【社会人のための“教育ってそうなってるのか！”講座】こんな時代だからこそ、先生のいちばんの味方に。

ふたたびの緊急事態宣言。
小中高は休校にはならない、とはいえ、
分散登校による時間割の変更や、
話し合い活動、調理実習、実験の禁止など、
学習活動に影響が出てきています。

昨年春ほどではないものの、
行動が抑制されることでの切迫感とか緊張感、
どうにもならないあきらめ感とか、
ちょっとした停滞感も漂います。
これは、世の中のすべての人にとって、そう。

そんな中で、
キャリア教育コーディネーターも対応が迫られます。
変更があったから、禁止だから、
いろいろなことができなくなって
仕方がない部分もある。

でも、私たちキャリア教育コーディネーターは、
「仕方がない」で済ませたくないなぁと、思います。
外部からの人の訪問は憚られる。
でも、子どもたちと様々な人材との出会いの場を
諦めたくないと思っています。
GIGAスクール構想も前倒しで進んでいる。
春の緊急事態宣言をきっかけに、
いろいろなオンラインのノウハウも蓄積されている。
何よりも、こんな時代だからこそ、
使える資源、できることを組み合わせて、
いまできる最大限のことをしたい。

先生たちにも、諦めて欲しくないと思っています。
さらに言うなら、遠慮せずに頼ってほしい。

私たちキャリア教育コーディネーターは、
できることを一緒に考えられる存在でありたい。
そこには失敗もあるかもしれないけれど、
諦めずにこれからを作っていくために、
先生たちと一緒にチャレンジする存在でいたい。

誰も正解を知らない世の中、
ツライこともいろいろあるけれど、
そうやって学校や先生たちを応援できる
キャリア教育コーディネーターでありたいと思っています。

松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部卒業。地元での就職に失敗（4か月めで退職届！）ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」「クリエイター」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り（株）ax-factory（https://ax-factory.wixsite.com/corporate）を設立。2020年京都造形芸術大学通信教育部（グラフィックデザイン）を卒業。デザインで学びをおもしろくします。
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