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世界中のロックやメタルと名のつくものを片っ端から聴き漁る旅のしおりです。 無心にレビュ…

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世界中のロックやメタルと名のつくものを片っ端から聴き漁る旅のしおりです。 無心にレビューを書き散らします。 頸椎に気をつけながら一緒に頭を振りましょう。

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The Getaway Plan『Other Voices, Other Rooms』(2008)

オーストラリア メルボルン発のオルタナティブロックバンドThe Getaway Plan。 VoのMatthew Wrightが学生時代の友人と結成したバンドThe Thirty-five hoursが母体となり、ギタリストのClint Ellis、ドラマーのAaron Barnettを加え2003年に最初のライブを行う。 その後Boomtown Recordsとサインし、EP『Hold Conversation』をリリースするも、デビューアルバムのプロデュースするパートナ

    • Hands Like Houses『Dissonants』(2016)

      オーストラリアはキャンベラから2008年に登場したメタルコア/オルタナティブロックバンドHands Like Houses。 2012年にRise Recordからリリースされたデビューアルバム『Ground Dweller』はビルボード141位まで上昇し、シーンに好意的に受け入れられ、 We Came as Romans や Attack Attack!といったバンドとアメリカツアーを成功させると、 その勢いのまま2ndAlbum『Unimagine』をリリース。 このア

      • SAREA『Black at Heart』(2017)

        スウェーデンのヘヴィメタル/メタルコアバンドSAREA。 地元の友達同士で結成されたアグレッシブ&ヘヴィギター主導をコンセプトとした彼らの音楽は、メロディのキャッチーさもあり、シーンに登場すると瞬く間に認知度を上げ、Skogsröjetや Metallsvenskanといったスウェーデンの各フェスに呼ばれるようになる。 2010年にデビューアルバム『Alive』をリリース。 シングルカットされた『Another Me』のMVはYoutube上で短期間で200万再生を記録し

        • Forus『Lights』(2014)

          フランスはBayonneで2006年に結成されたポストハードコア/テクニカルパンクバンドForus。 Michel Garcia (vocals、guitar)とRémi Lafargue (drums)が中心となり、Bastien Lamarque (guitar) 、Emmanuel Poutet (bass)を加えていくつかのEPをリリース、2010年にカナダのバンドBelvedereのトリビュートアルバム『We』に参加すると、テクニカルマニア達の目に留まり、ヨーロッ

        The Getaway Plan『Other Voices, Other Rooms』(2008)

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        記事

          Polyphia『Remember that you will die』(2022)

          2011年にアメリカのテキサス州で結成されたインストルメンタルバンド。 バカテクギタリストScott LePageとバカテクイケメンギタリストTim Hensonの2人の天才ギターヴァーチュオーソを中心とし、Clay Gober (Ba.)、Clay Aeschliman(Dr.)を加えた4人からなる。 当初はVoも在籍したが、2012年に脱退してからは曲ごとのフィーチャリングゲストで加わる程度で、パーマネントメンバーとしては不在。 Scott LePageは、どちらかとい

          Polyphia『Remember that you will die』(2022)

          Red Hot Chili Peppers『Californication』(1999)

          アメリカ、いや世界を代表するファンクロックバンド、RHCPことRed Hot Chilli Peppers。 絶賛来日中につき、改めて聞き直してみたので魅力をレビュー。 1983年にAnthony Kiedis(Vo.)とFlea(Ba.)、Hillel Slovak(Gt.) 、Jack Irons(Dr.)の高校の同級生でバンドを結成。1984年にアルバム『The Red Hot Chili Peppers』をリリースし、キャリアをスタートする。 もはやバンドの代名詞

          Red Hot Chili Peppers『Californication』(1999)

          DarkMoor『Beyond The Sea』(2005)

          スペインのメロディックパワー/シンフォニックメタルバンドDarkMoor。 クサメタル一筋だった10年前に最も追っかけていたバンドのうちの一つで、思い入れも強かったので、どこかでこのバンドについて書きたいと思っていたので、レビューします。 決してメタルが盛んとは言えないスペインに置いて、彼らが『Shadowland』でデビューしたのは1999年だが、結成は1993年という事でキャリア的にはもはや大御所バンドの感がある。 パワフルシンガーElisa C. Martin 嬢を擁

          DarkMoor『Beyond The Sea』(2005)

          MELECHESH 『Enki』(2015)

          イスラエル出身のスラッシュ/ブラックメタルバンド MELECHESH。 イスラエルは実は隠れた(?)メタル大国で、ORPHANED LANDやSalem、Amasefferといったバンドが有名だし、最近ではThe Fading、Her Last Sightといった若くて才能があるタレントが出てきている。 このMELECHESHは、実は活動歴自体は長く、1996年に『As Jerusalem Burns...Al'Intisar』でデビューすると、イスラエル出身のバンドとして

