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社会人のための”教育ってそうなってるのか!”講座

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#キャリア

人生において”学ぶ”と”働く”をつなげていくには【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】

4月の英国視察の報告会も企画しているのですが。  (詳細は最後にご案内します) 海外を盲目的に賞賛することはしないけれど、 理念として英国の施策に共感できるかも、と思ったこと。 それは「”学ぶ”と”働く”を包括して考えているっぽい」という点。 今回はこの点について考えてみたいと思います。 まず、視察に行って感じたことは、 そもそも日本の施策についてどれだけ知っているのか、 自分の足元をしっかりみなければ、ということです。 そこで、日本のキャリア教育に関して。 私たちキ

キャリア教育に関わることは自分の人生と向き合うこと【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】

キャリア教育コーディネーター養成講座実践コースをやっていると、 いつも思うことがあります。 「キャリア教育に関わることは、  自分の人生・キャリアと向き合うことになる」と。 例えば、授業を企画するとき。 その学校・クラスの子どもたちの状況や 先生の願いをしっかりお聞きすることが前提ですが、 同時に、キャリア教育コーディネーターの想いも 実はとても大事だったりします。 これがないと、ただの御用聞きになってしまうから。 キャリア教育コーディネーターである自分は、 子どもた

【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】 「子どもにはわからない」は伝える努力をしていないだけ

キャリア教育の授業の中でよくある「職業人講話」。 いろいろな職業の人から話を聞く授業なのですが、 キャリア教育コーディネーターがゲスト講師を選定する際、 おそらく無意識とも言えるバイアスがかかってしまうことがあります。 それは、 「この仕事は子どもにはイメージできない・わからない」 というやつ。 伝えるのがむずかしいから「やめよう」 っていう意見が出てくることも、しばしばあります。 (その授業のねらいによっても違いがありますが。) ここ、 子どもの発達段階とか習熟度を考慮

【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】ICTの活用で深まるグループディスカッション

今年もキャリア教育コーディネーター実践コースが始まりました。 コロナ禍以降、集合型の研修をどう開催するか、 悩みながらの開講ではあったのですが、 小中高のキャリア教育実践基礎講習含め、 オンラインではできない価値はどこかを見極め、 必要な部分は対面の集合研修を実施してきました。 オンライン化できない部分は やはり人と人との新しい関係を作っていく部分。 今年度の小中高のキャリア教育実践基礎講習も 志を同じくする仲間づくりの場になっていたように思います。 しかし、これまでと異

【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】 キャリア教育を学ぶと「学びと社会のつながり」を生み出せる

今年度のキャリア教育ミニセミナー(講座説明会)では、 キャリア教育コーディネーターとして活躍する 講座卒業生に登場してもらい、 それぞれの活動が「キャリア教育」とどうつながるのか、 事例を交えながら紹介してもらっています。 キャリア教育について学ぶことで、 彼らはどんな「武器」を手に入れたのでしょうか? 今回は、卒業生の体験談から キャリア教育について学ぶことで、 どんなことができるようになっていくのか、 について考察してみたいと思います。 ●体験の意味を言語化し、価値

キャリア教育コーディネーター活動事例「キャリア教育×謎解き」

今年度のキャリア教育ミニセミナーでは、さまざまなフィールドで活動するキャリア教育コーディネーターに登場していただき、「キャリア教育×〇〇」というテーマで、活動内容についてお聞きしました。第2回のテーマは「キャリア教育×謎解き」お話しいただいたキャリア教育コーディネーターは、日景太郎さんです。(2022年7月9日実施キャリア教育ミニセミナーより) 【参加者からは質問もたくさんいただきました!】 2022年4月に独立したばかりのキャリア教育コーディネーター。「謎解き」をどうや