見出し画像

【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】変化の渦中にいる学校をサポートできる人になろう


いま学校に必要なのは、評論家ではなく仲間、という話です。
もしも教育に興味がある、教育に関わりたいのであれば、
学校・先生に寄り添ってもらえたらなーと思っています。

2021年、学校ではどんなことが起きているのか。

ホットな話題としては、
小中学生にPC(またはタブレット)が
1人1台配布されたGIGAスクールでしょうか。

私もキャリア教育コーディネーターとして、
配布された「後」、どんなことが起きているのか、
先生たちから話を聞く機会がありました。

現場では、まあ、いろいろ起きてます。

まだまだ制約が多いところもあるようですし、
先生には1人1台じゃないところもあったり。
子どもはキーボード入力ができないし、
  (そもそもローマ字を習うのは小3)
通信量の制約も懸念事項。
この先もし壊れたらどうするんだ?とか、
セキュリティの問題、
実は子どもが遊んじゃってるだけ、なんてことも
起きるかもしれません。
リスクを想定して制約を多くしたり緩めたり、
でも、リスクを回避するために管理を強めたら、
子どもたちの学びを狭めてしまうし、どうする・・・?


・・・こうして先生たちからお話を聞くにつれ、
いま、子どもたち、学校、先生、そして私たち大人も
まさに「変化の渦中」にいるんだなと実感します。

ここで声を大にして言いたいのは、
「渦中」であって、変化後の「完成形」ではないという点。
きっと、ここからさらに変化し、進化していく、
そんなプロセスを目の当たりにしているんだと思っています。

だから、まだまだ
一般社会人の世界からみたらおかしなこともあったり
リスクが想定されたりするかもしれないけれど、
施策そのものを評価したり批判することは時期尚早。
というより、いまは邪魔にしかならないです。

いま、評論家よりも必要なのは、
同じ目線で一緒にトライ&エラーができる仲間。
学校外から関わる私たちも、
ここを間違えないように、
視点をしっかり切り替える必要があると、
あらためて気を引き締めたのでした。


いろいろな壁や制約がある中で、
どうやって子どもの学びをより豊かなものにしていくか、
ICTを活用することでどう効果的なものにしていくのか、
現場の先生たちがいちばん求めているのは、そこです。
私たちにとっても未知の世界で勉強が必要かもしれません。
考えながら走る、なんてことも必要になるはず。
いずれにしても「一緒にトライ&エラーする」仲間が必要です。

そして、「一緒にトライ&エラーしてみましょう」
と言えるようになるには、
お互いの信頼関係を築くことは必須になります。
そのためには、
お互いを思いやる丁寧なコミュニケーションが必要に・・・

もしもいま、
教育に関わる活動をしてみたい、
という興味・関心があるのであれば、
子どもたち・学校を取り巻く仕組みを学ぶところから
はじめていただきたいなぁと思っています。

というわけで、
今年度も「小中高のキャリア教育実践基礎講習」、開講です。


★学校・教育に関する知識と信頼関係を築くコミュニケーションを学ぶ
 「小中高のキャリア教育実践基礎講習」
 受講者募集中です(8/10締め切り)
 詳しくは下記から。

 まずはミニワークショップ&講座説明会@オンラインからどうぞ!
 5/29,6/19,7/10,7/31 いずれも13:00-15:30です。


松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部卒業。地元での就職に失敗(4か月めで退職届!)ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」「クリエイター」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り(株)ax-factory(https://ax-factory.wixsite.com/corporate)を設立。2020年京都造形芸術大学通信教育部(グラフィックデザイン)を卒業。デザインで学びをおもしろくします。
☆学校を応援する大人のための教育マガジン無料配信中☆
 登録はこちらから。
  https://submitmail.jp/FrontReaders/add/4173
 バックナンバーまとめ読みはこちらから。
  https://note.mu/axfactory/m/m4a777303bd10

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?