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b{stoicの法人利用で文化が変わった。TesTeeが会社で健康をサポートする理由

社員の健康面に課題を抱えているものの、会社としてどんなサポートをすればいいのかわからない——。そんな悩みを抱える経営者や人事担当者は多いのではないでしょうか。個人の健康を会社でサポートする方法は数多くありますが、”自分の会社にとって何がベストなのか”を決めるのは難しいもの。

そんななか、株式会社TesTee(テスティー・以下:TesTee)では「福利厚生としてパーソナルトレーニングジムと契約する」という、一見変わった方法で、社内の健康課題を解決しようと試みています。

今回は、セブンリッチグループのTesTee代表・横江と、同グループのウェルネス事業部にて運営されるパーソナルトレーニングスタジオb{stoicの早川を取材。TesTeeが個人の健康を会社でサポートする理由や、b{stoicが組織の健康をサポートすることへの想いを伺いました。

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横江 優希(よこえ ゆうき)TesTee代表
1990年1月生まれ、千葉県出身。2014年一橋大学商学部を卒業。大学在学中にマクロミルの新規事業部にてフロントエンジニア・ディレクター従事。2012年にスマートフォンアプリ制作会社の設立を経て、2014年5月に株式会社TesTeeを設立。アンケートアプリの開発・運営、チャットツールの開発・運営、スマホアプリに特化したリサーチの運用、企業の商品開発やマーケティングを行う。

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早川 滋(はやかわ しげる)
b{stoic 鍼灸あん摩マッサージ指圧師/健康経営アドバイザー。2008年スポーツ系の専門学校卒業後、トップアスリートをサポートするトレーナーの道へ。医療系の国家資格を取得し10年以上にわたり人の身体と心の健康に関わる。2018年株式会社SevenRichAccountingウェルネス事業部に入社。b{stoicにて鍼灸あん摩マッサージ指圧師/健康経営アドバイザーとして活動する。

仕事と健康の両立ができず、健康課題を抱えていたTesTee

——はじめに、TesTeeがどのような会社か教えてください。

横江:TesTeeは、アンケートアプリやチャットツールの開発・運営、スマホアプリに特化したリサーチの運用、企業の商品開発やマーケティングなどを展開しています。現在はセブンリッチグループの一員として、熱量の高い約20人のメンバーと一緒に働いています。

——TesTeeでは、社員の健康に関してどんな課題を抱えていましたか?

横江:社員の健康面に関しては色々な課題がありました。たとえば、オフィスのゴミ箱がレッドブルやモンスターなどエナジードリンクの空き缶で溢れていたり、体調不良での遅刻者や欠席者がいたり……。

熱量が高く、若いメンバーが多いこともあり、忙しさを気合いで乗り切っている雰囲気がありました。また、単純にインドア派で運動習慣のないメンバーも多く、そもそもの健康意識が低いのも課題でしたね。

——横江さん自身も健康課題を抱えていたのでしょうか?

横江:僕は長期にわたって体調不良を起こしたことはほとんどありません。他の社員と比べると、健康に気をつけている方だと思います。定期的にサプリメントを飲んだり、健康グッズを買ってみたり、マッサージに毎週通ったり。でも、自分が健康かと問われると「はい」とは言い切れなくて……。

——それはなぜでしょうか?

横江:「健康に気を付けている方」とは言ったものの、健康意識がすごく高いかと聞かれるとそんなこともなく、サプリメントを飲んだり筋トレグッズ使ったりする程度。それが自分の健康にとって本当に正しいか?というところまでは考えきれず、「なんとなく健康に良さそうだから」と思ったものを続けていただけでした。

——なるほど。我流の「健康維持」を続けていた、といったところでしょうか。b{stoicから見てTesTeeの健康課題について思うところはありましたか?

早川:マッサージや、モンスターやレッドブルなどのエナジードリンクはたしかに即効性があるように感じられますが、その場しのぎにすぎません。特にエナジードリンクを飲んだあとの元気は、カフェインと糖分によって引き起こされる、ある種「まやかし」です。

TesTeeのメンバーにはそういうものに頼らなければならないほど、根強い疲労が溜まっている印象がありましたし、正しいトレーニングをすればパフォーマンスを維持できるようになるとどうにかして伝えたいとも思っていました。

「疲れたらレッドブル」から「疲れたらb{stoic」へ

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——TesTeeは、2021年2月から福利厚生としてb{stoicを導入していますよね。導入のきっかけはなんだったのでしょうか?