          MELECHESH 『Enki』(2015)

          While She Sleeps『SELF HELL』(2024)

          UKはシェフィールドで2006年に結成されたWhile She Sleeps。 VoのJordan Widdowsonをはじめ、drumのAdam Savage、bassのAaran McKenzie そしてguitarのMat WelshとSean Longという学校の級友で構成され、いくつかのEPをリリースするも、2009年にWiddowsonが脱退。 その後Lawrence Taylorが新Voとして加入すると、バンドは一気に加速して『The North Stand

          While She Sleeps『SELF HELL』(2024)

          Born of Osiris『Angel Or Alien』(2021)

          アメリカ イリノイ州出身のプログレッシブメタルコアバンドBorn of Osiris。 元々メンバーのそれぞれが別々のバンドで活動していたが、2003年にふとしたきっかけで出会い、新たにプログレ志向のバンドを結成、デビューEP『Your Heart Engraved These Messages』をリリース。 当時はHopeYouDieやPaddy Wackといった形で頻繁にバンド名を変えていたが、2007年にBorn of Osirisに落ち着き、『Narnia』という

          Born of Osiris『Angel Or Alien』(2021)

          The Halo Effect 『Days Of The Lost』(2022)

          Swedenが誇るメロデスバンドIn FlamesのOBが結成したバンドThe Halo Effect 。 Jesper Strömbladをはじめ、Niclas Engelin 、Peter Iwers、Daniel SvenssonにMikael Stanne..もうまんまあの頃のIn Flamesじゃん! というメンツでコロナ禍真っ只中に結成された世界中のイェーテボリスタイル原理主義達の超絶期待を煽りまくったスーパーバンド。 しかし…知っている。こういうリバイバル

          The Halo Effect 『Days Of The Lost』(2022)

          BLOOD YOUTH『Starve』(2018)

          UKはHarrogate発のメタルコアバンドBLOOD YOUTHは、地元に限らずヨーロッパ全体でもマニアックな人気を得ていたハードコアバンドClimatesが、Vo脱退に伴い解散、残ったメンバーが母体となり2014年に結成された。 同じく地元Harrogate のローカルバンドBook of Job でシンガーとして活躍していたKaya TarsusをVoとして迎え、デビューシングル『Failure』を以てバンドはシーンにカムバックする。 2015年にはSam Bowde

          BLOOD YOUTH『Starve』(2018)

          SikTh 『The Future In Whose Eyes? 』(2017)

          UK出身のプログレッシヴメタルコアメタルバンド。 2001年にWatfordでMikee Goodman(Vo) Justin Hill(Vo)、Dan Weller(g) 、Graham Pinney(g)、James Leach(B)、Dan Foord(Dr)で結成。 いくつかのEPを出した後、2003年に『The Trees Are Dead & Dried Out Wait for Something Wild』(Gut Records)でデビュー。 各方面からの

          SikTh 『The Future In Whose Eyes? 』(2017)

          The Amity Affliction 『Let The Ocean Take Me』(2014)

          オーストラリアはQueenslandで結成されたポストハードコアバンドThe Amity Affliction 2003年頃、高校時代の友人であった Ahren Stringer(Vo、Ba、Gt)、Joseph Lilwall、Troy Brady(Gt.)の3人が中心となりバンド活動を行なっていたが、ある時、バンドメンバーと親しい友人が交通事故で死亡するという苦難が襲う。 その友人への愛(Amity)と苦しみ(Affliction)を抱えながら活動する、という意味を込め

          The Amity Affliction 『Let The Ocean Take Me』(2014)

          The Rasmus『Dead Letters』(2003)

          北欧フィンランドはヘルシンキ出身のメランコリックポップロックバンド、The Rasmus。 リードボーカルであるLauri Ylönenを中心に、Eero Heinonen (bass)、Pauli Rantasalmi (guitar) 、Jarno Lahti (drums)の4人で1994年に結成。 バンド名はギリシャ語で「恋人」を意味するErasmus(エラスムス)に由来。 北欧の哀愁、メランコリック要素をふんだんに振り撒きながらも、キャッチーな歌メロありきの即効

          The Rasmus『Dead Letters』(2003)

          Rise Of The Northstar『Showdown』(2023)

          2008年にフランスはパリで結成されたメタルコア/ラップメタルバンド、Rise Of The Northstar。 VocalのVithia、lead guitaのEva-B、rhythm guitarのAir One、bassのYoru、そしてdrumのPhantomという5人からなり、メタルやHipHop、ハードコアパンク等様々なジャンルの音楽を取り入れ、日本文化をリスペクトしまくったアティチュードを見せつけてくる。 実際、影響を受けたバンドはRage Against

          Rise Of The Northstar『Showdown』(2023)