【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】 大人が知ってる教育と違うんです
学校・教育って、
どんな大人でも子ども時代に経験してきています。
ですが、実は私たち大人が知っている学校・教育と
これからの学校・教育は大きく変化してきています。
キャリア教育コーディネーターとして学校に関わっていても
この変化のスピードについていくのが大変で・・・
日々勉強だったりしています(笑)
今回は、私たち大人が知っている教育と、
こんなところが違う!をご紹介したいと思います。
●ココが違う(1)求められるチカラ
簡単に言うと、以下のような違いがあります。
情報を暗記するのではなく、
考えることが求められるようになったということです。
もちろん、いまも知識の習得は大事です。
ですが、習得した知識をどう活用するのか、
課題解決や自分の将来にどう活かすのか、
自分で考え、学び続ける力が求められるようになっています。
背景にあるのは、社会や産業構造の変化。
自ら課題を見出し、解決のために考え・行動できる
人材が求められていると言う背景があります。
※今年から高校で始まった「歴史総合」を題材に、
そんな違いを読み解くオンライン勉強会もどうぞ。
「教えて詳しい人!「歴史総合」ってなに?」
(7/26開催@オンラインです。)
https://peatix.com/event/3259494/view
●ココが違う(2)学び方・授業のスタイル
こちらも比較すると次のような違いがあります。
上記(1)の求められるチカラとつながりますが、
知識を習得するだけでなく、
その知識を「活用する」学び方になってきているのです。
こうすることで、知識が何に役立つのかを実感することができます。
また、学び合ったり話し合ったりという活動の中では、
思考すること、判断すること、表現する・伝えるというチカラも
鍛えられることになります。
また、この2年は教育のICT化も大きく進みました。
子どもたちにとっては、
大人が知らない学び方が当たり前になっていくでしょう。
●ココが違う(3)まさに変化の渦中にある
ちょっと強引ですが、こちらも比較してみます。
学習指導要領の改訂・教科書改訂が進んでいます。
そこにこの2年のコロナ禍。
かつては「決まったことを実行」でよかったかもしれませんが、
こうした先が見えない世の中では、
小さく試行錯誤しながら前に進むことが求められるように。
特にGIGAスクール構想による教育のICT化は、
先生と子どもたちが、ともに学び合い、模索しながら、
活用の仕方や学び方を編み出していく姿が見られました。
学校外からサポートする大人も、
まさに変化の渦中にあり、変化・変形しているという前提で
「試行錯誤」に参加するスタンスでありたいと考えています。
特にこの2年は、
コロナ禍とGIGAスクール構想(教育のICT化)によって
学校は本当に大きく変化してきています。
私たちキャリア教育コーディネーターもそうですが、
これから関わろう・興味がある大人は、
自分たちが子どものころの学校・教育にイメージを捨て、
いま何が起きているのかにフラットに目をむける必要が
あるように思います。
******************
学校教育に関わってみたい、興味がある方は、
キャリア教育を切り口に学校教育について学んでみませんか?
https://ax-factory.com
※まずはミニセミナーからご参加ください!
さまざまなキャリア教育コーディネーターの活動を
知ることができます!
7/9,7/30 いずれも13:00-15:30@オンライン
6/18のアーカイブも公開中。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?