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【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】子どもに関わる大人はチームプレーがいい。

キャリア教育コーディネーターという仕事を始めて10年になります。

それまで比較的大きな会社の「会社員」だった私にとって、
この業界に関わるようになって、
とてもびっくりしたことがありました。

「地域を超えたネットワークがとても強いこと」
「チームでプロジェクトが成り立っていること」

「ネットワーク」も「チーム」も、
会社員生活の中でもよく出てくるキーワードだし、
使い古された言葉でもあります。
ですが、
「同じ部署だからチームとして団結しなければならない」とか、
「部署間の連携をはからなければならない」とか、
なんだか、お説教くさくて邪魔なものだなぁと、
会社員だった私は、そう思っていました。

全国のキャリア教育コーディネーター仲間、
当時もいまも、とても仲がいいんです。

エリア間で競合しないという理由もあるかもしれませんが、
そんなバイアスをかけて考えたとしても、
地域を超えて「一緒にできることは積極的にやろう」
「全国でキャリア教育を推進していこう」という、
団結力が、なんだかやたらと強い。
そして、それぞれの得意なことを組み合わせながら
ワイワイ言ってプロジェクトを推進していく。

でもって、おっちょこちょいでもあって。

そういうのがとても新鮮な感覚でした。
でも、これが私にとって、
とても居心地がいい場所になりました。

自分のできること、他人のできることへの尊敬の気持ち。
自分にも他人にもできないことがあることを受容すること。
ネットワークの力を活かしてチームとして前に進むには、
前提として、こうした「お互いの信頼関係」が必須です。
これは学校・子どもに関わる大人のあり方も
同じなんじゃないかなと思います。

いろんな大人の、
できること・できないことのデコボコを組み合わせて
チームプレーで子どもの学びを支えていく。
大人にとっても安心できて、
お互いを尊重しながら強みを発揮できる、
ステキな場所になるんじゃないでしょうか??
それはワクワクするプロジェクトになるはずです。

というわけで、最後に宣伝!
やたらと団結力の強い(笑)キャリア教育コーディネーターが集まる、
キャリア教育コーディネーター全国大会が、
来週11/17(土)、福井にて開催されます。
https://ccec-fukui.peatix.com/
自分はどんな役割を担うことができるのか、
キャリア教育先進エリアである福井の事例を聞きながら、
私たちキャリア教育コーディネーターの仲間になりませんか?

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勤労感謝の日は、子どもと大人が”はたらく”を考える日!
今年の「シゴト小学校」は世田谷と成田で開催します。
来年はあなたのお住いの地域でも開催してみませんか?
見学のお問い合わせも受付中です。
https://shigoto-school.jimdofree.com/event/setagaya2018/
https://shigoto-school.jimdofree.com/event/narita2018/


松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部社会学科卒業。地元での就職に失敗(4か月めで退職届!)ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り(株)ax-factory(https://ax-factory.wixsite.com/corporate)を設立。
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