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「また会いたくなる」から

今回はしゃけとろさんのこの企画に参加して記事を書いていきたいと思います。



私は物事に対してスキ、キライという分け方だけではなくスキじゃない、キライじゃないという分類も存在する。


スキ スキじゃない キライじゃない キライ


スキじゃない=キライという意味でもないしキライじゃない=スキというわけでもない。スキじゃないとキライじゃないはあまり意味に変わりがないのだが、どちらかと言うとスキ寄りなのかキライ寄りなのかというくらいの違いである。ちなみにスキじゃないはキライ寄りで、キライじゃないはスキ寄りである。

そして全体の持ち分を100とすると90くらいはこのスキじゃないとキライじゃないが占めているためあまり高い熱量を持ってこれがスキだとかこれがキライという感情にはあまりならない。



だから「好きな食べ物はなんですか?」という質問には手を焼いていた。一番美味しかった食べ物が一番好きというわけではないからだ。

美味しい食べ物=スキな食べ物というわけでもないし不味い食べ物=キライな食べ物というわけでもない。それらの食べ物もスキじゃない、キライじゃないに分類されていく。

それでも答えを出さないといけない場合にはカレーやお寿司と答えていた。


カレーやお寿司が好きかと聞かれて「ノー」とは言えないので間違っていないのかもしれないが好きな食べ物を聞かれて考え込んでしまった時点でこれは「相対的なスキ」になると思う。

好きな〇〇は何か?と聞かれて迷うことなく出てきた答えが「絶対的なスキ」であり私が冒頭で示した図にあたるスキには相対的なスキではなく絶対的なスキが当てはまる。



スキ スキじゃない キライじゃない キライ


絶対的なスキ 相対的なスキ


ここまで分類するとかなり限定される私の「スキ」だがスキなものがないわけではない。スキな映画やスキな音楽スキな人だっている。



これらのモノや人がどうして他とは違い「スキ」の分類に入れたのか。この企画の本題でもあるわたしのスキはどこから来ているのか。



私がたどり着いたひとつの仮説としては「また会いたくなるから」である。

人ならもちろんまた会いたくなるから映画ならまた見たくなるから音楽ならまた聞きたくなるからである。

もう少し詳しく言うと他と比べて相対的にまた会いたいではなく絶対的にまた会いたいと思えるかどうか。


それに希少性の高いモノや人に対して感じる「また会いたい」はスキという感情を呼び起こさない。高価なモノをまた食べたいとか旅行で行ったあの場所にまた行きたいという気持ちは出会う回数が少ないからこそまた会いたいと思うのだろう。


何度も食べているモノ、何度も会っている人、何度も読んだ本なのに「また会いたい」と思える。それがスキという感情を呼び寄せているのではないかと思う。



「会いたい」という気持ちはどこから?と聞かれるとまだまだ深掘りしないといけないが今回の企画は「あなたのスキはどこから?」なので考えるのはここまでにしておきます。







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