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読んではいけない観戦記@2205018浦和横浜FM

この観戦記はDAZNや公式サイトを見れば分かるレベルのことを、備忘録目的で淡々と書き残していくものです。

★試合
明治安田生命J1リーグ 第11節
2022年5月18日(水)19時開始
埼玉スタジアム2002

★得点
浦和レッズ 3-3 横浜F・マリノス
12分 水沼宏太(横浜FM)
19分 アンデルソン ロペス(横浜FM)
30分 宮市亮(横浜FM)
47分 キャスパー ユンカー(浦和)
81分 キャスパー ユンカー(浦和)
89分 キャスパー ユンカー(浦和)

★布陣
浦和レッズ[4-4-1-1]
GK:1 西川周作
DF:6 馬渡和彰/28 アレクサンダー ショルツ/4 岩波拓也/15 明本考浩
MF:8 小泉佳穂/40 平野佑一/22 柴戸海/14 関根貴大
FW:17 アレックス シャルク/7 キャスパー ユンカー

横浜F・マリノス[4-2-1-3]
GK:1 高丘陽平
DF:27 松原健/4 畠中槙之輔/33 角田涼太朗/25 小池龍太
MF:8 喜田拓也/6 渡辺皓太/30 西村拓真
FW:18 水沼宏太/11 アンデルソン ロペス/17 宮市亮

★戦評
どちらも「立ち位置」で優位を作りつつ、ボールを動かして押し込んでくるスタイル。マリノスはもちろん、浦和もロドリゲス体制2年目を迎えてチームの“大枠”は固まってきている。しかしディテールの部分で隙を作ってしまった。
マリノスは12分、サイドチェンジから宮市亮がヘッドを落とし、小池龍太が裏に抜け出す。小池がグラウンダーのクロスを入れると、西村拓真がニアで潰れ、水沼宏太がファーからフリーで押し込んだ。セカンドに対するカバーリングが遅れ、慌ててスライドして、ファーまで抑えきれないというミスが出た。
マリノスは続く19分、宮市亮が左サイドから右足の浮き球で折り返す。アンデルソン・ロペスがCBの間に飛び込んで、ヘッドを合わせて押し込んだ。ここも宮市にあっさりクロスを上げさせた1対1の対応と、有利な位置を取りつつクロスを弾けなかったCBのミス。
さらに30分もカウンターから数的優位を作られ、宮市亮に左中間からミドルを打ち込まれる。浦和は「詰め」「際」の部分がボロボロだった。あと右サイドの守備は酒井宏樹の不在を感じましたね。
しかし浦和が後半に入って立て直す。「立て直した」と言えるかどうかは分からないけれど、少なくとも切らさなかった。まず47分、岩波拓也の浮き球からユンカーが一発で抜け出て決めて1-3。そして77分の2枚替えで布陣を[3-4-2-1]に変える。マリノスはトドメを刺せるチャンスで決めきれていなかった。
浦和は81分、岩尾憲が自陣からロングフィードを送り、松尾佑介が浮き球をフリック。ユンカーが完全に背後を取って、左足のシュートを突き刺す。さらに89分、浦和は何ということのない左スローインから途中出場の大久保智明が個人技で3人をぶち抜いてラストパス。「触るだけ」のクロスから、ユンカーが難なく流し込んだ。ユンカーのハットトリックで浦和が追いつき、勝ち点1をもぎ取った。6試合連続の引き分けなんですね……。

★キープレイヤー
ギャスパー ユンカー
宮市亮の大活躍を、後半のハットトリックで消し去ってましたね。すごくスピードがあるというわけでもないのに、裏取りが異次元に上手い。ポジショニング、状況判断はお手本ですよね。フィニッシュも冷静で正確。シンプルと言えばシンプルなんだけど、無駄がない。いい選手です。

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