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【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】 学校の先生の仕事をもっと知ろう

小中高のキャリア教育実践基礎講習
集合研修3日目は、
学校の先生にご協力いただいて、
「先生の魅力ってなんだろう?」に迫る
職業インタビューをやっています。
魅力を探るために、受講生が根掘り葉掘り質問をします。

私たちキャリア教育コーディネーターは、
学校・先生のいちばんの味方でありたいと思っています。
そのためには、
「学校の先生」とラベリングしてひとくくりに見るのではなく、
ひとりひとりの先生の、生き方や人生にも目を向けてほしい。
集合研修3日目を通してみなさんに伝えたいメッセージは
ただただ、この一点に尽きます。

大部分の人は、学校に行ったことがあります。
または保護者として関わっているかもしれません。
ゆえに、学校のことを「知っているつもり」になりがちで、
「子どもの視点」または「保護者の視点」から見た
学校や先生の姿が「全て」と思いがちです。
ココが大きな落とし穴になったりします。
見えてない部分て、実はたくさんあるんですが、
そのことに気づきにくいのです。
知らないことは、たくさんあるはずなのです。

先生にインタビューをしてみると、
どうして先生になったのかその想いが様々だったり、
やってみたいことや夢をいろいろ持っていたり、
悩みがいろいろあったり、
自分が持っていた「先生像」と違うなんてことも、
たくさん出てきます。
ひとりひとりの先生の中に見える「キラキラ」が
本当に本当に、素敵だなぁと、いつも思ってます。
そんなことを、受講するみなさんにも感じてほしいなぁと、
思いながら運営をしている集合研修。
下記は、今年のみなさんの感想の一部ですが、
私が共有したい想いがちょっと伝わったかなぁと思えて、
ひとりでうれしくなったのでした。

<<受講生の感想(抜粋)>>
●教員は大変という情報ばかりが流れているけれども、
 日々子どもに向き合って、
 やりがいを持って働いておられることが理解できました
●自分の色眼鏡で見ることなく、目の前の先生をあるがまま知ろうとし
 先生のやりたいを一緒に形にしていくことが大事。
●先生の生徒に対する思いがよく理解できました。
 子どもが一番という意味を実感しました。
●教職員の方の生の声を聴かせていただくことができ、
 現場の状況が実感できました。
 (想像とは異なる部分が多くありました。)
●先生への取材を通して、直接話を聞くことで、
 日頃どんな思いで仕事をされているのか、
 何を大切にして子どもに関わっているのかを
 共感を持って知ることができた。
●先生の子どもたちに対する思いだったり、
 勉強を教えているだけではなく
 生きる力を教えているお話をお聞きでき、
 もっと先生についても知りたいと思いました。

これから、どんな形で学校と関わることになったとしても、
(できれば各々の「ワクワク」を大事にしながら
 自分なりの関わり方を模索してほしい!)
ひとりひとりの先生と丁寧に関係を紡いでいってほしいと
願ってやみません。

松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部卒業。地元での就職に失敗(4か月めで退職届!)ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」「クリエイター」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り(株)ax-factory(https://ax-factory.wixsite.com/corporate)を設立。2020年京都造形芸術大学通信教育部(グラフィックデザイン)を卒業。デザインで学びをおもしろくします。
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