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【元教員が解説】遠足の下見でチェックしたいポイント!

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子供たちが楽しみにしている遠足。この遠足を安全かつ、スムーズに成功させるためには下見がとても大事になってきます!今回はそんな大事な遠足の下見でチェックしたいポイントをチェックリストにまとめたのでぜひ参考にしてみてくださいね!

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1.下見の前に準備しておくことは?

下見は遠足のための準備ですが、その下見を効率よく行うために、下見の準備についても考えた方が良いです。
以下5つの準備をしておきましょう!

・過去に行われた遠足のしおりと実施報告書のコピーをする
・交通費や入館料の確認をする
・施設の営業日/予約の有無を確認する
・目的地までの行き方/活動場所の地図を確認する
・勤務校の住所、電話番号、FAX番号、校長の名前をメモする

1.1過去に行われた遠足のしおりと実施報告書のコピーする

過去に行われた遠足のしおりと実施報告書のコピーは、遠足の下見にいく先生の人数分用意しておきましょう。過去のしおりを見ることで、遠足がどんな場所、どんなスケジュールで行われていたのかが分かり、役立てることができます!

また、過去の実施報告書の備考欄には、次回に向けた反省点や改善点が書かれているため、こちらも活用するようにしましょう!

1.2.交通費や入館料の確認する

遠足を実施する際、移動でバスや電車を利用することがありますよね。また、施設を利用する場合も入館料が必要になることがあるため、予め交通機関系のアプリや施設のホームページを調べておきましょう!

1.3.施設の営業日/予約の有無を確認する

施設利用料の他に営業日も調べておきましょう。下見の日や、遠足の実施日が施設の定休日と重なってしまった場合、下見の日や遠足の実施日の変更、利用する施設の変更が必要になるからです。

また、下見に対しても予約が必要な施設があるため、必要な場合はホームページや電話、FAX等を通して申し込みをしておきましょう!特に、人気の博物館や科学館は予約が埋まりやすいため、新年度できるだけ早く動き出すことをおすすめします。

1.4.目的地までの行き方/活動場所の地図を確認する

目的地までの行き方や、活動場所について確認するために下見にいく先生の人数分の地図を用意しておきましょう。

なお、学年の先生が利用するLINEグループがある場合は、地図のURLや活動場所のアドレス等の情報を事前に共有しておくのもおすすめです!

1.5.勤務校の住所、電話番号、FAX番号、校長の名前をメモする

下見のときに施設や交通機関の集団申し込みを行う場合、勤務校の住所、電話番号、FAX番号、校長の名前等を記入する場合があります。

予めこれらを用意しておくことで、スムーズに対応できるので、スマホの電話帳やスマホのメモ機能などを活用するようにしましょう。

2.下見中のチェックポイント!

次は実際に下見をしている時に決定しておきたいチェックポイントについて解説していきます!

2.1.スケジュールに関するチェックポイント

遠足のスケジュールを考える際にチェックしておきたいポイントをまとめたので、よければ活用してみてください!

  • 学校から目的地までの移動時間の確認

  • 電車の乗り換えをスムーズに行える車両の確認

  • 帰りの出発時間の確認

  • 施設の利用開始時刻、途中集合時刻、最終時刻の確認

2.2.活動場所/施設に関するチェックポイント

  • トイレの場所、便器の数の確認

  • お弁当を食べる場所(トイレが近くにあると望ましい、夏の場合は日陰がある場所等)の確認

  • 集合場所の確認

  • 車椅子を利用している児童や、移動に助けが必要な児童がいる場合、駅や施設のエレベーターの有無、場所の確認

2.3.先生の役割に関するチェックポイント

  • 交通費の支払いをする担当の先生

  • 昼食前に児童の前で諸注意を行う先生

  • 集合場所に立つ先生

  • 救急セットを携帯する先生

  • しおりや実施計画書、実施報告書を作成する先生

  • 昼食後に遊ぶ時間を設ける場合、遊び道具(大縄、ドッチビー等)を持っていく先生

2.4.特別支援を担当している先生と確認するチェックポイント

障害者手帳を持っている児童は、障害者手帳の級に応じて交通費や施設利用料の割引を受けられる場合があります。そこで、遠足の下見までに以下の項目を特別支援を担当している先生と確認しておきましょう。

  • 障害者手帳を持っている子供がいるか

  • 障害者手帳は何級か

  • 障害者手帳を使うのか ✳︎1

  • 下見や遠足当日に特別支援を担当している先生の確認  ✳︎2

✳︎1
児童が障害者手帳を持っている場合でも、保護者が他の児童と同じ料金の支払いを望む場合や、手帳を持たせるのが不安で障害者手帳をあえて使わない場合があることに留意しておきましょう。

✳︎2
特別な支援を必要とする児童の引率を、授業をしない支援サポーターが行う場合があります。この場合自治体によっては、交通機関や施設利用の申し込み方法が団体ではなく、個人での申し込みになる場合があるので注意しましょう。

また、特別支援を担当する先生が下見と遠足実施日の両方に参加するのか、遠足当日のみの参加なのかも確認しておくことで引率者の人数の食い違いを防ぎ、施設や交通機関の申し込みがスムーズに行えます。

3.遠足で注意したいポイント!

