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これからも旅を続けるあなたへ

年末、コースやセッションが完了を迎えるクライアントさんが何人かいらっしゃいました。

短くとも半年、人によっては年単位でご一緒してきているので、気づけばはるばる旅をしてきたなあとしみじみ感じます。

「旅立ちを見送る」

という言葉はしっくりこなくて、「お互いが新たな旅に出る」という感じがしています。

自分自身が旅を続けているからでしょうね。

別々の場所からやってきて別々の場所に向かう船が、少しのあいだ一緒に航海をしていた。そんな感覚です。

実際にはずっと一緒に進んでいるわけではないので、旅をする船同士が定期的に港で出会う感じかもしれません。

どんな旅をして、どんな景色を見ているのかな。
どんな想いが生まれているのかな。

話を聴くのがいつもとても楽しみですし、
自分自身が旅をして、あたらしい世界に出会って、最新の自分でそこにいられることがとてもうれしいです。


積み重ねていくことで深まる関係もあるし、完了を迎えることで深まる関係もある。

そんな風にも感じます。

クライアント・コーチの関係というのはある意味特殊で、だからこそ話せることがあるし、だからこそ現れるものがある。

そんな風に心から思うから、わたしはこれからもコーチを続けていくのだと思います。


でも、人と人との関わりはそれだけじゃない。

ときには言葉を超えて美しい世界をともに味わうこともあるでしょう。
ときには一緒に歌って踊ることもあるかもしれない。
ときにはもっとささやかに、そっと手紙を送り合うこともあるでしょう。

それぞれがそれぞれの旅をしているのだけれど、
何かのご縁で出会ったのなら、いのちといのちで出会いたい。

それがわたしの願いです。


限られた時間、限られたいのちの中でご一緒してこれたことを
本当にうれしく思っています。

あなたの旅を、その全てではないけれど確かに見届けてきました。

暗闇を照らすあかりも行き先を決めるコンパスもあなたの中にある。
地図を超える生き生きとした世界が目の前にある。

これからの旅を通じてあなたのいのちがさらに生き生きと躍動していくことが、自分のことのように楽しみです。


またどこかでぜひお互いの旅路を祝福し合いましょう!

それまでのあいだ、お互いによい旅を!


このページをご覧くださってありがとうございます。あなたの心の底にあるものと何かつながることがあれば嬉しいです。言葉と言葉にならないものたちに静かに向き合い続けるために、贈りものは心と体を整えることに役立てさせていただきます。