文章も見た目が9割 大枚はたいたのに添削してもらえなかった理由
文章力をアップしたい。
読んでもらえる文章を書きたい。
ブログを100日更新しても全く読まれなかった私は、清水の舞台から飛び降りる覚悟でライティングコンサルを申し込みました。
3年前のことです。
ドキドキしながら提出した添削1回目のブログ記事。
送信してホッとため息をついた時、すぐに先生からの返信が届きました。
「見た目を整えてもう一度書き直してください」
1日がかりで書いた記事が「瞬殺」されて私はパソコンの前で固まりました。
私の文章が読んでもらえないのは内容以前の問題だったのです。
文章は見た目が大事。
今日のテーマです。
まっ黒な文章は読まれない
「まっ黒だ…」
ぎっしり詰まった文字が黒々とつながっている文章。
全く読む気になりません。
下は私が添削に出した一部です。
(読みにくいのでパッと眺めてください)
こんな調子でダラダラ続いているのですから、先生に
「まず見た目を整えてください」
と言われるのも当然ですね。
見た目を整える3つのコツ
先生に添削はしてもらえませんでしたが、見た目の整え方のポイントを教えていただきました。
次の3つです。
①一文は40~60文字にする
ダラダラ続く文章は読んでもらえません。長くても60文字。
長く続く原因のほとんどは
「~ので」「~ですが(だが)」で文をつなげてしまうこと。
黙読していても息が詰まりそうな文章です。
「のに」「ので」「が」で区切れば3つの文章に分けられますね。
私はそれから「1,2,3……」と文字数を数えるクセがつきました。
それでも油断すると、文章が長くなってしまいます。
書いたら音読して読みやすさをチェックするのも大切です。
②余白を十分にとる
文章を短くしても、余白がなくズラズラと文章が続いていると見た目はやっぱり「まっ黒」です。
画面の小さいスマホで見ると圧迫感があります。
書くときはパソコンでも、読むのはスマホという人が多いですよね。
余白を意識するのが大切です。
話のまとまり(段落)の間に空白の行を入れると白い部分が増えて、読みやすくなります。
③ひらがな8割 漢字2割
漢字が多いのもまっ黒に見える原因の1つです。
漢字は画数が多く、堅苦しく見えます。
同じ文章でもずいぶん違う印象です。
ひらがなが多いほうがやさしく親しみやすく見えますね。
パソコンやスマホで入力していると文字変換でいつもは使わない漢字が候補として出てきます。
漢字のほうが「カッコいいかな」なんて思ってついつい使っていましたが、大間違いでした。
漢字を使う割合は20~30%がいいのです。
むずかしい漢字や言葉はできるだけ使わないのも見た目を整えるために大切なことなのです。
文章は読んでもらうために書く
「文章を読むのは読者です。パッと見て文字がぎっしりつながっていたら、読みません」
自分が読者の立場ならそうなのに先生に言われるまで、私は見た目を気にしたことがありませんでした。
添削すらしてもらえなかったことで、ようやく気がついた「文章も見た目が大切」ということ。
内容うんぬんを語る前に読んでもらうためには「見た目を整える」必要があったのです。
でも、見た目を整えてからもダメを出され続けてメンタルがぼろぼろになったんですけどね(泣)
それはまた別の記事で……
まとめ
文章を読んでもらうためにはまず見た目を整える
アラカンになって苦手なパソコンやスマホ、情報発信を克服しようとライティングを学んでいます。
情報発信をはじめたきっかけを2年前にこちらの記事に書いたことを思い出しました。
♪ 3歩進んで2歩下がる
『365歩のマーチ』のような歩みで進んでいるのか足踏みしているのか……
ぽつぽつと情報発信を続けています。
これからもどうぞよろしくお願いします🙇
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