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株式投資を頑張る男性、これまで金融関係を学び、主に相場のサイクルを大事にしながら、日々気づいたことを発信するNOTE。 アトレは近所にある大好きなショッピングモール😊

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    米国株・半導体を中心にファンダメンタルズ情報を発信します。 更新頻度:週1~2回 決済は、お申し込みをいただいたときに初月分が発生し、その後は毎月1日に発生します。 加入月は当日、それ以降は毎月月初(1日)に発生します。 例えば4月15日に参加された場合、4月15日、5月1日、6月1日、7月1日…と発生します。

最近の記事

6/9 CPI、FOMCに対する戦略解説

こんばんはアトレです、6月は企業勤めの皆さんはボーナスというビッグベントがある月ですね。ぜひ貯めるだけでなく、人生を豊かにするような消費にも充ててみてください。できれば、普段身にまとう物ような日常使い品、そして旅行のような非日常な事に消費してみてください。 さあ、まずは恒例のCPIの予想から行きます。 予想値は、総合が3.4%、コアが3.5%です。今回はアナリスト予想と完全に被りました。アナリスト予想と被る時ほど外しやすいので、個人的には当てられるか今回はちょっと不安でもあ

    • 6/2 求人数から見る日米の金利解説  *日本株やっている人には必ず見て欲しい

      みなさんこんばんはアトレです、今日はあまり投資系インフルエンサーが触れてこなかった指標について触れていきながら、投資の勉強をしていきたいと思います。あまりマニアックにならぬよう、初心者でもわかりやい説明にしてありますので、ご覧ください。 先週、日本株について書いた内容をまとめました。 ●日本の実質金利はマイナスで推移中、マイナス期間はお金の価値が下落、株、不動産、仮想通貨などあらゆるリスク資産の価格が相対的に上昇しやすい。 *実質金利は「10年国債利回り」ー「10年期待イン

      • 5/26 (無料)日本株、米国株について

        こんばんはアトレです、先週は世界中が待ち望んだNVIDIAの25年Q1決算がありましたね、期待値を無事に超えてくるあたり、さすがという内容でした。 しかも米国第三位の時価総額の企業が前年比で売上は2.6倍、EPSでは4.6倍という新興企業並みの成長力。作れば全て売れるという状態が続いている事に感服いたします。 色んなところでNVIDIAの事は言われておりますんで、ここでは割愛しますが、一点だけ。 EPSの加速度的な成長が続く限り、同社の株式はもはや割高とはいえないレベルです

        • 5/19 (新説)FRBが求めているゴール

          こんばんはアトレです、先週号ではインフレが強く、経済や雇用が弱ってきているという指摘をさせて頂きましたが、やはり先週出てきた指標は弱めの数値が目立ち、金利低下と株価の上昇をもたらしましたね。CPIについては総合値を0.1%外しましたが、コアの方は当てたという結果でした。まずはCPIの結果から。 ●CPI総合値は市場予想を下回る結果で金利低下につながった ●コアは伸びが鈍化した事が好感された。 以下のグラフの通り、CPIは総合値もコアも下落傾向に見えます。 ところが、もう一個

        6/9 CPI、FOMCに対する戦略解説

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          5/12 CPI予想週、なんで株価動かないのか解説します

          こんばんは、アトレです。 先週はIMFにおける為替介入のルールを説明し、円ショートのポジションを上手く取れたというご報告をいくつか頂きました、お役に立ててなによりです(*'ω'*) 今週はCPI週ですね、株価がなかなか動かない日々が続きましたが、その理由を解説しがてら、CPIの予想をしていきます。 <今週の内容> ①CPIの予想と、その後の展開 ②株価が膠着している理由について解説 まずは、恒例、CPIの予測から始めます。 CPI総合値は3.5%、コアは3.6%を予想しま

          5/12 CPI予想週、なんで株価動かないのか解説します

          5/5 さあ、あの指標が株価を動かすかもよ

          こんばんはアトレです、本日の扉絵はエマ・ワトソン感のある美女にてお送りします。白目の面積の広い人は素敵に映りますね。 先週の経済動向はなんと言っても為替介入でしたね、神田財務官の「ニヤニヤが止まらない」という言葉のお手本のような顔がたまりませんでした。 私自身も知らなかったのですが、為替介入というのは祝日を狙ってやってくることが多いようですね。理由は出来高が少ないので少ない資金で為替を大きく動かせるため。 普段、貿易や海外M&Aでは当たり前ながら国際送金が頻繁に行われます

          5/5 さあ、あの指標が株価を動かすかもよ

          4/29 無料)雇用の週が再びやってきました。

          こんばんはアトレです、本日後編です。昨日は半導体の市況についてTSMC決算書を紐解きながら解説しました。 巷では日本の為替介入が話題となり、大きく動いたドル円相場に注目が集まっていますが、私が今日説明するのは米国金利とドルの強さについてです。 現在ドルが強いのは、①経済(インフレ)が強い、②雇用が強い、というじ状態で、特に②の雇用についてはアナリスト予想を上回る推移が続いており、雇用統計の度に金利と為替が反応してきました。 今日は以下の2本について解説します。 ①経済の

          4/29 無料)雇用の週が再びやってきました。

          4/28 それでも半導体は成長している

          こんばんはアトレです、今回は前後編でお送りします。 GWいかがお過ごしでしょうか?私は熱い中温泉に行き露天風呂でのぼせました。むしろ行くべきはプールではなかったか、と高い気温にやや恨みを抱きつつのGWです。 先週は所謂、ビッグテックと言われるMETA、GOOGLE、Microsoftなどの決算が相次ぎ、引きこもごもの一週間でした。 相場の方も乱高下がありましたが、やはり週足MACDがデッドクロス中の相場は売りの圧力を消費するのに時間がかかるようで、決算に対してもネガティブに

