【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】 未来を創るのは、やっぱり先生なんだ。
今回は、活動の宣伝でもあります。
「未来を創るのは、やっぱり先生なんだ。」という
キャッチコピーのもと、沖縄の仲間と、
「キャリア教育せんせいアワード」を立ち上げました。
キャリア教育に取り組む先生の、表彰制度です。
(http://sensei-award.strikingly.com)
チャレンジしたいことは他にもあって、
立ち上げる(予定の)施策はこれだけではないのですが、
いずれもベースにあるのは、
キャリア教育コーディネーターとしての活動から見えてきた、
「学校の先生って、ほんとうに凄いよね」という想いです。
いろんな批判を浴びがちな学校・教員の世界だけれど、
もちろん職業特有の弱みもあるのでしょうが、でも、
私たちは、声を大にして言いたい。
「先生って仕事は、本当に凄いんです!」・・・と。
出前授業などでいろんな社会人が授業をすることも、
とてもとても大事な機会だと思っています。
だからキャリア教育コーディネーターは、
そうした授業の推進を行なっている。
でも、その授業・体験、社会人の言葉を、
子どもたちの日々の生活や状態と結びつけて
彼らの未来につなげていくことができるのは、
日々子どもたちと向き合っている先生にしかできないこと。
先生がどう子どもたちに関わるかが、
学校外の教育資源の価値を何倍にも大きくするのです。
目の前の子どもたちに、今、必要なものは何か、を
誰よりもよく知っているのは、そこにいる先生。
これは、学校外の人間には真似ができないことだったりします。
先生という職業の専門性は、こういうところにあるんだと思っています。
じゃあ、学校の外にいる私たちの専門性とは??
その仕事をしているプロにしか語れないことが、たくさんあるはず。
キャリア教育コーディネーターだからできることが、あるはず。
学校と、学校の外と。
それぞれが、それぞれの領域のプロとして専門性を発揮することが、
これからの「社会に開かれた教育課程」の実現には、
必要なことなんじゃないか、と考えています。
「キャリア教育せんせいアワード」は、
そんな未来への、チャレンジのひとつ、でもあります。
●「キャリア教育せんせいアワード」沖縄から始動!
http://sensei-award.strikingly.com
●今年も勤労感謝の日は「東京シゴト小学校」
http://ax-factory.wixsite.com/guest-teacher-lab/tokyoshigoto2017
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松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部社会学科卒業。地元での就職に失敗(4か月めで退職届!)ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り(株)ax-factoryを設立。
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