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【子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本】を読んで #13


1歳8ヶ月になる息子は、そろそろ俗に言う【イヤイヤ期】というものに片足を突っ込んでるのか、どっぷり浸かり始めているのか。

映像で見る見本のように、泣きながら道路に突っ伏したり、家でも突然床に寝そべりただこねるようになった。

先日、公園から帰る帰り道で道路に寝転がり抗議をする息子を私は「あー寝ちゃったか…抱いて帰るか」などと考えながら少し呆れた表情をして見ていたと思う。

道の反対側から歩いてきた年配の女性はそんな息子をニコニコしてみながら「かわいいね〜」と言っていた。

また別の年配の女性からは「そこまで成長したってことよ」とも声をかけられた。

そう声をかけられると「そっかー、息子も成長したのかー」と納得したつもりでいる。
頭では納得できる。「確かにそうだよね!あんなに小さかったのに、こんなに自己表現できてすごいな!」と。

でも、家で2人きりの時とくに私に余裕がない時は息子が泣き喚くと私も泣き喚きたくなるし、とてつもない不安感に襲われる。もう全て嫌だと投げ出したくなる。
それで私は二度癇癪を起こしたことがある。(癇癪なんてオブラートに言ってるけど、ほぼ虐待だと思う。)

息子と一緒にいちゃいけないと思って、息子から離れてめちゃくちゃ泣いた。
自分が怖いし、不安に思った。
もちろん、そうじゃない日の方が断然多いけどね。


そんな中、タイトルが気になって
【子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本】を購入して読んでるところ。

表紙をめくったところに書いてある文章。

「本書では、私たちがどう育てられ、それが私たち自身の子育てにどう影響するか、親としてどんな間違いをおかし、そのなかでも最悪の間違いはどれか、それにどう対処したらいいかを書きました。」

子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本 


私がどう育てられたのか、それが自分の子育てにどう影響するのか、私がずっと知りたかったことが書かれているように感じて読んでいるんだけど、読むのが遅くて読了するのにまだまだかかりそう。
それでも今読んだ範囲でもぐさりぐさりと胸に刺さったり、自分の感情が揺さぶられるところがあった。

私、若い頃…それこそ小学生〜20代の頃は自分の存在意義とは!?なぜ生まれたのか!?とか、もっと素直にならなくちゃダメだ!みたいなのをよく考えて悩み落ち込んでた。

先日あげた


こちらのnoteに書かれている人と同一人物とは思えないほど、落ち込むと鬱っぽくなってました。
今の自分になれたのは、理学療法士として憧れている先輩と一緒に働いたことと、理学療法士として生活期に対して介入して、いろんな人をみてきたことが影響していると思う。
良い意味で楽観的になって肩の力が抜けたし、悩んでも無駄なことがわかってきたし、良い意味でチャレンジャーになったと思う。(まだまだ初動が重いが…)

息子には昔の私ではなく、今の私の影響を受けてほしいと思っている。

しかし、息子と2人でいるときの私の感情はどうやら今の私ではなく、過去の子どもだった頃の私の感情が影響しているようだと、この本では書いてあった。

新米の親に1つ言いたいことがあるとしたら何を伝えるかと訊かれました。私の答えは、「子どもは何歳になろうと、あなたがその子どもに近い年齢だったころに経験した感情を、体感できるくらいはっきりと思いださせる」というもの。

本より一部抜粋

母については


でも少し触れたように、娘目線から言えばあまり良い母ではなかったと思う。

小学校に上がる前の記憶だと思う。
母に「あやこなんてほっとけばいいよ」って言われるのが一番嫌でした。
兄弟喧嘩したあととかによく言われてたと思う。
ほっとかれたくなくて、良い子でいなければ!素直にならなきゃ!って考え悩むようになったんだと思う。

その後成長して姉たちと昔の母のとんでもエピソード話をした時に、姉2人にこんな話しを聞かされました。
次女
「今となっては笑い話にできるけどさ。あたしが小学校から帰るとまだ赤ちゃんのあやこがタオル顔に被って手足バタつかせてるの!小学生ながら「やばい!」って思って焦ったよ。それからあたし毎日小学校から走って帰ってたんだよ!笑
哺乳瓶口に咥えさせられたまんま1人で寝てる時もあったしさー。本当に焦ったよ。」
長女
「あったあった!笑 本当母ちゃんあやこ置いてどっか行っちゃうからあたしが高校休んで面倒見てたりもして、出席日数足りなくなって高校から電話きて妹連れてきて良いから学校に来いって言われたことあったよ。笑」

そんなこともあったな〜と思い出話しで姉たちは盛り上がっていましたが、幼少期「ほっとけばいいよ」と言われるのが一番嫌だった私からしたらリアルに放っておかれてたんだ!と知った話しでめちゃくちゃ傷付きました。

息子を産んで母になった今、姉の話してくれた赤ちゃんの時の自分を想像するとめちゃくちゃ泣いてたんじゃないか、吐き戻しはしなかったのか、顔真っ赤っかにしてたんだろうな、泣き疲れて寝ちゃったのかな、顔は涙でぐしゃぐしゃかな…と想像できて悲しくなる。

この赤ちゃんの時だった私と今の息子の年齢を比べると、ちょっと差はあるだろうけど、息子が泣き喚くと一緒に泣き喚きたくて不安定になるのはこの頃の私の感情が起因しているのかなと想像した。

息子の泣き喚きに母としていっぱいいっぱいになって不安定になってるんじゃないんだな。
そうなると、息子を泣き止ませるより、私自身の泣きたい気持ちを泣き止ませれば良いんじゃないかと思って、想像だけど母に置いてかれた自分を抱っこしてあやすつもりで息子を抱きしめてみた。

それ以来、なんとなーく客観的に息子と接しられている。
便乗して泣かないように、息子と自分は別人だぞと客観的に思いながら接している。


この本に書かれていることが全てじゃないと思うけど、今の私の不安感を解消するヒントにはなったのかなと思う。

読了する頃には、もっといろんなヒントがもらえそうかな。



そろそろ慣らし保育のお迎えだ!
今日も保育園頑張った息子のために帰りにパン屋さんに寄っておやつのパンを買って帰ろう♪

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