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日本VR界を牽引するゲーム会社「My Dearest」

はじめに

今回は、私の「推したい会社」についての記事を書かせていただきます。
推したい、というより、私が日頃から熱心に応援し、既に激推ししている、とてもとても素敵な会社です。
今回の記事をきっかけに、是非その魅力が沢山の人たちに伝わればいいなと思います。

My Dearest株式会社とは?

「人生を変えるような物語体験をつくり、届ける」という理念を掲げながら活動する、エンターテイメント企業です。
2016年4月に設立され、主にVRゲームを制作することで、その理念を体現してきました。
代表的な作品は「東京クロノス」「アルトデウス」「ディスクロニア」などで、刺激的で感動的な物語体験を主軸とした作品展開をしています。

当時、まだそれほどVRが普及していない中、VRの魅力にいち早く気づき、その未来を信じてVR業界に足を踏み入れた、勇気ある会社です。
設立当初、僅かな社員数でスタートしたMy Dearestは、「VR冬の時代」と呼ばれる低迷期を乗り越え、質の高い作品でユーザーの心を着実に掴んでいき、現在では沢山の社員を抱える勢いのある会社へと成長しました。

以前よりVRが注目されるようになった現在においても、VR業界はまだまだ発展途上の業界と言えますが、そんな中で、VR業界の発展に貢献する、期待の会社と言うことができます。

投資家たちからも注目されており、2021年には、9億円もの資金調達に成功した実績もあります。

代表作品群「クロノスユニバース」

My Dearest社の魅力は、まず第一に、素晴らしい作品を生み出すところにあります。
会社設立以来、様々な作品を制作していますが、代表的なものとしては、先ほども触れたVRゲーム「東京クロノス」「アルトデウス」「ディスクロニア」を基軸とした作品群「クロノスユニバース」です。
私自身、これらの作品の大ファンとなり、My Dearest社のことを知りました。

それぞれのゲームをざっとご紹介します。

(1)東京クロノス

「私は死んだ。犯人は誰?」から始まる、VRミステリーアドベンチャーゲームです。
ある日、幼馴染である8人の高校生たちが、無人となった渋谷に閉じ込めれてしまいます。
なぜ無人なのか?誰が死んだのか?犯人は誰なのか?9人目の人物の正体は?
プレイヤーは主人公・櫻井響介となり、謎を解き明かしながら、不可思議な渋谷からの脱出を試みます。

(2)アルトデウス

東京クロノスの時代から、約200年後の未来が舞台となったSF作品です。
巨大生物「メテオラ」の襲来によって地上が壊滅し、生き残った人類は地下に作られた半径2キロの地下都市で暮らしています。
プレイヤーは主人公・クロエとなり、地上世界を取り戻すため、人型都市防衛兵器マキアに搭乗して、仲間たちと共にメテオラと戦います。

(3)ディスクロニア

アルトデウスの時代から、さらに未来の物語を描いた作品です。
犯罪発生率0.001%を実現していた楽園都市で、都市の創設者が殺されるという殺人事件が起こってしまいます。
プレイヤーは主人公・ハルとなって、メモリーダイブという過去に干渉する能力を駆使しながら、事件の真相を探ります。

いかがでしたでしょうか。
どの作品もVRゲームで、バーチャルの世界に全身でダイブしながら、作中のキャラクターになりきり、物語をリアルな形で体験するゲームとなっています。面白そうな作品ばかりだとは思いませんか?
実際とても面白いし、感動の名作ばかりです!

My Dearest社は、こういったクオリティの高い、素晴らしい作品を生み出し続ける、実力のある会社なのです!

なお、これらの作品は、以下のような受賞等の実績があり、ユーザーやゲーム業界から、高い評価を受けています。

  • ファミ通・電撃ゲームアワード2019のベストアドベンチャーノミネート(東京クロノス)

  • ファミ通・電撃ゲームアワード2020のアドベンチャー部門で最優秀賞受賞(アルトデウス)

  • 週刊ファミ通のクロスレビューでプラチナ殿堂入り(アルトデウス)

  • Meta Questのストアレビューで世界一達成(アルトデウス、ディスクロニア)

  • NYX Game AwardsでGrand Winner(最高賞)3部門、Gold Winner4部門受賞(ディスクロニア)

競争相手には、Switchやプレイステーションなどのメジャーなゲーム媒体で売り出されている人気ゲームがひしめく中、VRゲームがここまでの高評価を得ているのは、異例だと思われます。
My Dearest作品が、VRゲーム業界の中でも、いかに飛び抜けた実績を誇っているかが分かるかと思います。

ファンに寄り添う会社

My Dearest社の魅力として、第二に挙げたいのが、ファンに寄り添う姿勢です。具体的な例をご紹介します。

(1)クラウドファンディングの実施

「東京クロノス」、「アルトデウス」、「ディスクロニア」の3作品は、いずれも制作の際に、クラウドファンディングが実施されました。
資金を集める、というよりは、「ファンと一緒に制作過程から楽しむ」といった色合いが強く、ゲームのエンドクレジットに「制作共犯者」という名目で支援者の名前を掲載したり、支援者がガヤのセリフに参加したりする(支援者が考えたセリフや、支援者の声の録音を、ゲーム内で使用する。)コースが用意されていました。

