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ベスト・オブ・2021年

## ベスト・オブ:ゲーム

プレイしたゲームは twitter に随時感想などを載せているので詳細はそちら参照。

★は5点満点

### Cyberpunk 2077

★★★★★
ゲームオブジャイヤーーー!!いろいろバグってたり制作陣も100%作りきった感のない完成度

### その他

▼ NieR Replicant ver.1.2…

★★★★とても楽しかったです。旧バージョンは未プレイ。オートマタの大ボリューム大傑作を前提にプレイしちゃうとかなりコンパクト。

▼ イースIX -Monstrum NOX-

★★★★とても楽しかったです。前作がけっこうな傑作だったので、なんかバラエティ色強めな前情報でちょっと不安があったが、杞憂を吹き飛ばす程度にストーリーもアクションもとてもよかった。

▼ ライザのアトリエ2

★★★ゲームシステムは前作からほどよく改善進化しててゲーム体験はとても楽しかったのだけど、ストーリーが今世紀最大級の盛り上がらなさでどうやったここまでなっちゃう!?と逆にびっくり。

▼ My Time At Portia

★途中で挫折。このあと『The Good Life』に着手したけどやっぱり途中で挫折。

- スローなライフのゲーム
- バイタル管理がある(体力、空腹、睡眠など)
- 一日の流れがあって時間帯によってイベントが変換する
- 多くのNPCと交流する
- 探索、収集、栽培、そして素材を組み合わせたクラフト要素

な要素を組み合わせたゲームはアタイには向いてないことがハッキリわかたんだね。

▼ Watch Dogs 2

★★★なかなか楽しかったです。あらゆる要素が前作から正当進化してて遊びやすかった。

▼ ゼルダの伝説 夢をみる島

★★★
なかなか楽しかったです。『神々のトライフォース』にはトラウマヴィリティを持つほど苦手意識があったが、元がゲームボーイだから主要ダンジョンの広さや難易度がほどほどで(後半はちょっとしんどい場面もあったけど)苦痛になる前にクリアできた。

▼ Unpacking

★★★★
アート的な短編ゲーム。これは、実況で見たほうが楽しい。プレイヤーの人生経験や想像力によって七変化するので。

▼ Forza Horizon 5

★★★★★
大変楽しいです。前作と特段の変化は感じないものの、あいかわらず起動したら辞め時が見つからないドライブ体験。キングオブカジュアルレーシングゲーム。

▼ Ghostrunner

★★★★
達成感抜群です。『RUINER』もしかりサイバーパンク系死にゲーは冒頭から本気でやりに来るのが定番なのかしら!?なんとか冒頭からいくつかのステージをこなして操作に慣れれば泥沼のトライ&エラー&爽快なアクション。さすがに最終局面は二度とやりたくないトラウマがのこった……がこの達成感は人生に必要。

▼ Battlefield 2042

★★
まあまあです。正直バトルフィールドシリーズは苦手です。本作も全然爽快に楽しめません。けれどもついついプレイしちゃうなぞの魅力があるのよね。

▼ Halo Infinite

★★Heloシリーズ初体験。キャンペーンモード序盤で挫折。あえて本作をプレイする魅力が見いだせなかった。クリーチャーぶっ飛ばすならDOOOOOOOMがあるじゃない。やっぱDOOOOOOOOOMなんだよなあ!って気持ちになった。

## ベスト・オブ:パッソコン

### M1 Macbook Air 13インチ(16G/512G)

9月初旬にハードオフで中古でゲットしたM1マックブック。それまでが新Macbook 12インチだったので、劇的パフォーマンス向上。7月くらいからずっとメルカリとかを監視し続けてようやく8月末に理想のスペック&値段の出品を発見して即購入。ストレージはさておきメモリ16GBはマストだったので。

上ツイートのように先代シンMacbookとサブPCとしては完全にオーバースペックになってしまったゲーミングラップトップを売却。その後、M1 pro, Mi pro-maxプロセッサ搭載のMacbook Proが発表されましたが、超プロ級のモンスターマシンに仕上がっており、通常使用なら M1 air で十分かつコスパ最強って見解がテックレビュアー界隈で支配的で納得。