横江:健康の問題を個人任せにするのではなく、会社全体で解決したいと思ったからです。

セブンリッチグループにはもともと、個人利用の際にもb{stoicを安く利用できる福利厚生があります。でも、それだけではTesTeeの社員は活用しないだろうなと考え、費用を全額会社で負担することにしました。

——全社員分となると、会社の負担も大きくなりそうです。費用面に関する抵抗はなかったのでしょうか?

横江:抵抗はそれほどありませんでした。というのも、先ほどお話したとおり、以前は全国チェーンのマッサージ店に通っていました。身体に痛みを感じる度に1回7~8,000円のコースを受けていたので、仮に月に2~3回通うとすると、2万円ほどの出費になります。

セブンリッチにグループインしてからは、まずは代表としてb{stoicにきちんと通う姿を見せようと、せっせとトレーニングを受けていました。そうしたら、みるみる健康になり、仕事のパフォーマンスも高くなりました。今では毎週通っていたマッサージにいく必要もなくなり、結果的にトータルコストは安くなったんです。

自分自身の体験から「みんなにもb{stoicにちゃんと通ってほしい」と思い、初めは試験的に2〜3ヶ月の期間限定でb{stoicの利用料を全額会社負担にしてみました。

するとメンバーも定期的に利用してくれて、「ずっと無料にしてほしい」という声も多く聞くようになりました。それで、そのまま福利厚生として導入することに。評判はとてもいいと思います。

——なるほど。会社負担にすることで、メンバーが定期的に通う環境を作れたのですね。ところで、スポーツジムは世の中にたくさんありますが、その中でb{stoicを選ばれた理由はなんだったのでしょうか?

横江:ひとつは、b{stoicがビジネスパーソンの心身のコンディショニングを目的にしたジムだったことです。一般的に「ジム」というと、ウエイトトレーニングをして筋肉をつけたい、痩せたい、といった希望を叶えるところが多いですよね。b{stoicは「ビジネスパーソンのための」とうたっているだけあり、僕自身、通い続けることでビジネスにポジティブな影響が出るのを実感できていました。その効果をメンバーにも体感してほしいと思っていました。

また、b{stoicのトレーナーの皆さんって本当に知識が豊富なんです。私たち素人は「肩が凝っているから肩のマッサージに行こう」と短絡的に考えてしまいがちですが、いざb{stoicに行ってみると知識が豊富なトレーナーさんは「実は肩の凝りって、骨盤の歪みからくることもあって……」のように、本質的なことを教えてくれながら、適切なトレーニングや鍼の施術をしてくれます。

一つひとつ丁寧に説明しながら身体を整えてくれるから納得感があり、納得感があるからこそ、普段の生活でも「トレーナーさんも言っていたし、頬杖をつくのはやめよう」みたいな意識が持てる。自分自身も知識を増やせて健康意識を高められるジムって、そうそうないんじゃないかと思います。

——実際にb{stoicに通うことでメンバーや横江さんにどのような影響がありましたか?

横江:僕の場合肩こりを感じることが少なくなりましたね。僕の肩こりは姿勢の悪さが起因していたようですが、b{stoicに通ってから肩こりに付随する色々な問題が軽減しました。

社内の変化で印象的だったのは、「鍼デイ」という文化ができたことですね。

——「鍼デイ」?

横江:そうです。b{stoicでは鍼の施術も受けられるので、「体の不調を感じたら鍼へ行こう!」という文化ができました。以前までは「疲れたらレッドブルやモンスター」だったのが、「疲れたらb{stoicで鍼!」となるほどに、社内にb{stoicがとけ込んでるように感じます。

——皆さんどのようなタイミングで利用しているのでしょうか?