また、クラウドファンディング期間中に、ファンからの発案を拾って、リターン品(コース)を増やす、というような柔軟な対応も見せてくれました。

ファンの要望により実現したコース。
実際に届いた名刺。

(2)ファンコミュニティの開設

My Dearest社は、ファン同士やスタッフとの交流の場、情報提供の場として、Discord上にファンコミュニティを開設しています。

ファンに、制作過程から関わってもらい、より楽しんでもらおうという目的で作られたコミュニティです。
実際、ここで出たファンの意見が企画などに採用されたり、制作に関わるキャンペーンなどが実施されており、ファンとのコミュニケーションをいかに大事にしているかが分かります。

このように、My Dearest社は、様々な場面で作品のファンと関わり、ファンの意見を大切にし、より楽しく、より品質の高いものを生み出していこうとしてくれます。
そんな会社だからこそ、「信じてついていきたい!」「応援したい!」「推したい!」と思うことができるのです。

VRの魅力を教えてくれた

私は数年前まで、VRゲームを全くやったことがなかったのですが、My Dearest社の作品がきっかけで、その魅力を知ることができました。
360度見渡すことができる美しいグラフィック(景色)に、目の前にリアルに存在するゲームの登場人物たち。
VRは、自分が子供の頃から憧れていたアニメやゲームの世界に、本当に入り込んだかのように思わせてくれます。
初めてプレイしたときは、あまりの凄さに感動して、SNSでこんな投稿までしてしまいました。

素晴らしい体験をさせてくれたMy Dearest社には、本当に感謝しています!
VRがもっともっと色んな人たちに広まってほしいなと思わせてくれました。

CEOの目標に共感!

My Dearest社は、ご紹介したとおり、色んな魅力がある素敵な会社ですが、私がより「応援したい!」と思ったのは、この記事を読んだときです。

My Dearest社の代表取締役社長である岸上健人さんのインタビュー記事なのですが、この記事の中で、岸上社長は「日本をVR先進国にしたい」と目標を語っています。
大手企業にVRへ参入してもらうことで、より業界を活発にしたい。そのためにも、今現在VR業界で頑張っているゲームメーカーがヒット作を作り、大手が参入しやすい土壌を作りたいとのことです。

自社のゲームが売れればそれで良い、という考えではなく、その先のこと、つまりVR業界そのものを発展させ、この素晴らしいエンターテイメントをより沢山の人たちに広めたい、という想いが感じられます。

私自身、魅力いっぱいのVR業界がもっともっと発展し、もっと沢山の楽しい作品が生み出されてくれたら嬉しいなと思っているので、心から、全力で、この目標の実現を応援しています。

My Dearest社の取り組みがすごい!

My Dearest社は近年、VRゲームの制作だけでなく、VR業界全体を後押しするような取り組みをしています。

(1)パブリッシングや日本市場サポート

My Dearest社がパブリッシャー(コンテンツの発信者、販売元)となって、他ゲームのPRやプラットフォームへの橋渡しをしたり、海外開発者のタイトルを日本市場で売り込むために、国内PRやコミュニティマネジメントなど、様々な援助をする取り組みです。

My Dearest社は、実際これらの取り組みの1つとして、「スクイングル」というVRパズルゲームのプロモーションなどを行った実績があります。

(2)VR好きの拠点作り

2023年6月、もともと「クロノスアジト」として発足されたクロノス作品のファンコミュニティが、「VRアジト」にアップデートされました。

My Dearest社の作品だけでなく、広く色んなVRゲームをユーザーに楽しんでもらおうという取り組みです。
アジト内で様々な企画が催され、VR好きが広く交流できる場となりました。

このように、My Dearest社は、VRゲームの開発側とユーザー側の双方にアプローチを行い、VR業界がより活発化する後押しを行っています。
日本をVR先進国にしたい!という想いがブレていない証拠だなと思っています。是非これからも頑張ってほしいです。

VRの可能性に期待

ところで、VRの魅力は、ゲームを楽しむだけではありません。
例えば以前、SNSでこのような投稿を見ました。

VRを使うことで、遠く離れた外国の景色や、本来ならば実際に見ることの叶わない景色(宇宙空間や深海など)を、自宅にいながら、まるで本当にその場所に旅行に行ったかのように見ることができます。
体力的に旅行が難しい高齢者の方や、足が不自由で遠出が難しい方などが、自宅で手軽に、刺激的で楽しい体験をすることができるのです。
もちろんそういった場合に関わらず、VRがもっと普及し、人々の生活に浸透すれば、老若男女様々な人たちがより充実した日常を送ることができるようになるかもしれません。

また、VRは、視力回復にも役立つかもしれないという記事、事例をいくつも見かけます。

VR業界の発展次第では、視力回復を目的としたVRゴーグルやソフトが開発されるようになるかもしれません。

さらに近年、VRがビジネスシーンにも利用されたりしているようです。

このように、VRは、エンターテイメントの面でも、それ以外の面でも、生活を充実させ、便利にし、人々の未来を明るくする可能性を秘めている分野です。
そしてその明るい未来が実現するために、私はMy Dearest社の活動が大きな役割を果たしてくれるのではないかと思っています
まさに、My Dearest社は、VR業界を牽引する期待の会社と言えます!

おわりに

長くなりましたが、いかがでしたでしょうか。
私がMy Dearest社を推したい理由、その魅力、取り組みの素晴らしさなどなど、上手くお伝えすることができたでしょうか。

前々からずっと紹介したいと思っていたことを、この機会に記事にすることができて良かったなと思います。
この記事をきっかけに、少しでも多くの方がMy Dearest社に、ひいてはVRに興味を持ち、VR業界の活発化に繋がってくれたら嬉しいです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!!!

#推したい会社

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