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早い者勝ち!補助金ゲット大作戦(by理科系夫)

それは2023年3月中ごろのこと。
たまたまあつこはこんなホームページに出会った。

あつこ「??」
補助金の申請サイトである。

しかも、これは、れっきとしたお役所がやっているホームページなのだ。
経済産業省、
環境省、
国土交通省
の3省が合同でこのホームページを開設している。

ーーー

理科系夫の友人が、2022年に補助金(上記の補助金とは違う)で窓をリフォームをした。

友人「かなり断熱効果があったよ。冬暖かかった」
自慢げに話していた。

あつこ「いいなあ」

理科系夫「我が家もやったほうがいいんじゃない」

と夫婦で話していた矢先だった。



我が家は戸建て。
建ててずいぶん年月が経っている。

お風呂場のリフォームもしたし
トイレのリフォーム、
そしてキッチンとリビングのリフォーム。
さらに2年前に外壁の大規模なリフォームをした。

ハウスメーカーは、提案もちゃんとしてくるし、誠意もある。
長く住める住宅だと思っている。

だが!
冬、寒いのだ。
特に1階。ブルブル。
なんとかしたいレベルで寒い。

夏、暑い!
クーラーはあるけれど。
熱い空気が家の中にこもっている。 

屋根をパカッと取り外して
「はぁーい」といっぺんに空気を入れ替えたいレベル。

私の小さい頃、こんなに暑かったり寒かったりしただろうか。
はたまた私は歳をとったのか。

ーーー
補助金申請サイトを見ているうちに気がついた。

この補助金、額が高い。
友人の補助金は20%程度と聞いたが、それよりも高い。

断熱効果のある窓にリフォームするだけで
補助が出ると言う。
先進的窓リノベ事業という。

住宅省エネ平成2023公式ホームページより
「高い補助額」と書いてある

●一戸建てか集合住宅か
●どのくらいの窓の大きさか

により、補助の金額が決まってくる。

あつこ「なにこれー」

そ、し、て!
その補助金、

先着順

なのだ。
予算が決まっていて、その上限に達した時点で打ち切りとなる。 

予算は1000億円。
早い者勝ちですのよ!奥さん!

