのが楽しかったんですが、結局、転売感が嫌で辞めてしまいました。

転売って、まぁ、胸を張って言えることでもないですしね。

でも、「自分で稼げる」という経験ができたので、無駄な経験ではなかったと思います。

そして、メルカリは不用品の処分のために、まだ使ってます。


数十万円のスクールに入った「クラウドファンディング」

転売が嫌になった私は、きちんとした物販を学ぼう(?)とあるスクールに入ります。

海外にあるメーカーを探してきて、契約を結んで日本で売る。というものでした。

転売よりはまともそうでしょ?

ただ、そのスクールの価格、半年間でなんと50万円(だったはず笑)。

私にとっては大金で、夫に頼ることもできなかったので、カードの分割を使って支払いました。

そんな大金を注ぎ込んだから、元を取るために必死に行動しました。

海外メーカー2社から独占契約をとって、クラウドファンディングに出品。

一つはこけて20万円しか売れなかったけど、もう一つは200万円以上の売り上げを達成。

利益も100万円以上でて、無事にスクール代の元は取れました。

ただ、私の性格がINTPという超コミュ障なので、クラウドファンディングでは売れたけど、その後日本での販路をうまく開拓できずに終了。

コミュ力があれば、小売店の営業さんとかと仲良くなって、商品置いてもらえたのかな、とか今でも思ったりします。


最後に辿り着いた「ebay」

次に目をつけたのが、ebayです。

今まで輸入ばかりしてたけど、経済が衰退していく日本よりアメリカに売った方が稼ぎやすいのではないか、と安易な考えで輸出に手を出してしまいました。

これもスクールに入って、月1万円払ってた気がします。(クラウドファンディングのスクールが高額すぎて、月1万って安!みたいな感覚でした。)

ebayもどっちかというと転売のような感じで、日本限定のグッズとかを利益を載せて海外に売る感じでした。

コーチの言う通りに出品作業を毎日続けてたら、どんどん売り上げは右肩上がりに。

経験ゼロで始めたのに、半年くらいで月100万円くらいの売り上げ。利益換算しても月20万円はありました。

まぁ、このebayも突然嫌になって、辞めるんですけどね。


物販を突然辞めてしまった理由

メルカリ、クラファン、ebayとやってきて、どれも人並みには結果を出せてたと思います。けれど、どれも嫌になって辞めてしまった。

当時はなんで稼げてるのに嫌になるんだろう?と自分でもわかっていませんでした。

でも、最近になってやっとその理由がわかってきました。


物販の厳しい競争に巻き込まれるのが嫌だった

まず、一番目の理由は競争が厳しいこと。

どこの世界でもお金を稼ぐためには、必死に競争が起きるのはわかります。

ただ、物販の世界は周りを真似して、真似されて、利益を作っていくという方法が多くて。

ebayだったら、他人の売れてる商品をリサーチして、自分も同じように出品したりするんですね。

なんとなく、その競争に嫌悪感がありました。

自分の技術や価値を高めていくような、そんな努力をしたかったのですが、私がしたい努力と物販で必要な努力の方向性が違った気がします。


お金のことばかり考えてるギラついた人になりたくなかった

これは完全に私の偏見なのですが、物販で稼いでる人ってどこかギラついてるんですよね。

物販は稼げるから、副業でも数百・数千万円って稼いでる人が結構いて、そんな人と会う機会もあったのですが、なぜかみんなお金の話ばっかり。

いくら稼いでるとか、こういう方法で稼いでるとか、こういう商品が売れやすいとか。

最初はそんなに稼げて羨ましいなぁ〜と思っていたのですが、なんかどこ行ってもお金の話をされると、ずっとお金のことが頭から離れなくて、苦しかったです。

私も稼げるようになったら稼ぐことばかり考えるのだろうか(稼いでる人の方が稼ぐことばかり考えてるんですよね)と思って、そんな人生嫌だなってなっちゃいました。


ものが増えて、管理が多いのが嫌になった

最後の理由は、物販には管理することが多いのが嫌になりました。

仕入れ売り上げなどのお金の管理は必ず付きまといますし(他業種よりもお金の出入りが激しい)、商品の在庫管理、注文管理、発送管理、外注さんを雇っていたら人の管理まで。

常に数字と向き合わないといけなくて、ちょっとしんどかったです。

私はADHDの傾向もあって、すぐにやるべきことを忘れちゃうし、同時並行でいろいろなことをするのが向いていなかったと思います。


物販をやめて後悔はない

私の大きな収入源だった物販を止めるのに、すごく悩んだ時期がありました。

でも、思い切ってやめて今は後悔していないです。

物販は向いてる人にはおすすめできる副業ですが(稼げるので)、向いていない人は無理にしなくてもいいなと思いました。

今はまた別の副業に取り組んでいて、それは私の好きなことで、物販より全然稼げないけど、しんどくない副業なのです。

また機会があれば、そっちも紹介できたらと思います。


 私が取り扱っていた商品です
展示会に出展もしたけど、卸販売に繋がらず苦い思い出です。
展示会は3日ほどあったので、1人で東京に泊まったのはいい思い出。
展示会の後は、家族と合流して東京ディズニーランドに遊びに行きました
コロナ禍だったので、ミニーちゃんともこの距離感

見返してみると、物販していた時って、数十万、数百万円のお金を動かしていたので、金銭感覚狂ってた気がします(笑)

気軽に家族でディズニーとかいってたし。

いい思い出だけど、当時の自分がちょっと怖かったりもします笑。

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