最近の記事

  • 固定された記事

【ポーカーチェイス】ステージ6のBBコールレンジ推定と致命的なリーク

はじめに前回の集計に引き続き、追加で2万ハンド相当のデータを収集し、平均的なBBコールレンジの推定を行いました。 またその結果として、一部ボードにおける致命的なリークをいくつか発見しました。具体的には スーテッドハンドはほぼ全てコールだと思い込んでいるプレイヤーが一定割合で存在する 特定状況下ではローボードでオリジナル側が有利になり、ほぼ100%頻度でCBが打てる などです。 推定手法と推定されたコールレンジ以下の手法によりBBコールレンジの推定を行いました。 ス

有料
500〜
割引あり
    • MTT/サテライト等でのコール過多な相手に対するAoF戦略とCritical Call Frequency (CCF)

      はじめにBubble Factorの影響の大きい状況でのAoF戦略は、一般にpusher側はかなり広く、caller側はかなり狭く入れるのが均衡解となる。特に、サテライト等ではしばしばAny Twoでのpushが均衡解となり、それに対して数%程度でしかコールできない状況が頻繁に発生しうる。しかしながら、実際には均衡よりも広くコールされてしまうことが多々ある。 このような相手に対して、こちらのEVを最大化するにはどのような戦略を取るのがよいだろうか?特に、相手に合わせてこちら

      • 【ポーカーチェイス】Dual AoF Strategyについて(ステージ6)

        はじめにこの記事の読者の大半はNash ICM Calculatorなどでステージ6ポイント配分下の均衡上のAoFレンジをよく勉強していることと思います。その上で、実際の環境では均衡よりも幅広くコールされてしまい、勉強したもののうまく使えずに困っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?例えば全員12BB持ちのときBTN pushレンジは98.2%、それに対するBBコールレンジはわずか9.8%と出ますが、実際にはBBに広くコールされてしまうため、リスクを背負えずに98

        • ポーカーチェイスプレイヤーの平均スタッツ5000ハンド分 ポストフロップ編

          はじめにはじめまして。avarisと申します。 今回ポーカーチェイスの主にステージ6を対象として、2024年3月中の平均的プレイを5000ハンド分集計しましたので公開いたします。特に、本記事ではポストフロップの情報を扱います。 集計したポストフロップの情報は以下の通りとなります。 ・CB率 ・Fold to CB ・XR(フロップチェックレイズ率) ・DB(ダブルバレル率) ・Probe(プローブベット率) ・DCB(ディレイCB率) ・各リバーアクション頻度  チェック

          有料
          500
        • 固定された記事

        【ポーカーチェイス】ステージ6のBBコールレンジ推定と致…

        • MTT/サテライト等でのコール過多な相手に対するAoF戦略とCritical Call Frequency (CCF)

        • 【ポーカーチェイス】Dual AoF Strategyについて(ステージ6)

        • ポーカーチェイスプレイヤーの平均スタッツ5000ハンド分 …

          ポーカーチェイスプレイヤーの平均スタッツ5000ハンド分 プリフロップ編

          はじめにはじめまして。avarisと申します。 今回ポーカーチェイスの主にステージ6を対象として、2024年3月中の平均的プレイを5000ハンド分集計しましたので公開いたします。特に、本記事ではプリフロップの情報を扱います。 集計したプリフロップの情報は以下の通りとなります。 ・VPIP ・PFR(プリフロップでレイズした頻度) ・ポジション別オープン頻度 ・ポジション別コールドコール頻度 ・BBコール頻度 ・オリジナルレイザーのポジション別BBコール頻度 ・3bet率

          有料
          500

          ポーカーチェイスプレイヤーの平均スタッツ5000ハンド分 …