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高校の遠足ってどうすればいいの?企画の仕方や関西に注目したおすすめスポットをご紹介!

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小学生や中学生と比べて、高校生になる新しい出会いが増えることによる環境の変化に伴って、生徒一人一人の行動範囲や考え方も変化していくことでしょう。

そんな大切な時期の遠足って、どうすればいいの?とお困りの教員の皆様をお手伝いさせてください。

この記事では、高校遠足の企画の立て方とおすすめの遠足目的地をご紹介します。



高校の遠足の行き先の決め方とは?

まず、遠足と聞いた時に頭を悩ませるのがなんといっても「行き先」ですよね。初めから行き先に着目して場所を探すと候補地が増えてしまうと思いますので、まずは遠足の「目的」を定めてみましょう。


修学旅行と遠足の違い

学校という日常を離れる高校の行事といえば、大きなものでは修学旅行が挙げられます。ところで、修学旅行と遠足の違いは何でしょうか?

遠足と修学旅行の違い

高校の修学旅行では日程が長期間であることを活かして遠方に赴きつつ、歴史的な学習や日常では行えない体験に焦点をあてた、どちらかといえば少し畏ったスケジュールが組まれます。

一方で高校の遠足は基本的に日帰りで、日々の勉強から離れて生徒たちに自然体でくつろいでもらうことや、遠足を通して互いの素顔を知り、よりクラスの親睦を深めることを目的としたイベントになります。

どちらも生徒たちからすれば学校という環境から離れる機会ですが、特に遠足は如何に短い時間で楽しめるプログラムにしていくかが鍵を握っていますね。


遠足の目的を明確にする

さて、遠足の大きな目的といえば先ほども述べた通り「親睦を深める」ことでしょう。ここに加えて2、3個の関連目標を立てておくと、企画がしやすくなります。

具体的なものとしては、

・グループワークを挟む
・自然と触れ合う
・歴史を感じてもらう

などが挙げられます。なるべくクラス間や生徒間で交流がしやすいようなワークショップを設けたりするのもおすすめですね。


遠足の行き先の選び方

それではいよいよ行き先を具体的に決めていきましょう。大枠である目的と関連目標が大まかに定められたら、次はそれぞれをさらに詳細に考えていきます。

目的やテーマに合っているか

遠足の候補地を選出していく際には、やはり遠足の目的やテーマを念頭に置いておくことが大切です。「歴史」に着目しているならば博物館やお寺など、「自然」に着目しているならば自然のアトラクションがあったり、近代の建造物が周囲に少ない場所にするなど、意識した工夫が必要になります。

また、実施に当たっては生徒たちの興味・関心が置いてけぼりになっていないかにも注意を向けていくことが大切ですね。

生徒側の視点に立って候補地を見ていくことも大きなポイントになります。


予算との兼ね合い

実施する規模にもよりますが、遠足でかかってくる費用は主に次の三つが挙げられます。

交通費
バスのチャーターや、電車の切符の一括購入、高速道路の料金など

・入場料 / ワークショップ参加費
テーマパークへの入場や、体験イベントに参加するなど

・食事代
飲食店側のキャパシティや生徒たちのアレルギーの有無の確認が必要

特に飲食に関しては大人数で動くことによる周囲への影響を考慮しておく必要があります。
また、アレルギーの有無については、必ず生徒たちへのヒアリングと周囲の飲食店の調査と事前連絡をしておきましょう。

交通アクセスの良さ


遠足は基本的に1日で完結する行程が組まれます。大人数で動くことも鑑みて、移動時間がなるべく短いこと、そして目的地までの乗り換えや行き方が難しくない場所を選ぶのがおすすめです。

これらのポイントを踏まえると、遠足の目的地が決まりやすくなりますね。といっても何もない状態で一から遠足のプランを作成するのは確かに難しいです。そんな時は以下のテンプレートに頼ってみてはいかがでしょうか?

こちらは修学旅行のプラン計画書ですが、高校の遠足プランにも代替することができます。テンプレートに当てはめつつ、企画をより具体化していきましょう。


遠足の代表的なプログラム

それでは次に、高校の遠足を行う際の代表的なプログラムをご紹介します。事前に定めておいた目的やテーマに沿って、プログラムの具体的な内容を考えていきましょう。

非日常的な自然を感じる体験

日本は世界でも有数の豊かな自然に恵まれた環境です。雄大な海や聳える山を中心に、日常では感じることのできない自然を浴びるような体験をプログラムに組み込んでみてはいかがでしょうか。

・山 - ハイキングや野鳥観察など
   森林浴などもでき、リラックス効果が見込まれます
・海 - ボート / カヌー体験や渦潮観察、潮干狩りなど
・自然の恵みを体験するという意味で飯盒炊爨やバーベキューなども

