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【仕事の話】考えが混線する。そんな時にどうすべきか。#194

皆様、こんにちは。
佐伯です。

GWも中盤でお休みの方もお仕事の方もそれぞれおられると思います。
年度も始まり1ヶ月。
中々、忙しい日々をお過ごしだったかと思います。

忙しくと大枠で申しましても、年度終わりと年度初めの忙しさはタスクの量の多さに起因するものでは無いかと思います。

大量のタスクに囲まれると中々段取りが取れませんよね。
中には頭の中が混線して、優先順位も上手くつけれなくなります。

今回は膨大なタスクを目の前にしても、頭の中が混戦せずにどうすれば良いのかを一緒に考えていけたらと思います。


①思考が混線する理由

まずは思考が混線する主な理由を挙げたいと思います。

  1. 情報過多: スマートフォンやコンピューターが普及した現代は、一日中情報に触れることが可能です。情報の洪水は、重要な情報を選別する能力を圧迫し、結果として思考が混乱します。

  2. 感情的影響: 強い感情は、論理的な思考を阻害します。悲しみや怒り、喜びなど、感情が高ぶると、客観的な判断が困難になることがあります。

  3. 疲労とストレス: 長時間の労働や人間関係のストレスは、思考力を低下させます。疲れた脳は、新しい情報の処理や複雑な思考を上手くこなせなくなります。

  4. 不確実性への対応: 未知の事態や予測不能な問題に直面した時、どう対応すれば良いかわからず、思考が停止してしまうこともあります。

新しい年や異動、転職では往々にして上記の状況に直面しますよね。
また、現代特有なのは1番かと思います。

情報が洪水のように溢れ出ているので何を選択すべきが非常に難しくストレスになっています。
便利さの副作用のようなものだと思います。

それでは次の章で、どのようにして整理すべきかを考えてみました。

②思考に筋を持たせる考え方

シンプルに目的の設定かと思います。
そしてそれ以外のことは一旦、置いておいて優先すべきタスクのみ解決していくことが望ましい結果につながるのでは無いかと思います。

  • 目的思考: 何を達成したいのか、目標を明確に設定します。目的が明確であれば、それに向かって効率的に思考を進めることができます。

  • 優先順位の設定: 重要なタスクを識別し、優先順位をつけることで、取り組むべき課題が明確になります。

  • 問題解決のステップ: 大きな問題を小さな部分に分けて考えることで、解決策が見えやすくなります。このアプローチは、思考を整理しやすくする助けとなります。

上記のステップを踏むにはあ普段から自分が何をしたいか、目的は何かなど思考の訓練が必要です。
次の章ではシンプルな思考の訓練について整理していきたいと思います。

③シンプルな思考の訓練方法

  • メディテーション: 毎日数分間の瞑想は、心を落ち着け、集中力を高める効果があります。これにより、冷静かつ明確に物事を考えることができるようになります。

  • ジャーナリング: 日々の出来事や思いを書き留めることで、頭の中を整理し、感情のコントロールを助けます。これは思考をクリアに保つのに役立ちます。

  • トレーニングエクササイズ: ポモドーロテクニックのような時間管理法を使うことで、集中と休息を繰り返し、効率的にタスクをこなすことができます。

思考とは感情とセットであることが多いです。
なのでどのようにしてメンタルをコントロールするかが日々の効率的な問題解決の手段では無いでしょうか。

逆説的に、心がざわついていたり、不安定な場合は休息を優先した方が結果として良い方向に向かうと思います。

この辺の匙加減や、体力の有無は人それぞれなので皆様に合った物差しを見つけると良いかと思います。

まとめ

思考が混線するのは一時的なものであり、誰にでも起こり得ることです。
しかし、上記で紹介した方法を実践することにより、思考を整理し、明瞭な思考を取り戻すことが可能です。
疲れたな、と感じたらすぐに休息をとる、普段から自分はどんな目的を持っているのかと考えることが小さなステップですが、いざ混線した時に力を発揮してくれると思います。

それでは皆様、ご機嫌よう。

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