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いっぱい失敗しておく

皆さまこんにちは!
ミスター600mm!!
失敗を恐れずにチャンレジする気持ちを大切にしたいと思っている航空写真家の深澤明です。

展望デッキでもどこでも撮影場所は問わずですが、よくやるのが

「昼間のシャッタースピード 1/10秒 チャンレンジ〜〜〜っ!!」

というものです。

一人でこんなことしてニヤニヤしているのですから、けっこう怪しい光景かと思われます。

成功率は正直低いです。

手持ちで1/10秒って、なかなかたいへんです。

失敗量産でも良いんです。

いっぱい失敗しておくのです。

デジタル時代のメリットは

「たくさん、心置きなく、思いっきり失敗できること!」

とも思っています。

1枚の重み、の逆転発想です。

失敗が思いっきりできる、1枚の重み。

これはとても大きな進歩だとも思っています。

夕暮れ時になると、これが

「夕暮れ時のシャッタースピード 1/6秒または1/3秒チャンレンジ〜〜〜っ!」

に変わりますから、これまた、たいへんです。

目標は、機首部をビシッと止めること。

離陸でも着陸でもいいんです。まさに撮りまくる状態。

失敗量産。

でもね、これを繰り返し行なっていますとね、いろいろと気づきがあるのですよ。

「そもそも、失敗の概念ってなんなのだろう」。

そんなことにまで思考が及びます。

また、「流し撮りが苦手」「流し撮りができない」のと

「流し撮り成功」の違いはどこにあるのか、など。

いまのところのワタクシの答えとしては

「流し撮りが成功するまで撮った者が、流し撮りに成功した者」

ということです。

つまり、できるまでやったかやらないか。

その差だけ、ということ。

だから、できるまで撮ります、ワタクシも。

できなくても、次にまた来るヒコーキを撮るだけ。

そこに集中しています。

脇を締めて、ですとか、VRのモードを外してみる、ですとか、レンズの振り方を変えてみる、ですとか、いろいろなことをしながら。

この点においては、トラフィックの多い羽田空港は条件が良いといえます。

失敗しても、次のチャンスがすぐに巡ってきます。

〝羽田空港は、、、
失敗の経験を多く積むことができる撮影ポイントの宝庫〟

「無駄なシャッターは切らない」

なんてカッコつけている場合では、ないのですよ。

無駄なシャッター、なんてものはそもそも存在していないのですから。

「撮れるまで撮る」。こんなシンプルな答えに向き合えれば、人生楽しくなる

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