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私たちがパンとコーヒーのお店をつくる理由

Au Kurokawaにある8棟のレストランのうち、一番はじめにオープンするのがパンとコーヒーのお店、「Au Pan&Coffee」です。

Au Pan&Coffeeは、Au kurokawaの旗艦店であり、地域食材を使用したパンを中心に、焙煎から手がけるコーヒーや物販(検討中)からなる19坪の店舗になります。

オープンは9月1日。現在は外観が整備され、内装の準備に取りかかっています。

なぜパンとコーヒーなのか

それにはいくつかあって、まずパンは毎日食べても飽きのこないだれもが好む食べものだということ。温泉地にはインバウンドふくめ老若男女多くの観光客が来られますから、世界中でなじみのあるものをと考えました。

パン作りにはここにある自然、筑後川の源流水や地域の多様な食材を使っていきます。パンを毎日作るなかで広がっていく関わりあい、自然、食材、生産者、生産技術、旅館、観光客など、このお店がさまざまな関係性のハブの役割を果たせるのではないかと考えています。

現在パンの種類は検討中ですが、地元から愛される日常のパン、観光客がその土地で食べたくなるパンの二つの軸を考えています。毎日買いにくるのが日課になったり、集まりがあるときには注文してくれたり、この店があることで地元の方々の暮らしがちょっとでも豊かになればうれしいです。

黒川という温泉地だからこそ旅館と連携してさまざまなチャレンジをしかけたいです。旅館の朝食やお土産など、ここのパンをきっかけに新たなプロジェクトが始まったら楽しいだろうなあと。域内の食材を使うため地域にとっても良い効果を生みだすのではないかと思います。

Au Pan&Coffeeがあることで、新たな取り組みやチャレンジが広がり、黒川温泉の食の領域が少し豊かになっていく。Au kurokawaがコンセプトにしている”地域の食のハブ”を体現できるような店舗を目指します。

フードハブ・プロジェクトとのつながり

大きなご縁がありまして、Au Pan&Coffeeのプロデュースは、徳島県神山町で「かまパン&ストア」等を運営されているフードハブ・プロジェクトにお願いしました。

フードハブでは、今あるものでつくる毎日食べられる地域のパン、神山という土地に根付いた商品ラインナップなど、私たちがやりたいことをすでに実践されていらっしゃいます。”地域の食のハブ”構想、製パン技術、店舗運営にいたるまで伴走いただきます。

Au Pan&Coffeeの店舗に関してはまだ検討中な部分も多くありますが、メインの棚には地元産の小国杉を使い、塗り壁はこの土地で採れた藁や茅などを取り入れることで地域の風土が感じられる空間を想定しています。

店内に座席はできるだけ設けずに(あって数席くらい)、お客様には外の芝生でベンチに座り、自然豊かな風景のなかで召し上がっていただきます。

一緒に店舗を立ち上げる仲間を募集します

ここにしかないお店をつくるために、9月1日のオープンに向けて準備を重ねています。

現在、私たちと一緒にAu Pan&Coffeeの立ち上げに関わっていただける仲間を募集しています。

私たち地元の事業者や関係者が、悩みながらも自分たちなりに前に進めているプロジェクトです。この地域での仕事や暮らしに興味がある方、新しい世界に飛び込んで一から新規事業に挑戦してみたい方にはマッチするのではないかと思います。

募集する職種はパンをつくる人と店舗を運営する人。どちらも未経験でもOKです。面白そうだなと思われた方はぜひ仕事百貨の募集記事をご覧ください。

ご応募をお待ちしています。

※日本仕事百貨での募集は終了いたしました。ご質問やお問い合わせは下記のメールアドレスへお願いいたします。

Au Kurokawaに関するお問い合わせはこちら。
info.aukurokawa@gmail.com


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