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【社会人のための”教育ってそうなってるのか!”講座】予測不可能な将来を見据えるのは、子どもだけ?

日本を取り巻く産業構造の変化スピードは、本当に速くなりました。
今ある職業は、将来はなくなるかもしれない。

「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、
 大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」

なんていう説もあるくらいです。

そんな予測不可能な将来でも、自分の人生を切り拓いていける、「生き抜く力」をこれからの子ども達が身につける必要がある。
・・・「キャリア教育」は、こうしたキャリア発達を促すものと言えます。

しかし、予測不可能な将来に立ち向かうのは、大人も同じです。

文科省が定義する「キャリア教育ではぐくむ力」(「基礎的・汎用的能力」)は人が、自らの人生を切り拓いていくための力、と言えます。そこでここからは、基礎的・汎用的能力の「4つの能力」について解説していきます。


他者と協力・協働して社会に参画し、役割を担うこと

「人間関係形成・社会形成能力」
社会との関わりの中で生活し、仕事をしていく上で、基礎となる能力を言われています。様々な考え方・価値観の他者を認めつつ、協働していくことが必要になります。また、社会や他者を関わる中で、自分の能力や役割に気づくこともでき、社会の中での「自分の場所」を見つけていくことにもつながります。

自分のできること・したいことを見つけること

「自己理解・自己管理能力」
多様な価値観を持った他者との協力・協働が求められている中では、自分の持つ能力や思考性を発見し、磨いていくことに加え、自分の思想や感情を律することも必要になります。学校段階だけでなく、生涯にわたり変化していくものでもありますから、常に深めていく必要があります。

自ら課題を発見し、行動を起こすこと

「課題対応能力」
与えられた課題に取り組むことだけではなく、自ら課題を発見・分析し、適切な計画を立てて解決のために行動し、解決できる力です。知識基盤社会の到来・グローバル化が進み、これまでの知識や手法が必ずしも活用できるとは限らなくなりました。従来の考え方にとらわれずに、前に進めていける力が求められていると言えます。

主体的に生き方を決めていくこと

「キャリアプランニング能力」
とくに社会人・職業人として生活していくにあたっては、自分にとって「働くこと」を担う意義を理解する必要があります。終身雇用が当たり前でなくなったいま、人生は選択の連続になったと言えます。様々な情報がある中で、取捨選択・決定を繰り返し、自らの人生・生き方を主体的なものにしていく必要があります。


※詳しくは文部科学省サイトを参照のこと。 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo10/shiryo/attach/1300202.htm

自分の中にある「得意・好き」を活かしながら社会に参画する接点が作を作ることができたら、大人も子どもも、幸せになれるのではないでしょうか。
キャリア教育は、大人にも必要な学びなのです。


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