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Global Marketing Report vol.6

こんにちは!
アウンコンサルティング株式会社(証券コード:2459)のIR担当です。

今回は「2023年訪日外国人の年間動向と2024年の予測」の中で最後の方にふれた「越境ECを活用した旅前/旅後プロモーション」について、解説していきたいと思いますので、ぜひ、ご覧ください。


1. 海外向けのデジタルマーケティング

旅前/旅後プロモーションを解説する前に、どのような海外向けのデジタルマーケティング手法があるのかご紹介したいと思います。

■SEM(Search Engine Marketing:検索エンジンマーケティング)
ある特定のサイトに対して、検索エンジンからの訪問者を増やすマーケティング手法の総称を「SEM」と呼び、その手法として「SEO」や「PPC」が活用されています。

特定のキーワードで検索された場合の検索結果で、自社サイトのページを上位に表示させるよう最適化したり(SEO)、検索結果に表示させる広告(PPC)で、商品やサービスに一定の興味や関心を持っている顕在層へ効果的にアプローチできる手法です。

SEOについての解説はこちら↓

■SNS(Social Networking Service)
X(旧Twitter)、Facebook、Instagramなどのソーシャルメディアを活用して、ブランディングや販売促進などのマーケティング活動を行う手法です。

SNSは世界のインターネットユーザーの49%が利用しており、その拡散力により多くのユーザーをターゲットにしたマーケティングが可能です。

■KOL(Key Opinion Leader)
影響力のある人物(KOL)を起用して、SNSなど特定のプラットフォームで自社の商品の紹介やサービスの訴求を行うマーケティング方法です。

多くのフォロワーを持つ専門性の高いKOLによって発信される情報は、信頼度が高く、興味を持たれやすいため、ユーザーの購買意欲を高める効果が期待できます。

■動画広告
YouTube、TikTok等の動画を用いたマーケティング手法です。テキストや静止画広告と異なり、視覚・聴覚の両方からアプローチすることができるため、多くの情報を分かりやすく伝えることが可能です。

その他、アフィリエイトやディスプレイ広告等、生活様式や消費行動、マーケティング環境の変化もあり、マーケティング手法は多様化しています。

2. インバウンドのカスタマージャーニー

マーケティング手法が多様化したことにより、検索行動もこれまでの「ググる」からSNSでのハッシュタグ検索「タグる」へ変化しています。
そのため、ターゲット層にあわせたマーケティングが必要になるとともに、インバウンドにおいては、旅前/旅後といった各ステージにおいて、アプローチする方法を検討する必要があります。

インバウンドのカスタマージャーニー(一般例)

比較検討段階においては、SNSをチェックして情報収集するユーザーが増えるため、SNS広告、KOL、動画広告等のSNSを活用したマーケティングだったり、特定のキーワードで検索するユーザーも増えてくるため、SEMを活用したマーケティングが重要となります。

また、サービスや商品によっては、訪日段階でのアプローチが有効だったりと、各ステージでアプローチするマーケティング手法も様々です。

自社のサービスや商品、事業に照らし合わせて、どの段階でどういったアプローチが有効となるのか検討が必要となります。

インバウンドのカスタマージャーニー(一般例)

3. 最後に

インバウンド市場は着実に持ち直しが続いております。訪日旅行者の情報収集の手法や消費行動は年々変化しており、マーケティング手法も多様化・複雑化しております。今までのプロモーソン手法で満足している企業であっても、今後、何がベストなのかよく分からないという企業も少なくないのではないでしょうか。

当社は、インターネット黎明期の1998年に法人設立し、1999年にSEOを事業化、その後、世界各国に複数の拠点を有し、SEOを含むデジタルプロモーションの実績は国内外合わせて48カ国2,000社以上となります。

この豊富な実績から得た経験とノウハウを活かし、お客様に最適なご提案をさせていただきます。

海外向けWebプロモーションに関連するコンテンツを数多くご用意しておりますので、ぜひ、ご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも、アウンコンサルティングをどうぞよろしくお願いいたします!

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