記事一覧
MTT/サテライト等でのコール過多な相手に対するAoF戦略とCritical Call Frequency (CCF)
はじめにBubble Factorの影響の大きい状況でのAoF戦略は、一般にpusher側はかなり広く、caller側はかなり狭く入れるのが均衡解となる。特に、サテライト等ではしばしばAny Twoでのpushが均衡解となり、それに対して数%程度でしかコールできない状況が頻繁に発生しうる。しかしながら、実際には均衡よりも広くコールされてしまうことが多々ある。
このような相手に対して、こちらのEV
【ポーカーチェイス】Dual AoF Strategyについて(ステージ6)
はじめにこの記事の読者の大半はNash ICM Calculatorなどでステージ6ポイント配分下の均衡上のAoFレンジをよく勉強していることと思います。その上で、実際の環境では均衡よりも幅広くコールされてしまい、勉強したもののうまく使えずに困っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?例えば全員12BB持ちのときBTN pushレンジは98.2%、それに対するBBコールレンジはわずか9.