メモリ16GBモデルを狙っていたのは、複数ブラウザ複数タブを比較的たくさん開きっぱなしにして切り替えながらの運用を想定していたため。Showroom の星集めで配信タブを16個開いて放置しててもまったくもたつくことないのさすが。メモリ8GのノートPCでは16個開いた配信タブの半分くらいはアンロード状態(?)になってしまい手作業でちょこちょこタブをアクティブにしないと星集まってくれなかったから性能差は歴然。
たいへんオススメ。

## ベスト・オブ:虚構本

### 『三体』劉慈欣

一人の人間の頭脳から生み出されたとは到底信じられない驚異の怪作。盛り込まれたワンダーなアイディアの数々が積み上げられて三部作を成してるの奇跡的。本当に奇跡的な巨大建築物なので芸術点には欠けるけど物量の前には些事些事の些事。

## ベスト・オブ:サイエンス本

(該当なし)

## ベスト・オブ:歴史本

冒頭2巻が Kindle Unlimited で対象に入ったので軽い気持ちで読み始めたらすっかりハマってしまって全巻購入しました。

引き続きちょこちょこ読み進めます。

## ベスト・オブ:漫画(完結)

対象は今年完結したタイトル。連載中でおもしろい漫画はたくさんあるけれど、完結時で評価したいのでここでは省略。

### 『進撃の巨人』諫山創

毎月の連載話(マンガアプリで単品購入)が本当に楽しみでならなかった進撃の巨人が完結。単行本での加筆修正も入っているので単行本も含めて楽しみました。『三体』で欠けていた「芸術点」っていったい何?って問に対して「芸術点が高いのは『進撃の巨人』」と回答したい。連載1話から最終話まで長大な物語を芸術的に仕上がってる。

### その他

5点満点

 ★★★★『衛府の七忍』山口貴由:破天荒な江戸初期怪奇譚。『誤チェストにごわす』とかネットミームにもなった。唐突な幕切れで置いてけぼりを喰らいました!コンチクチョー。

★★★『乙女戦争』大西巷一:宗教改革期のフス戦争を取り扱った作品。死生観宗教観の荒々しさに目を覆ったり刮目したり。

★★『人形の国』弐瓶勉:『シドニアの騎士』終盤から白くなってついに真っ白になった弐瓶勉の真っ白な最新作。いつの間にかあっけなく終わった。次は赤くなりますか?

★★★★★『空母いぶき』かわぐちかいじ:空母を保有した日本と中国間に勃発した『有事』を描く。戦術と政治の両面でノンストップスリリングな快作。次回作『空母いぶき GREAT GAME』も連載中でたいへんオモロー中。

★★★★『チェンソーマン』藤本タツキ:ぎりぎりに抑制された作品破壊衝動。血生臭さと滑稽さと謎on theミステリー三面等価の原則。『ドロヘドロ』ロスを埋め立て打ち立てた虚像。約束された『超人X』の爆誕。


## ベスト・オブ:漫画(連載中)

いい感じで完結したらベスト・オブ候補に入りそうな連載中作品

その他、ヤングジャンプとアフタヌーンで連載中の諸作。

## ベスト・オブ:ヘッドンホホ

『Sennheiser HD 458BT』今年はこれしか買ってないはず。

在宅勤務日の運動部族対策ウォーキング時のリスニングで日々愛用している。それまではイヤフォン(SONY WI-1000XM2)だったので単純に大口径化した体験改善で満足。
別途ヘッドンホホレビューは単独記事で書きたい所存。

## ベスト・オブ:アニメ番組

悲劇が好きです。ゲームで言うと『Red Dead Redemption 2』が最高に好きです。

### 『アーケイン』

物量の暴力。アニメーション番組を構成する全要素において過剰なほど力が入っており隙がない。群像を成すキャラクターそれぞれ最善を尽くそうと努力すればするほど誰かと思想利害が対立して幸福がデフレスパイラルするタイプの悲劇。

