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Qartuli of the day #10

今日は予定が重なったことと、日課の数学が重かったこと、ジョージア語の内容が単純に難しかったことからあまり進められませんでした。
今日学んだ内容は:
第四動詞
です。これは間接目的語のみをとる動詞で構成されている分類カテゴリなのですが、「〜を持っている」「〜がほしい」「〜を覚えている」など非常に大事な単語が含まれています。
さらに、「<間接目的語>は眠っている」「<間接目的語>は腹が減っている」という動詞もここには含まれます。例えば「彼らが寝ている」は
მათ ჰყავთ.
と表現されますが、一単語目は「彼ら」の与格形、二単語目は(主語が三人称単数である場合の)「眠っている」の(間接目的語が)三人称複数である形です。
 ここで、行為主は、あくまで<我々の感覚では>「彼ら」ですが、間接目的語として表現されます。つまり、<日本・ヨーロッパの感覚では>主語なのに与格で表されるんですね。この際、本当の主語は書かれません。

 推測ですが、ジョージア語では人間の無意識的/自然発生的な活動の行為主を「無意識」と捉えてそれを書かず、さらに与格で人間が対象であることを表現しているのかもしれません。面白い。こういう捉え方は、思考としては困難ではないですが、初めから言語にベースとして設定されているのを見るのは初めてです。

少しまとめが終わっていませんが、今日はこの辺にします。無事2桁に突入できて嬉しいです。明日からまた気合を入れ直して頑張ります。

昨日のファイルに追記したので、urlは同じです。


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