季節に応じて見られる花や鳥が異なったり、特定の時期限定でしか味わえない体験も自然と触れ合う醍醐味としておすすめです。


歴史的建造物を訪問し、知識を深める体験

出典:北野異人館ネット

建国して2500年を超える日本は、世界的にも誇れる歴史的建造物が多数存在します。関西で有名なものと言えば、

・奈良 - 大仏殿をはじめとした建造物
・京都 - 京都御所などのかつての都の痕跡、桂離宮など
・兵庫 - 風見鶏の館などの異人館

が挙げられますね。こちらは行き先としてもポピュラーなものになりますが、実際に赴くことでまた新しい発見が生まれたり、歴史に対する知識が深まるでしょう。


アミューズメントパークで思い切り楽しむ体験

折角の遠足です、思いっきり弾けるのもまた高校生の特権と言えるかもしれません。思春期を形成する短くも大切な時間での経験は、忘れられない思い出にもなりますね。

・USJ
・東京ディズニーランド/ディズニーシー
・ハウステンボス

などが高校生の遠足としては人気の場所として挙げられます。注意点としてはこれらのパークに赴く際には遠足を行う季節を十分に考え、早めに予定を立てておくことが大切です。


遠足で行きたい、関西のおすすめスポット

それではここで、関西における高校の遠足でおすすめスポットをご紹介します。なんといっても関西には、日帰りでたっぷり楽しめるコンテンツがある場所が多いです!

ここではお勧めの場所を3箇所、ご案内していきます。


淡路島(兵庫県)

出典:パソナ

<<おすすめポイント>>

・アクセスが良い
・ご飯が美味しい
・自然と歴史が同時に楽しめる

「島」と聞くと広いようなイメージもしますが、国が産まれた場所という伝承にもある通り、実は大きさは東京の23区の面積と変わらない程度と意外とこじんまりしています。

加えて抜群のアクセスの良さがおすすめポイントです。高速バスを使えば三ノ宮からは約1.5時間、大阪からは2時間強と、9時の出発で午前中に着くことができます。

淡路島は自然と触れ合うには絶好のロケーションであり、至る所に魅力的な自然と、それに融合するエンターテイメンと楽しめる環境が整っています。具体的な場所としてはドラゴンクエストをはじめとした二次元コンテンツが詰まったニジゲンノモリや、ヤギやアルパカなどの動物と触れ合えるのじまスコーラなどがあり、1日で複数の観光スポットを巡ることができます。


ニジゲンノモリで淡路島を遊び尽くそう!おすすめプランはこちらから


美味しいご飯と動物のふれあいは「のじまスコーラ」へ


また、島全体で大人数を受け入れられる体制も整っているのが遠足の目的地としては嬉しいところ!
特産の玉ねぎを用いた料理など、一括で団体の食事プランをお探しの場合は以下のリンクからどうぞ。



清水寺(京都府)

<<おすすめポイント>>

・歴史を味わえる
・徒歩で散策しやすい
・周辺に他の観光スポットも多い

京都は平安京を起源として長く日本の都が置かれた場所として有名です。その中でも清水寺はおよそ1200年の歴史を誇ると同時に、ことわざとしても有名な「清水の舞台から飛び降りる」の語源になった場所です。季節ごとに姿を変える美しい風景は、記憶に残ること間違いなし。他にも重要文化財に指定されている仁王門などが近くにあります。

また、京都市内は碁盤の目のように区画が整備されており、徒歩での散策がしやすいことがポイントです。グループでの判別行動がしやすい他、伝統工芸品を取り扱うお土産物屋さんが多いなど、遠足の思い出に残る品々を探しやすいでしょう。


USJ(大阪府)

出典:大阪観光ブログ

<<おすすめポイント>>

・季節ごとに定番がある
・アミューズメント性が高い
・コンテンツが充実している

遊びに特化して思い出を作るならUSJがおすすめです。常設のコンテンツに加え、サマーシーズンやハロウィーンなど、季節ごとのイベントを楽しむことができるでしょう。

園内ではアトラクションはもちろんのこと、パーク全体の広さも相まって短い時間でも充実したものになること間違いなしです。

ただし訪れる時期や遠足の規模に応じたプラン立てが必要となる可能性もあります。


まとめ

高校の遠足の企画を立てる時は、遠足を行う大枠の「目的」を決めたのち、組み込みたいテーマや訪れる場所へのアクセスのしやすさを考えることがポイントです。

この記事が、生徒やクラス間での親睦を深めつつ、生徒たちの思い出に残るような遠足の企画作成の助けにつながりますと幸いです。

淡路島への高校遠足の企画は、ぜひこちらからご相談ください。

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