しかも、

●工事は全て終了して、
●写真を添付して業者が申請

しないと補助金はおりない。

やります!だけじゃだめなのだ。
すべてを終わらせないと。

これ、7月現在の申請件数
スタートダッシュが凄すぎる
4月になったらすぐに工事して
すぐに請求したんだろうなぁ


ーーー
●3月末
ハウスメーカーに資料を請求した。
リフォーム関係のカタログである。
どうやら窓には種類があるらしい。

外からはめ込むタイプと
内側にもう1枚窓を作るタイプだ。

さらに理科系夫に、電話をしてもらう。

● 4月始め
その結果、ハウスメーカーの営業担当者と会った。
我が家には、内側に窓を作るタイプが合っていると言う。

正直言って、ベランダに出るのに、
窓を2回開けるのは嫌だった。
いーち。にー。

だけど、今ある窓を外すと大変な工事になる(外壁を壊すかもしれない)。
仕方なく、妥協した。

● 4月6日
見積もりを要求し、
郵送で送られてきたのが4月6日。
それによると、我が家は40%程度補助金が出るらしい。

6割の金額で工事ができるんだとしたら
乗らないわけにはいかない。

例えば、100万かかるところ、
40万の補助が出て
60万でリフォームができる、という感じ。

早い者勝ちなんだから、
とにかくゴーゴー。
いけーっ。

ーーー
● 4月10日
ハウスメーカーから電話があった。
窓枠が不足している。
注文が殺到しているそうだ。

そりゃそうだろう。
結局我が家も、すべての窓を二重サッシにすることに。

理科系夫「で、いつならできそうなんですか?」

営業担当者「7月くらいになりそうです」

理科系夫「7月ですか?」

夫おどろく。
だって4月10日時点で7月だって言うんだから。

でも、ないものは仕方がないから、具体的に日程を詰めてもらった。

ーーー
● 4月17日
1週間ほど経って担当者から電話あり。

営業担当者「1番急いで
7月の22日です」

理科系夫「わかりました。では、それで」

争奪戦はすでに始まっていたのだ。

ーーー
それに伴い、理科系夫が始動。

各部屋の窓の前を空けなければいけない。
だって、窓の中にもう一つ窓を作るんだから。
窓の前にテレビだの
ベッドだの
机だのあったら工事ができない。

また、長年のほこりがサッシのさんに付いている。

その上に設置されてしまうのも気持ち悪い。

こうして、土日のたびに各部屋のサッシの掃除が始まった。
歯ブラシとか、雑巾とか、綿棒とか。

合わせて、内側窓の掃除も始まった。
全ては理科系夫の計画表で。

理科系夫「これはイベントをやる時と同じだよ。進捗状況をちゃんと見えるようにしなくちゃ。」

こんなところに仕事の能力が発揮されても……。
が、助かったのは事実だ。

さらに、どの部屋をどの順番で設置していくのか計画をたてた。

これは、当日の朝まで移動できないベッドやテレビがあるためだ。

計画を営業担当者にメールで送り、意見を求めた。

営業担当者からは「かしこまりました」の返信が来た。

さらに、近所にうるさい人がいるため、家の前に長時間駐車できないことも伝えた。

その結果、材料を下ろしたら
車をすぐに近所の有料駐車場に入れることとなった。
こういうところがちゃんとしているのが
我が家のハウスメーカー。
地味に心強い。

ーーー

● 7月22日 
リフォーム当日。

業者と現場監督がやってきた。

現場監督さん「いやー、窓枠、昨日入荷したんですよ」

マジですか。驚き!

現場監督さんの手には、
理科系夫が
メールで営業担当者に送った計画表が握られていた。
ーーー

【当日の手順】by理科系夫

こんな感じだ。

まず2階の和室から設置してもらう。

サッシ設置終了

職人さんには1階の各部屋の工事に行ってもらう

設置が終わった部屋から、あつこが掃除機をかける(工事のドリルクズなどあるため)

2階の和室に、理科系夫が最後まで移動できなかった、ベッドのスプリング、テレビ、ハンガーラックなどを移動する。
こうすることで、各部屋の窓の前が空く

2階の各部屋の工事開始

全ての部屋の設置完了。

現場監督のチェックが入りリフォーム終了

営業担当者が写真を撮りに来て完了。

はああああ。
ぜいぜいぜい。

営業担当者が「もう終わったんですか?」と驚く速さで終了したのはこのような背景があったのだ。

9時に始めて11時には終了していた。

つまり、職人さんは、
純粋にサッシの取り付けだけに集中できたのだ。

ベッドをどかしたり、
窓の前のものを片付けたりしなくてよかった。

業者さんは、いかにも職人らしい昔ながらのおじいさんだった。

仕事がしっかりしていて好感が持てた。
ぶっきらぼうだけど、そこがまたかわいかった。ふふ。

ーーー

が、ちょっと待て。
ここで終わりではない。

申請をするのは業者だからだ。
つまり、我が家の場合は、ハウスメーカーだ。

理科系夫「申請はちゃんと通ったかどうかはいつわかるんですか?」

営業担当者「3カ月先というところでしょうか」

理科系夫「そうですか。
じゃぁ、申請が通ったら簡単でいいですから、連絡を入れてください」

営業担当者「わかりました」

だから、このリフォームが終了するのは3ヶ月先になる。

工事代金は、リフォーム終了後、全額私たちが払う。

審査が通れば、補助金が国からハウスメーカーに振り込まれる。

ハウスメーカーから理科系夫の口座に振り込まれる。  

つまり、早い者勝ちに負ければ
全額自分たちの負担である。

結構大きな額なのだ。補助金。
4割補助ですもの。
100万なら40万
200万から80万(あくまでも例)

さて、通るだろうか?
今日の状態はこんな感じ。

小さく「お早めの申請をおすすめします」と
書いてあるのが、なんとも。

戸建て住宅が44%
集合住宅が46%である。

さて、理科系夫は間に合うのか。
補助金ゲットできるだろうか。 

レッツ チャレンジ!
間に合え!
間に合うんだ!

結果が出るのは3ヶ月先である。

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