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かけっこ練習ノート – 腕振りのポイント

12月14日(木)

<練習内容>
- ジャンプ系トレーニング
- 腕振りトレーニング
- 4の字トレーニング
- 坂ダッシュ
 
冬至間近です。一年で最も短い練習時間の中で、どんな練習が最も効果的に足を速くできるかを、いつも考えています。
体幹トレーニングも重要だし、ジャンプ系も…
でも、全部はできないので優先順位をつけてやっていきます。
 
この冬、特に重点的にやりたいのが腕振りと足の回転の速さ。
今日はその中でも腕振りを重点的にやりました。
 
腕振りのポイントは3つです。
①   手が腰骨の下を通る
②   手がしっかり後ろまでいく
③   脇が開いていない
 
長距離走であれば、手が腰骨の上を通っていてもいいですし、後ろまで振らなくてもいい。でも短距離は手が腰骨の下を通るべきだし、体の後ろまで振り切ります。
長距離と短距離とでは腕振りが全く異なるのに、意外と同じ意識でやっている人が多いのです。
 
短距離の腕振りの目的は「地面に大きな力を加える事」ですので、遠心力がしっかり働くことが大切。一方で長距離の腕振りの目的は足とのバランスを取ることですので、無理に大きく振る必要はないのです。
 
脇が開いて腕を振っている人は、走りを後ろから見るとよくわかります。このため、坂ダッシュでは後ろの組の人が前の組の人の走りを見て、脇があいていないかをチェックしてもらいました。
自分が見られていると感じると、緊張感が生まれますね。
「今の僕の走りどうだった?」と確認していました。
 
20m~30mのスピードを重点的に鍛えるにあたり、この腕振りと足の回転の速さを重点的にやっていきたいと思います。

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