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知らず知らずのハラスメント

どんな言葉に救われ、どんな言葉に傷つくか、それは人それぞれだと思う。

過去の武勇伝を振りかざして、

「君が悩んでることなんてちっぽけだよ」

こんなことを言う人は最近じゃハラスメントで叩かれるだろう。




君たちには分からないだろうけど僕はねぇ…


とか、

僕だって昔はこんなに大変だったんだよ?
それに比べて君は…

とか、

そんなことに傷ついてるの?笑
そんなことじゃ君の人生楽しめないよ?

とか、

僕なんてこんな経験をしたから、
君よりは分かってると思うから何でも相談してね!

とか、

次の日の朝礼で、「こんなことに悩んでる人が居るんだけどね」とか、自分の見てる前でみんなに話しちゃったり。


あれ?みたいな。


良かれと思って、助けようと思って言っているのか分からないけど、人の気持ちの一部しか知らないくせに、勝手に指導者みたいになる人がいる。

人の指導者になっていい人もいると思う。
なるべき人もいる。
お互いを知ってるもの同士が助言し合うのもよく分かる。



必死に今の自分と戦ってる人に対して、全然関係のないお気楽な人が土足で踏み込んでくる。




ほんと悪気がない人って無敵だと思う。

でもそういう人に限って、

君はそんなんだからダメなんだよ!まずやってみなきゃ!

とか言っちゃう。


なんか勘違いしてるんじゃない?と思ってしまうけど、
そんな人の言葉に、



勉強になります!

とか言っちゃう人がいるから、どんどんそういう人は付け上がっていく。


そういう人に限って自己評価高いし、自分は分かってるって思ってるし、人に寄り添えてると思っている。


そういえば昔、有吉がベッキーにつけたあだ名を思い出した。

元気の押し売り!


このネーミングセンスには感心したし、そういう人いるよねー。


勝手に自分でそう思ってる分には問題ないけど、人には人のやり方があるし、分かってても今はできないと苦悩している場合がある。
自分の価値観を人に押し付ける行為の暴力さは、たまに人の心をえぐるってことに気づいて欲しい。

あなたはあなたの問題に立ち向かって乗り越えたのかもしれない。
だが、それはそれ。
全ての悩みの先駆者ですか?


経験談として語るのはいいが、ナチュラルな上から目線で、あーしろこーしろ、とやかく言うのは訳が違います。

自分も気をつけよう。


雨は思ったより大丈夫みたい。
これから酷くなるかな?
今のうちにクリーニング取りにいこう!

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