見出し画像

いざという時のために。

先日、職場でAED講習の参加者を募っていました。


私は迷わず手を挙げました。


かれこれ10年ほど前、子供達と近所の消防署のフェアで体験したことがありましたがあらためて学びたいと思ったのです。



以前に講習を受けた時と変わった点がありました。

以前は…
・倒れている方の口元に耳を当て呼吸を確かめていた。

コロナなどの感染症予防のため、胸やお腹の動きを横から見て呼吸を確認する。

・マウストゥーマウスの人工呼吸が必要。

省略してもよい。胸骨圧迫の心臓マッサージで大丈夫。

など。


呼吸が確認できない場合、まずは心臓マッサージ。
「AEDを持ってきてください!」「119番お願いします!」と周りの人にお願いします。

AEDが到着するまで心臓マッサージをします。
心臓マッサージは、乳首と乳首の真ん中に手のひらを置き、
その上にもう片方の手を置き
下の手に指をかけて行います。
手のひらで押すというより、掌底で押します。
肘は曲げずに常に真っ直ぐ。
その状態で垂直に強く早く押します。
1分間に100から120回。
救急車が到着するまで繰り返します。


AEDが到着したらすぐに使います。
AEDの機械のフタを開けると電源が入り、案内をしてくれるのでそれに従うだけです。
(中にハサミやガーゼ、カミソリなどが入っています。)

指示に従ってパッドを胸に貼り付けると心電図を調べてくれます。
電気ショックの必要があるかどうか機械が教えてくれます。

電気ショックの必要が「ある」とアナウンスがあった場合、周りの人に離れるよう伝え、ショックボタンを押します。

繰り返し必要な場合はアナウンスに従います。

119番からの指示をもらいながら救急車が到着するまで繰り返します。

心臓マッサージからAEDまでの流れは以上です。




以前から気になっていた点も解決しました。
・女性のブラジャーは外さなくて大丈夫。
(AEDパッドを素肌に貼り付けることが出来ればブラジャーを外さなくてOK)
大きな布や、ジャケットなどで要救護者を囲んでプライバシーを守ってあげる。

・金属のアクセサリーに気をつける。
(外す必要はなく、AEDパッドに触れなければOK。)

・妊娠中でも使う。母体の命優先。

・AEDパッドを貼り付けたあとなら上から布をかけても大丈夫。



AEDを使う場面が無いに越した事はありませんが、家族や外出先さらには仕事中などもしもの時の為に AEDの使い方をはじめ心臓マッサージの方法もあらためて学ぶことが出来たので講習会に参加して良かったです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?