### 『Vivy -Fluorite Eye's Song-』

最後の最後がセーフティだった。ここまで積み重ねてきた悲劇の集大成として安全圏からの観測者たる視聴者の心を壊しに来るんじゃないかとほんとに震え上がっていた。『Undertale』の「Gルート」が植え付ける罪悪感とか『ドキドキ文芸部!』のサプライズとか悪趣味なミヒャエル・ハネケとか……その類の暴行を喰らう恐怖。ちょっぴり残念だけどそこはセーフティなので安心して見ていただきたい。

### 『オッド・タクシー』

↑1話を見終わった感想。1話冒頭の謎のシーケンス、主人公が見えている世界の認知の歪み、そしてミステリーが詰め込まれれて露骨に傑作の予感しかしなかった。

↑全話見終わった感想。露骨に傑作になって安堵している。

群像を成すそれぞれの登場人物がそれぞれの闇や問題を抱えじわりじわりと状況が悪化していく/あるいは破滅に向かって突き進んでいく。最終話向かって膨れ上がった悲劇ポテンシャルがクライマックスを迎える。Vivyと同じくセーフティな結末に至る。ここはセーフティでよかった。破局しちゃったらオチにならないから。しかしただ単にセーフティなだけじゃなく最終話を見終わった後味がサイコーだ。すっかりお話冒頭から各登場人物が時系列でどこで何をしていたか整理と隙間の想像も(考察系Youtube動画を巡回するよね)、このあとどんなことが起きるのだろうと空想もたいへん捗ってしまった。これまた「芸術点が高い」番組。

空想の答え合わせが映画化されるらしい……!

## ベスト・オブ:ミュージック

Apple Musicで再生された曲統計の話題はこちら。

在宅中心ワーキングになって「通勤用にアルバムを選んだプレイリストを聞く」習慣が完全になくなった。在宅社畜中は新譜を片っ端から聞いたりAppleのレコメンドからにチョイスしたり適当な起点からステーションを生成したりスタイルに移行。ゆえにアルバムを2度以上聞くってことがほぼなくなり申した。

それはそれとて記憶に残っているアルバムはは上記2ツイートめのやつ。

ベストってわけじゃないけどDream Theaterの新譜も。ジョーダン・ルーデス加入後、特に『Metropolis Part 2: Scenes from a Memory』以降は認めない懐古厨過激派(でも最近『Six Degrees of Inner Turbulence』は再評価してて許した)のワタシです。特に近年は創作力の枯渇が著しく、アルバムまるごと過去のフレーズをツギハギで組み合わせたような駄作の連続ですっかり萎えていたところ、急に元気を取り戻したのが最新作。いったい何があったの?

上記事の1曲1曲個別のレビュー参照してもらえれば察してもらえるように、頭から尻尾までプログレたっぷり。相変わらず要所要所で歌メロに入るとポコチンがシュンとしちゃうのはもう不可避で諦めるとして、インストパートはずっと緊張が解けないの素晴らしい。

## ベスト・オブ:ヴァーチャルユーチューバー

【要約】11/26より逐次デビューしたホロライブの新人【ラプラス・ダークネス】(ネスちゃん)にゾッコンで同期6期生「holoX」あわせて年末年始はどっぷり。はやくも1年後の記念ライブを想像して勝手に泣きそうになってます。そして1年後の記念ライブに気持ちが最高潮に持ってけるようにしっかり見届けたく所存。

なぜこんなにも入れ込みが激しいかというと、【あったかもしれない世界線の『RosenArk+1』5名の幻想が見えて見えてしかたない】エモーショナルが重なってしまったから。ここからはたいへんに個人的な事情な上、誰も共感しえないお話がこの先延々続いてキモさがメガマックスなのでカットです!!!!!!!半年寝かせてから別記事にあげます。

\HAPPY NEW YEAR 2022/

ソンジャーネ!!!

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