横江:コロナの影響で引き続き在宅勤務をしているメンバーもいるため、打ち合わせなどで出社するタイミング、渋谷に来るタイミングで利用する人が多い印象です。オフィスとb{stoicのスタジオが近く通いやすいことも、きちんと利用されている理由のひとつだと感じています。

——TesTeeでの健康面の変化に対して早川さんはどのように感じましたか?

早川:「人間なんだからある程度の疲労は仕方ない、エナジードリンク飲んでおこう」という思い込みは怖いものです。福利厚生でいくらエナジードリンクを飲めるようにしても、社員の健康課題は解決しません。

b{stoicでは「そもそも疲れにくくするためにはどうすればいいのか」を考え、解決できるようトレーニングを提供しています。TesTeeを率いる横江さんは「その場しのぎの偽物の元気」ではなく「社員一人ひとりの本質的な健康」を考えて福利厚生の導入を決め手くださったので、とても良い取り組みだと感じていました。実際にトレーナーとして現場に入っていると、定期的に通うメンバーの身体や健康状態の変化を目の当たりにできるので「導入してくれてよかったなぁ」と改めて思いますね。

個人の健康を会社でサポートすれば世の中がもっと良くなっていく

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——個人の健康を会社でサポートすることを選択した理由はありますか?

横江:これは単純に、社員の健康をサポートしたいという僕個人の気持ちが強かったことが大きいですね。

健康維持のためには運動やメンテナンスが大事だと頭ではわかっていても、お金も時間もかかることですから、個人でパーソナルジムや鍼へ行くことへのハードルはかなり高いのではないでしょうか。

でも、会社でサポートをするとなれば、b{stoicを通してパーソナルジムや鍼との距離感が近くなると思うんです。社員一人ひとりが健康になるための橋渡しになればと始めたのが、今回の「全額負担」の福利厚生でした。

また、b{stoicを僕自身が利用し、そのメリットを実感している点も非常に大きかったです。仕事へのパフォーマンスが向上したことや、会社の雰囲気が良くなった実感があります。

「健康を守ることは個人の仕事」といった考え方もあると思います。しかし、会社でサポートをすることで、個人の健康意識が高まり、会社の空気感が良くなる、個人が発揮できるパフォーマンスが向上するなどのメリットもある。会社の成長という視点からも、今回の取り組みは長期的な投資としてメリットが大きいのではないかと考えています。

——b{stoicとしてはTesTeeのように1つの会社をサポートすることについてどう思われますか?

早川:組織として1つの会社に健康を届けていくことは、とてもやりがいのある仕事だと考えています。

会社というのは何らかの価値を社会に貢献している組織ですよね。会社の社員一人ひとりのパフォーマンスが上がれば、会社単位でのパフォーマンス向上につながります。そしてそれは、結果的に社会全体が良くなっていくことにもつながります。b{stoicとして、その過程に携われることはとても嬉しいことだと感じます。

経営者のWILLを叶えるサポートを。b{stoicで法人契約をするメリットとは

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——TesTeeの健康面に関する今後の展望について教えてください。

横江:社内の健康状態をさらに上げていきたいですね。体調不良での欠席者を減らすことももちろん、月に1回は必ずb{stoicへ通う文化ができたらいいなと思っています。まずは、「すべてのメンバーがb{stoicに通うのが当たり前」という文化を作りつつ、今後は定量的な目標設定ができるようになっていきたいですね。

——福利厚生でb{stoicの導入を検討している方に向けてメッセージをお願いいたします!

横江:導入を検討する経営者自身が、まずb{stoicへ足を運び、健康になってほしいです。代表が健康を実感することがとても大切だと思います。

そして、代表ご自身が健康を実感できたら社内への導入を検討したり、社員に良さを広めたりと行動を起こしてみてください。

早川:b{stoicは個人としての健康サポートに留まらず、経営者が達成したいWILLに対して、経営者の身の回りの人も含めて健康にすることが必要だと考えています。短期的な問題解決だけでなく、中長期的に経営者と伴走をする存在です。

経営者の方は、社員の健康やエンゲージメントについて悩みを抱えることが多いと思います。その問題を解決できるプランがb{stoicの展開する法人契約です。ぜひ組織として健康課題に向き合いたいと考えている経営者の方がいれば、b{stoicの利用を検討していただけますと幸いです。

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