不確かな1歩を踏み出す勇気
文才がなかろうが、その他のスキルがなかろうが、
結局は熱意があるかないか。
もしあなたが社会に出た時に一番初めに求められるものがスキルだったら‥‥。
まぁ、そんなところもたくさんあるだろうけど、判断材料がスキルだけだったら多くの人は就職できていないでしょう。
だってこれからそれをこれから学んでいくのだから。
もちろん採用の幅を狭めるために敢えてスキル保有者のみ採用の会社はあるだろうけど。
多くの会社はこんなことを聞く。
何でこの会社を選んだの?
これは内容がどうであれ何を考えてここにきたのかということが聞きたいんです。
給料が良かったから。
と答えても何も問題はない。
すると試験管はなぜ給料が高いといいと思ったの?
と聞くでしょう。
お金がなぜ欲しいのか。給料が高いと求められることも多いことを承知できているのか。
会話のラリーが続けばその人の姿がだんだん浮き彫りになってきます。
高いスキルがあっても何の熱意がない人の方が扱いにくい。
何を考えているかわからないからです。
それは
会社の意図を汲んでいるのかもわからずその人が見えにくいところから採用する側(一緒に働く側)としては困ることが多いから。
少しぐらい人間に欠陥があってもいい。
スキルなんてなくてもいい。
トンチンカンな野望を持っている方が人間は可愛く見えるものです。
人にお願いをする時
自分ができないことを他人に任せると作業効率は何倍にも膨れ上がる。
しかしそれよりも膨れ上がるのは
自分と同じくらいの熱量を持っている人に
お願いをすること。
お願いした人は、また同じくらいの熱量で人を巻き込むからです。
おしゃべりになれということではない
自分の思い(熱意)を言葉で伝えられる人じゃないといけないのかというとそんなことはない。
もちろん自分の熱意を思う存分言葉で伝えられる人はものすごいスキルだと思います。
しかし、皆がそんな人じゃないですよね。
極力人と関わりたくないと願っている人もいるし、単純に説得することに苦手意識を持っている人も大勢いる。
かくゆう僕も吃音症を持ち人に自分の感情を伝えることができずにいました。
そんな人はたった1人。
1人だけ自分の理解者を見つけてみてください。
たった1人だけです。
それも自分ができる表現方法だけで構いません。
文字が書くことが好きであれば喋る必要はありません。
その文字を伝えたい人に送ってください。
絵を描くことが好きな人は、伝えたい人に絵を送ってください。
プログラミングが好きな人は開発したものをリリースしてみてください。
ここで重要なのは完成度ではありません。
不確かなリスクを取り1歩踏み出してみるということです。
送ったものが無視されるかもしれないし、蔑ろにされるかもしれません。
しかし、1歩を踏み出した自分を生み出してみてください。
人生は先人の言葉を聞きながらレールに沿って歩むことではありません。
ここだ!!と自分が思ったところに向かって歩き出すことが人生だと思うのです。
スキルは続けていれば後で必ずついてくる。
1歩踏み出すことは毎日生きていてもなかなか機会を与えてくれません。
タイミングも自分で図らなければいけないのです。
あなたができる表現であなたのここだ!!と信じたタイミングでこの人だ!と思った人に向かって1歩踏み出す。
正解か不正解かなんてのはありません。
あなたが踏み出した1歩こそ、
あなたしかできないことなのですから。
今一度
何で1歩踏み出したいの?
と自分に問うてみてください。
あなたの想いは必ず伝わるようになりますよ。
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