見出し画像

大企業スキルの活かし方ってなんだろう|#29 謙虚がいつしか卑屈になる

こんにちは。
2年前に大手メーカーを退職し、世界を飛び回る海外ノマドになったあつみです。

タイトルと写真のギャップがやばいなw
いつか行きたいと思っていた高千穂。高千穂峡でボートに乗り、高千穂神社・天岩戸神社を参拝。皇族に関係ある神社なので、今回巡ったところには菊の御門が入った神社が多かったです。神社旅についてはまた今度。

〜〜〜〜

このnoteは、大企業で培ったスキルに価値を見出したい!という取り組みをするに至るまでとか、大企業にいた当時の経験を振り返る連載です。

今回は、謙虚は大事だけど、自分の頑張りまで否定しちゃダメよというお話です。

前回の記事はこちら


みなさんのおかげです

2016にJAA広告論文で銀賞をいただき外から評価されるというのを体験しました。これは私個人の力では全然なくて、そもそものプロジェクト企画、メンバー全員でやったことをまとめただけ。会社のおかげがあって、この形になった。

担当プロジェクトのメンバーが多いほど、これをやりました!って胸を張って言いにくい。みんなそれぞれ協力した結果だからね。

謙虚な姿勢は大事なんだけど、それをやりすぎると卑屈になることがある。

「私なんて何もしてません、みなさんのおかげです」
「私は何もできないので、みなさんに助けてもらいました」

ここのバランスはすごく重要なポイント。

周りへの感謝やリスペクトを持つのは大事だけど、それを強調しすぎてその中で自分が貢献したことを無かったことにしちゃダメだなと。

正確には自分の中では「やったこと」は実績として残っていて、それに対して「何もやってない」とは本心では思っていないんだけど、人に話すときは「何もしてません」って言い続けたりする。

やったことを認めるのと、やったことを自分で否定するのには違いがある。

否定し続けると、それが本当に思えてくる。
だから、自信がなくなる。

そのほうがうまく生きていける

外に出ないと外のモノサシがなく、周りが当たり前にやってることだから特別なスキルだと感じにくいので、自分のスキルや実績に自信が持ちにくいということがあります。

でも自信を持ってない方が都合がいい時もある。

「自分はできない」というポジションをとっておくと、出る杭は打たれる的なことに巻き込まれにくい。

人間関係を円滑にするためにリスクは避けたいじゃん。悪目立ちしない方が良いし、静かに粛々と自分の仕事を進めたい。マウント取りたい人には取ってもらう。変なことはしたくない。

評価された時も天狗になってはいけない。天狗になったらあいつ調子乗ってるって思われるかもしれない。そんなことしたら嫌われてしまう。だから、謙虚に、謙虚に。

会社だけじゃなく、自分が関わる全てのコミュニティでこの考え方は一貫していたと思う。とにかく人から嫌われたくないというのが行動の源だったんだろうね。

嫌われたくないから、敵を作らない。

だから、敵を作らないコミュニケーションに長けたとも思う。

自分の頑張りは自分で認めてあげる

周りに話すときは私は何もしてませんとか言ってもいいけど、自分の中では自分がやったこと、頑張ったことを受け止めて認めるのがいいのかな。

あんまり自分を否定しすぎないこと。
当たり前のように否定する癖があったりするけど、自分くらいは自分で認めてあげたほうがいいよね。

そんなの当然のことなんだけどさ。

いつしか人と関わるうちに、その意識が薄れてしまうこともあるんだよね。



最後までお読みくださりありがとうございます!
📸見出し画像:高千穂峡(2023)

また明日!

=====
今日はに大企業スキル勉強会 オンライン特別編です!

=====
★【連載まとめ】大企業スキルの活かし方ってなんだろう




★あつみのプロフィール

新卒から13年働いたトヨタ自動車を退職して海外ノマド(フリーランス)に。法人のマーケティングコンサルティングや海外ノマド体験プログラム『ノマドニア』の運営スタッフなどをしています。
大企業にいた経験やスキルを言語化して価値を見出すべく「#大企業スキル勉強会」主宰。
思わず誰かに話したくなる面白い経験が好きで、会社員しながら月イチで海外に行ったり、退職する際にコロナ禍3ヶ月海外行ったりして、旅レポを書いています。直近はスペイン巡礼”カミーノ”33日間の体験をnoteで振り返り中です。

Twitter:https://mobile.twitter.com/atsumiee
Instagram:https://www.instagram.com/atsumiee_/

最近取材をしていただきました!

★大企業スキル勉強会(レポートや勉強会の案内)

★ありのままの自分でカミーノを歩く👟
喜怒哀楽をそのままに歩いている様子をお届け

★コロナ禍3ヶ月の海外旅行、1カ国目パリ旅の記事まとめ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?