お加持のレッスン、腑に落とす

書籍「お加持のレッスン」の、東洋医学の経絡を利用して レッスン8 腑に落とす、には、想いを腑に落としたり、体の中の要らないものを外に出す方法が書かれてあります。そのためには、大腸経を使うことが効果的です。

私たちの胸にもやもや溜まっている気が、肺から大腸の方に流れると気持ちはすっきりします。お通じもすっきり出ていたりします。

加齢して代謝が落ちてくると、お通じも出にくくなりますね。そんな時は、代謝を上げることも考えますが、要らないものを外に出すことはもっと大切になってきます。

大腸の経絡は腕の表面を流れています。大腸の経絡がなぜ腕にあるのか?肺、大腸経という言い方をして、肺と大腸はつながりが深いのです。胸がいっぱいなときはお通じはつきにくいですが、ほっとして気が降りるとお通じはつきやすいです。

その大腸経の中に、合谷(ごうこく)や遍歴(へんれき)というツボがあって、医師であり鍼をされるある先生が、「合谷に鍼を打つと、ほとんどの症状が良くなる」と言われていました。私も納得でした。

心が主になって、体の気は流れてゆきますので、体の不調であれ加齢であれ、胸の気をすっきりさせることがいかに大切なことかと感じます。

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