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株式投資を頑張る男性、これまで金融関係を学び、主に相場のサイクルを大事にしながら、日々…

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株式投資を頑張る男性、これまで金融関係を学び、主に相場のサイクルを大事にしながら、日々気づいたことを発信するNOTE。 アトレは近所にある大好きなショッピングモール😊

最近の記事

最終話 悲壮感のある相場に対する分析 

こんばんはアトレです。今回がNoteでの発信の最後となります。8月からはHana塾ファンダ部としての役割を終え、塾内での完全無料型相場解説に移行致しますので、相場についてファンダメンタルズの観点から、より相場が好きになってもらえる、面白いと感じて貰えるようになる手助けをしていきたいと思います。 さて、今週も大きく米国株式相場が崩れ、ドル円もピークから約10円近くも下落したという相場でした。この波のスタートは7/11のCPIが起点で、なんとCPIで「単月変化率マイナスとなった

    • 7/14 あのトランプセクターに期待が集まっている?

      こんばんはアトレです、今日はトランプ大統領が狙撃され、数年前の安倍さんの事件を思い出しました。ネットでも言われていますが、盟友だった安倍さんがトランプさんを生かしたのではないか?なんともそう思わずにいられないような衝撃的なニュースでした。 さて、先週はCPI、PPIが相場を動かした週でした。残念ながら私の予想は今回は外れてしいました(結果は、総合が3.0%、コアが3.3%)。私の予想は市場の対前月比予想から計算する方式ですが、今回はここにズレがおきましたが、今回の結果-0.

      • 7/9 CPIについて

        こんばんは、アトレです。 今週11日(木曜)に控えるCPIについて解説します。今回は大変ユニークな予想結果となりました。 CPI総合値は私含めて全ての予想が3.1%台(私の予想は四捨五入されて3.2%にはなりますが)。 4月:3.5% → 5月:3.4% →6月:3.3%と来ていたので堅調な下げが予想されております。しかし一方でコアの数値の方はバラバラの予想となりました。 コアは4月:3.8% → 5月:3.6% → 6月:3.4%と来ておりハイペースでの下落が続いており

        • 7/7 易しいファンダメンタルズ

          こんばんは、アトレです。 先週は米国予算審議局(CBO)の作成した経済見通しを参考にしながら解説させて頂きました。元々、易しい内容での発信を信条としている内容のnoteなので今日は読みやすさを優先して易しい内容でいきます。 <今日の内容> 1.雇用と株価について 先週は、JOLT求人件数、ADP雇用統計、週末金曜には雇用統計と雇用に関する指標が立て続けに発表されました。 この中で、民間給与計算会社のADPが発表する指標は毎月の変動が大きく、信頼性に欠けると言われており、注

        最終話 悲壮感のある相場に対する分析 

          無料)6/30 次の株式の暴落があるとしたらいつ?

          こんばん、アトレです。 Hana塾のファンダ部として活動してきたこのnoteですが、8月からはHana塾内での無料公開に移行したいと思いますので、改めてどうぞよろしくお願いいたします。 無料化する事で従来よりも表現の幅が広がり、且つ多くの方に見てもらえる事で、より有益なレポートを目指して参ります。 さて、先週のnoteではS&P500をPERで見た時に割高であることについてファンダメンタルの観点からお伝えさせて頂きました。 今週は、相場サイクルの観点から次に株式の暴落がある

          無料)6/30 次の株式の暴落があるとしたらいつ?

          6/22 現金保有率の高いアナタ、大丈夫心配はいらずです

          こんばんは、アトレです。今日は、投資機会を逃して手元資金が厚くなりつつあるアナタ、いまさらNVIDIA買えないしどうしようと思っているアナタ、今日はそんな方々にお伝えしたい事を中心に話します。 なぜ大丈夫か? それは、現在の相場環境が「長期投資」という観点で見た時には高いパフォーマンスを得にくい環境だからです。 *短期(数週間)、中期(数年)ではまた考え方が別です。 株式投資は突き詰めると確率論です、S&P500指数など過去から右肩上がりのインデックスに投資する人が多いのは

          6/22 現金保有率の高いアナタ、大丈夫心配はいらずです

          6/17 日米の経済サイクルが真逆にいる件(後編)

          こんばんは、アトレです。 昨日は日本のCPIの内訳と為替が物価高に与える影響はさほど大きくはないのでは?という話を、根拠を交えながらしました。昨今のニュースの論調は円安が物価高の原因だ、という話が多くでておりますが、部分的には正解と思いますが、主要因ではないと考えております。 因みに、日本のCPIは一時期4%を超えていたのをご存じでしょうか? 23年2月が直近のピーク(4.3%)ですが、為替は130円台前半でした。しかもこれは円高がガンガン進んでいる中でのCPI上昇でした。

          6/17 日米の経済サイクルが真逆にいる件(後編)

          6/16 日米の経済サイクルが真逆にいる件(前編)

          こんばんは、アトレです。 先週はCPIの予想を外してしまい、改めて精進する次第です。しかしまあこの指標はアナリスト予想の正答率が10%切ったので本当に当てるのが難しいですね。米国市場はCPI、PPIの数字が下落を示し、好調に上昇した一週間でした。 さて、今日は最近興味深い動きをしている日本市場から解説していきます。結論を先に言うと、「日銀は利上げを匂わせることで、円安けん制をするものの、実際は債券購入の減少によるQT(金融引き締め)によって経済のバランスを取ろうとしている」

          6/16 日米の経済サイクルが真逆にいる件(前編)

