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瞑想で生きづらさを抜け出し、新しい世界へ。

前回の記事で

「人間は自分で自分を治癒する力を持って生まれている」「強い不安感から脱するヒントは、ずばり、瞑想にある!」と書きました。

少し深めて考えてみたく、時間を置きました。

【瞑想、あなたは得意ですか?】

というのも、私は瞑想がほんの少し苦手…というか、何もせずにただ座っていることがつらいタイプ。zoom会議なんかもソワソワしてきて、途中でそんなに飲みたくもないお茶を淹れに席を立っちゃいます。

そんな私も、偶然家に1人でいるタイミングとか(かなり稀ではありますが)に瞑想を実践しています。

瞑想を始めた頃は、考えがあっちこっちに飛びまくり、それではいけない!と否定したりの繰り返しで、頭と心が忙しかったですが、

今はそれでもまあいいや、と自分に甘々ながらも、比較的集中できるようになってきました。集中できると心がスッキリとして満たされますね。

「瞑想が発達障害に有効」というのは、なにも私のアイディアではなくて、お友達のチャネラーよっしぃが自分の体験談としてつねに語っていることなのです。

最後まで読んでくださると分かるように、よっしぃは、瞑想とチャネリングの実践によって、ADHDの特性や生きづらさが相当に緩和したそう。

私もその話を聞いたとき、「たしかに瞑想は有効かもしれない」とピーン!ときたものの、なんせ自分は瞑想がやや苦手…。なので、もっと確信が欲しい!と思っていたのです。

さいきん読んだ本に(現在、実家にいるので手元にないのですが、たしか岡田尊司先生のご本にありました)とうとう!「マインドフルネスの実践による調査で、瞑想が発達障害者の不安感を軽減するのに有効ということがわかった」などという一文を見つけました。

そこでマインドフルネスの本を読んでみました。マインドフルネスとは、「今ここにいること」なんですね。(そこからかーい!すみません、全く知らなくて。マインドを全開にすることかと思ってました!)

「今ここにいること」を体感するのには、ただひたすらに心をフラットにして座り続ける瞑想こそがたしかに最適です。

瞑想中、心がいやな記憶を思い出しそうになっても、「今、座っている私は、過去ではなくここに生きているのだ」ということを、慣れていくにつれて体感することができます。

発達障害などの特性を持っている方の多くには「嫌なことを忘れられない」「つらい記憶を何度も繰り返し思い出してしまう」という思考パターンがあります。

相談などで出会う発達障害傾向の高校生たちの多くが、昔の出来事をたった今起こったかのように生々しく思い出し、そのたび何度でも落ち込んだり怒ったりする、という特徴がありました。

「あの先生のこの一言で俺はダメになった」と語る高校生(聞いてみると小学校時代の話だったり。)

「友達に一斉に非難されたことがトラウマで、集団が怖くて電車にも乗れない」と語る成人男子もいます。

もしかしたら視覚記憶に優れているからこそ、何度でも鮮やかに記憶を再現してしまうのかもしれないし、または聴覚の長期的記憶に優れていると聞いた記憶(悪口や罵られたことなど)が耳から離れないのかもしれません。

いずれにせよ、こういう思考パターンがある方は、なにか新しいことをしようとしても「また失敗するかもしれない」「また怒られる(また笑われる)かもしれない」と怖れが先立ってなかなか一歩を踏み出そうとしない、という傾向があります。

何かしようとすると、その都度いやな記憶がリアルに蘇ってしまうからです。

このような方は、嫌な記憶の起こった「過去に生きている」と言っても過言ではないです。

だからこその、瞑想です。

どれほど心が忙しく暴走しても、その思考を追いかけることなくただ座り続けることを実践していくことで「今ここにいる」ことが体で実感できるからです。

もちろん、急にはうまくいきません。それでも、続けていくことで、少しずつ、少しずつ…思考を追いかけることが減っていきます。

いやな記憶を追いかけないという意味では、トラウマ療法のタッピングもとても効果があります(嫌な記憶がフラッシュバックしそうになったら、太ももを軽く叩き続ける、というシンプルなワークで、吉濱ツトムさんの本に詳しいです。効果大!この実践によって、嫌な記憶を思い出すこと自体が減ります。個人的にはこちらを試してみてから瞑想でもいいかなー。)

嫌な記憶は、もう終わったこと。

今座っている自分自身は、これから何をするも自由な存在だ、ということを受け入れると、人生は大転換します。

受け入れるも受け入れないも自分自身の選択ですが、多くの若者に自分が自由な存在であることを、勇気をもって受け入れて欲しい!

そして、人生を楽しんで欲しい!と願っています。










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