          4/28 それでも半導体は成長している

          4/21 やはりファンダはうそをつかない

          こんばんはアトレです。ここ一か月位、「企業収益予想は順調、でも決算などで見通し悪化したら株価は持たないかも」というような論調で行きましたが、決算週が始まってから、そんな流れができてきましたね。 まずはこちらをご覧ください。3/10時点でお伝えした内容です。 -------------------------------------------------------------------------------- そして現在のナスダックの波形をUpdateをしたのがこち

          4/21 やはりファンダはうそをつかない

          4/14 高すぎる金利と遠くの戦争(金利低下は夏以降か)

          こんばんはアトレです。 今日はミキティ似の女医さんを背景に、相場で傷んだ心を癒したいという趣旨でお送りしたいと思います。 先週は4月相場前半戦のメインイベントのCPIを終えて、予想を上回るインフレ率に対して株価は下落、翌日PPIで予想を下回り逆に上昇という流れから、イスラエルとイランの緊張状態が高まり、一気にVIXが跳ね上がって株価が下落という流れでした。 本日はこんな感じです。 1.急落相場に対する結論 2.インフレと金利に対する考察 3.絶対知っておきたい夏からの警戒ポ

          4/14 高すぎる金利と遠くの戦争(金利低下は夏以降か)

          4/7 無料)CPIと相場サイクルに対する考え方

          こんばんはアトレです、今日は桜をバックにあしらってみました。 花見の季節ですので、たまには外に出て公園を歩くのもいいですね。 今週はこの3つのテーマでお送りします。 1.雇用統計に対する考察 2.CPI(4/10)の予想 3.相場サイクルに対する解釈について 1.先週4/5に雇用統計があり、市場予想値を上回る結果であった事が発表され、一瞬株価は下落するも大きく反発しました。反発後の反動の勢いが強かった事から「雇用は強く、経済もインフレ再燃の恐れがある位強い」という安心感が

          4/7 無料)CPIと相場サイクルに対する考え方

          3/31 米雇用統計の流れはすでに読めている?

          こんばんはアトレです。桜前線と新入社員が一気にやってくる季節になりました。みなさんの職場にはこんなかわいらしい後輩たちがやってきた事でしょう。私も4月は初心を思い出しながらやっていきたいと思います。 さて、先週は金曜日にPCE(Personal Consumption Expenditures)が発表され、いわゆるFRBが重要視するインフレデータが出ました。実施は速報性の高いCPIの方に市場の注目が集まり、PCEにはやや後追い感があるのですが、インフレ低下もせず、かといって

          3/31 米雇用統計の流れはすでに読めている?

          3/24 今後の株価動向に関するファンダメンタルズ

          こんばんはアトレです。今日は久々に近所のアトレに行きましたが、たまにする買い物はいいものですね(*'ω'*) さて、先週はNVDAのGPUとセットでよく使用されるメモリー半導体のHBMとマイクロンの話に触れましたが、同社の決算後に16%もの急騰を見せましたね、HBMとはHigh Band Memoryの略で広帯域幅メモリーを指します、元々はゲーミング用途での使用が多かったが、昨今ではAI用のデータ処理に不可欠なメモリーとしてNVIDIAのGPUと共によく使用されています。

          3/24 今後の株価動向に関するファンダメンタルズ

          3/17 株価はうつむき加減、カギになるのはインフレデータですよ

          こんばんはアトレです。思わぬ反響をいただきましたので、壁紙は今週も女性で行きたいと思います、株価同様にややうつむき加減です。 *最後に今後注目の業界についても語ります。 さて、先週はCPIの総合値、コア共にピタリで当てました。応援してくださった皆様ありがとうございました。想定通りやや強めな数字が出ましたね。そしてCPIの先行指数でもあるPPI(生産者の物価指数)の方もサプライズ上昇があり、金利が再び上昇、それらの流れから「24年の利下げは遅れるし、回数も減る」という考えが

          3/17 株価はうつむき加減、カギになるのはインフレデータですよ

          無料)3/10 CPI予想値から米国はスタグフレーションに入る危険性を感知

          こんばんは、アトレです。 先週は金曜の雇用統計後に大きく上昇した後に急落し、一気にセンチメントが変わりましたね。先週のNoteでは、金利低下と株高を予想しましたが、金利低下がいい感じに当て切りましたが、株価の方は伸びきれない1週間でしたね。その理由について解説していきます。 株価の急落についてはやはりタイミング的に失業率の上昇が挙げられるかと思います。雇用統計のヘッドラインには出ませんが、Householdデータでは直近3か月で90万人の雇用が失われ、労働者全体の0.5%の

          無料)3/10 CPI予想値から米国はスタグフレーションに入る危険性を感知

          3/3 金利低下と株高が迫るか

          こんばんは、アトレです。一回半導体シリーズをスキップして相場観について今週は語ります。相場の事をメチャクチャ易しく解説するのが私のnoteなのでぜひ最後まで読んでみてください。 いきなりですが、金利はそろそろ下がる気配を見せてきそうという事を今日は語ります。 米国経済は昨年終盤にかけて金利が大きく低下し、いよいよ利下げか?という空気が高まりましたが、実際は経済が強くてむしろ利下げは当面無い!というのが現在の経済環境です。以下は米国10年債利回りのチャートですが、2024年

          3/3 金利低下と株高が迫るか