スケジュール・施設/活動場所の確認や先生の役割の割り振りの他に、遠足を成功させるために注意しておきたいポイントが2つあります。

3.1.グループワーク

高学年の遠足におけるグループワークの主な役割は、修学旅行や林間学校の練習です。これを踏まえて、グループワークについて考えていきます。グループワークを行うと、一斉に子供を引率する場合と比べ、教員の目が届きにくくなりますよね。そのため、屋外でグループワークを行う際には交通事故や迷子が起こりやすくなります。

遠足に行く学年に集団行動が苦手な児童が多い場合、準備に時間をかけることができる秋に遠足を実施するなど、受け持っている学年の特徴に合わせてグループワークの内容を決めるようにしましょう。

3.2.クラス移動の順番

遠足中の移動で、先頭を歩くクラスがずっと同じだと「○組がずっと先頭でずるい!」と他のクラスの児童から不満が出ることがあります。

昔、私が5年生の遠足を引率していた時も、子供たちから「ずるい!」と不満がでてきてしまい、困ることがありました。このように特に、高学年になるとこうした傾向が強いため、楽しく安全な遠足を実施するためにも「行きは1組、活動場所内は2組、帰りは3組が先頭」のように、クラス移動の順番は工夫するようにしましょう。


3.3.学年全員の前で話す先生を固定しない

遠足では、出発の前、施設の中、お昼ごはんの前、学校に戻ってきてからなどの場面で、先生が学年全員の前で話をします。
それらの場面で、特定の担任の先生だけが話をしていると、他の先生が担任している児童達は「あのクラスの先生しか話さないのは、あの先生が偉いから、、、?」と思う可能性があります。
高学年児童達は先生同士の力関係を勘繰ったり、面白がったりすることも珍しくありません。そのため、学級経営の観点からはもちろん、一人の先生に仕事が偏らないようにするという意味でも学年全員の前で話す先生は固定しないようにしましょう!

4.おすすめの遠足先は淡路島!

現在、淡路島に住んでいる元教員の私から、淡路島にあるおすすめの遠足先を3つ紹介させていただきます!

4.1ニンゲンノモリ

出典:ニンゲンノモリ

まず1つ目のおすすめの遠足先は、「ニンゲンノモリ」です!

ニンゲンノモリには、アニメの世界観を再現したアトラクションがあり、子どもたちが思いっきり体を動かして遊ぶことができます。
そして、最近は修学旅行や教育旅行、遠足の行き先としても注目されている場所なので、ぜひ検討してみてください!

詳しくはこちらの記事をご覧ください!
【淡路島在住者が語る】ニジゲンノモリの全てを徹底解説!

4.2.北淡震災記念公園

出典:北淡震災記念公園

2つ目のおすすめの遠足先は北淡震災記念公園です。
北淡震災記念公園は、1995年に発生した阪神淡路大震災の被災地であり、震災の記憶を後世に伝えるために作られました。

児童たちは震災の歴史と教訓を学びながら、災害への備えや共感の大切さを理解することができます!

公園内は広大な緑地が広がっていて、樹木や花々に触れ合うことができます!加えて、公園内には防災訓練施設や体験コーナーがあり、児童たちは防災訓練やシミュレーションを通じて、災害時の行動や適切な対応策を学び、自らの安全意識を高めることができます!

詳しくはこちらを参考にしてみてください!
https://www.nojima-danso.co.jp/


3.3.イングランドの丘

出典:イングランドの丘

動物とのふれ合いができる「グリーンヒルエリア」と、遊びやグルメを満喫できる「イングランドエリア」があります。他にもクラフト体験、パン作り体験などの体験も充実しています。また150席以上あるレストランやBBQ場もあるのでランチできるのが嬉しいです!
学校の訪問向けの資料をこちらからダウンロードできるのでぜひ参考に!
https://www.england-hill.com/groupinfo/

まとめ

いかがだったでしょうか。
ここまで紹介してきた遠足の下見の準備やチェックポイント、注意点に気をつければ、子供達にとって楽しい遠足になること間違いなしです!
先生達、特に若い先生は不安になることもたくさんあると思いますが、本記事を読んで少しでも不安を和らげることに役立てていただけたら幸いです。

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