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【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】すべての会社は誰かを助けるためにある。

ほんとうに微力ではありますが、
地域教育推進ネットワーク東京都協議会の
プログラムアドバイザーのお手伝いをすることになりました。
その第一弾として、企業の方に向けの説明会がありました。

題材にしているのは、
コーディネーター仲間が開発した「お手紙プロジェクト」。
https://otegami-pj.jimdofree.com
小学生が、自分の会いたい職業の人にお手紙を書いて
授業に来てもらうキャリア教育プロジェクトです。

今回の説明会では、
将来的に子どもたちから呼んでもらえるよう、
どんな会社か、どんな仕事の人が働いているのかを
「図鑑」として紹介するためのワークを行いました。

多くの大人が「会社員」ですが、
子どもたちは「会社員という職業がある」という
イメージでとらえていたりします。
さらに、子どもたちには見えていない、
BtoBのお仕事もたくさんあります。
小学生にはわかりにくいかもしれない。
でも、だからこそ、視野を広げるチャンス!
BtoBのお仕事の人には、
ぜひぜひキャリア教育に参画してほしいと思っています。

ですが、そこで課題になるのが、これ。

「自分の会社をどうやって子どもに説明するんだろう?」

すべての会社は、誰かの困ったことを解決するためにあるはず。
だからこそ、事業として成り立っているのではないでしょうか?

ご自身のお勤め先や仕事、その存在意義は・・・?

悩んでしまった方は、会社の存在意義を、
以下の3つの観点で整理してみてください。

 ・誰がお客様なのか。
 ・お客様にどのような価値を提供しているのか。
 ・お客様はどのようなシアワセを手に入れるのだろうか。

会社の中のお仕事も、
お客様をシアワセにするために役割分担をしたり、
サポートしたり、という構造になっているはずです。

いくつかの業種で図鑑サンプルを
作成したときにも感じたのですが、
説明会に参加したみなさんの会社のどれも、
誰かの幸せのためにあるのだ、
ということが本当によくわかりました。

会社って本当に凄い。
働く人って本当に凄い。

こういう会社や働く人を、
もっともっと子どもたちに出会わせたいと思います。

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勤労感謝の日は、子どもと大人が”はたらく”を考える日!
今年の「シゴト小学校」は世田谷と成田で開催します。
https://shigoto-school.jimdofree.com/event/setagaya2018/
https://shigoto-school.jimdofree.com/event/narita2018/


松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部社会学科卒業。地元での就職に失敗(4か月めで退職届!)ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り(株)ax-factory(https://ax-factory.wixsite.com/corporate)を設立。
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