          6/9 CPI、FOMCに対する戦略解説

          こんばんはアトレです、6月は企業勤めの皆さんはボーナスというビッグベントがある月ですね。ぜひ貯めるだけでなく、人生を豊かにするような消費にも充ててみてください。できれば、普段身にまとう物ような日常使い品、そして旅行のような非日常な事に消費してみてください。 さあ、まずは恒例のCPIの予想から行きます。 予想値は、総合が3.4%、コアが3.5%です。今回はアナリスト予想と完全に被りました。アナリスト予想と被る時ほど外しやすいので、個人的には当てられるか今回はちょっと不安でもあ

          6/9 CPI、FOMCに対する戦略解説

          6/2 求人数から見る日米の金利解説  *日本株やっている人には必ず見て欲しい

          みなさんこんばんはアトレです、今日はあまり投資系インフルエンサーが触れてこなかった指標について触れていきながら、投資の勉強をしていきたいと思います。あまりマニアックにならぬよう、初心者でもわかりやい説明にしてありますので、ご覧ください。 先週、日本株について書いた内容をまとめました。 ●日本の実質金利はマイナスで推移中、マイナス期間はお金の価値が下落、株、不動産、仮想通貨などあらゆるリスク資産の価格が相対的に上昇しやすい。 *実質金利は「10年国債利回り」ー「10年期待イン

          6/2 求人数から見る日米の金利解説  *日本株やっている人には必ず見て欲しい

          5/26 (無料)日本株、米国株について

          こんばんはアトレです、先週は世界中が待ち望んだNVIDIAの25年Q1決算がありましたね、期待値を無事に超えてくるあたり、さすがという内容でした。 しかも米国第三位の時価総額の企業が前年比で売上は2.6倍、EPSでは4.6倍という新興企業並みの成長力。作れば全て売れるという状態が続いている事に感服いたします。 色んなところでNVIDIAの事は言われておりますんで、ここでは割愛しますが、一点だけ。 EPSの加速度的な成長が続く限り、同社の株式はもはや割高とはいえないレベルです

          5/26 (無料)日本株、米国株について

          5/19 (新説)FRBが求めているゴール

          こんばんはアトレです、先週号ではインフレが強く、経済や雇用が弱ってきているという指摘をさせて頂きましたが、やはり先週出てきた指標は弱めの数値が目立ち、金利低下と株価の上昇をもたらしましたね。CPIについては総合値を0.1%外しましたが、コアの方は当てたという結果でした。まずはCPIの結果から。 ●CPI総合値は市場予想を下回る結果で金利低下につながった ●コアは伸びが鈍化した事が好感された。 以下のグラフの通り、CPIは総合値もコアも下落傾向に見えます。 ところが、もう一個

          5/19 (新説)FRBが求めているゴール

          5/12 CPI予想週、なんで株価動かないのか解説します

          こんばんは、アトレです。 先週はIMFにおける為替介入のルールを説明し、円ショートのポジションを上手く取れたというご報告をいくつか頂きました、お役に立ててなによりです(*'ω'*) 今週はCPI週ですね、株価がなかなか動かない日々が続きましたが、その理由を解説しがてら、CPIの予想をしていきます。 <今週の内容> ①CPIの予想と、その後の展開 ②株価が膠着している理由について解説 まずは、恒例、CPIの予測から始めます。 CPI総合値は3.5%、コアは3.6%を予想しま

          5/12 CPI予想週、なんで株価動かないのか解説します

          5/5 さあ、あの指標が株価を動かすかもよ

          こんばんはアトレです、本日の扉絵はエマ・ワトソン感のある美女にてお送りします。白目の面積の広い人は素敵に映りますね。 先週の経済動向はなんと言っても為替介入でしたね、神田財務官の「ニヤニヤが止まらない」という言葉のお手本のような顔がたまりませんでした。 私自身も知らなかったのですが、為替介入というのは祝日を狙ってやってくることが多いようですね。理由は出来高が少ないので少ない資金で為替を大きく動かせるため。 普段、貿易や海外M&Aでは当たり前ながら国際送金が頻繁に行われます

          5/5 さあ、あの指標が株価を動かすかもよ

          4/29 無料)雇用の週が再びやってきました。

          こんばんはアトレです、本日後編です。昨日は半導体の市況についてTSMC決算書を紐解きながら解説しました。 巷では日本の為替介入が話題となり、大きく動いたドル円相場に注目が集まっていますが、私が今日説明するのは米国金利とドルの強さについてです。 現在ドルが強いのは、①経済(インフレ)が強い、②雇用が強い、というじ状態で、特に②の雇用についてはアナリスト予想を上回る推移が続いており、雇用統計の度に金利と為替が反応してきました。 今日は以下の2本について解説します。 ①経済の

          4/29 無料)雇用の週が再びやってきました。

          4/28 それでも半導体は成長している

          こんばんはアトレです、今回は前後編でお送りします。 GWいかがお過ごしでしょうか?私は熱い中温泉に行き露天風呂でのぼせました。むしろ行くべきはプールではなかったか、と高い気温にやや恨みを抱きつつのGWです。 先週は所謂、ビッグテックと言われるMETA、GOOGLE、Microsoftなどの決算が相次ぎ、引きこもごもの一週間でした。 相場の方も乱高下がありましたが、やはり週足MACDがデッドクロス中の相場は売りの圧力を消費するのに時間がかかるようで、決算に対してもネガティブに

          4/28 それでも半導体は成長している