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三冊目の本を作りました & 文学フリマ東京に出店します & 印刷用の出力について

二年前、ひとりで自暴自棄ごっこをして捨て鉢な気分でいた時に、何か取り返しのつかないことをしてやろうと考え抜いた結果が「国立国会図書館に納本する」でした。そうして作った本も今回で三冊目となりました。

ポストアポカリプスブックオフ小説を中心に、noteにアップした短編やショートショートにがっつり修正と加筆をしてあれこれ詰め込んだところ160Pを超えましたが、やっぱり本はある程度厚みのある方がいいなと認識を新たにした次第です。

作った本はそのうち国会図書館に納本に行きますが、その前に11/20(日)の文学フリマ東京に持ち込みます。配置はP-24、出店名は「ボラ待ちやぐら」です。以前に作った二冊の本も持ち込みます。

今回も印刷は地元岡山のブロスさんにお願いしました。毎回ブロスさんを利用していて、本文や表紙などはどのくらいで切られるのかもわかっているので、最初の時とは違ってもう安心しています。

印刷用の出力とエディタは縦書き対応している「縦式」を使いました。すぐに納品用のPDFをエクスポートできる優れもので、これがないと毎回本は作れていません。ちなみに、縦式はもともとiOS向けアプリでMacOS版はおまけ扱いだったんですが、この前のバージョンアップでiOSと同様の作りになりバグも無くなったのでとても良いかんじです。

元々はMac使いで最近はすっかりWindowsで落ち着いてましたが、二年前に本を作ろうとした際、ネットで調べて知った縦式を使いたいがために古めのMacBookを買ったりしましたがその価値は十分にあったとおもいます。

縦式があればQuark XPressやInDesignの使い方を苦労して覚えて組版で苦しむことなく簡単に本が作れるため是非いろんな人に迂闊に本を作ってほしいので、参考に自分の設定をスクショしたものを貼っておきます。このままの設定で出力して印刷所にブロスを使うと、今回の本とほぼ同じ具合になると思います。

出力設定はほぼここしか触ってないです。文字が詰まりすぎているのとノドが狭いのはあまり好きではないことがわかってきたのでかなり余裕を持たせてます。ちなみに最初の本は1ページあたり19行、二冊目は18行でした。

フォントは毎回、源暎こぶり明朝を使っています。お世話になってます。


ノンブルの設定はここでやります、ヘッダーフッターと見出し設定はいじってません
出力に合わせてエディタ設定もしてます
右上の出力アイコンをクリック、書き出しを選ぶとPDFでエクスポートできます

あと、表紙は毎回がんばってフォトショであれこれしてたりしますので、表紙はがんばってください。切られ具合の参考にいちおうブロスのテンプレート使って納品したデータのスクショも貼っときます。

本も三冊作ったのでそろそろ別の取り返しのつかないことがないかと考えてますが、とりあえずはMacBookに納豆をぶちまけるとかから試していきたいとおもます。

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