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【仕事の話】良質なインプットの調達と実践するためのアウトプットのコストについて#187

皆様、こんにちは。
佐伯です。

先週は何かと貴重な経験をさせて頂くことが多く、沢山の良質なインプットとアウトプットを得ることができました。

これらは日常でのルーチン化された作業では到底手に入れることのできない貴重な情報と経験の塊です。

ですが、得たままの情報と経験ではダイヤモンドの原石です。
本来の価値を発揮するには得た学びを自分で解釈し、血肉に変える作業が必要です。

今回は学びの質の向上とそれを実践するための経験学習に関するコストについて皆様と一緒に考えたいと思います。


①インプットとアウトプットの関係性

インプットは、情報の取得や知識の習得という形であり、アウトプットはそれを元にした作業の成果物です。
この二つは密接にリンクしており、インプットの質がアウトプットの質に直結します。
例えば、最新の研究や技術を学ぶことが、より洗練された製品やアイデアを生み出すための基盤となります。

「学ぶ→実践する」または「実践する→学ぶ」どちらが前後しても良いので重要な事はこのサイクルを回し続けることです。

その上で、より効果的にサイクルを回すたに必要なことは、インプット(学び)の質の向上とアウトプット(経験)に関するコスト意識だと考えます。

それではそれぞれ具体的に深掘りしたいと思います。

②インプットの質を向上させる方法

現代は情報の洪水が常に発生しています。
フェイクニュースも日常的に氾濫し、オールドメディアも恣意的な偏向報道を行う事も少なくありません。
SNSだろうが、テレビであろうが結局は受け手のお「話を読み解く力」が必要になってきます。
それを踏まえた上でインプットの質を向上させるためには、以下の点に注意するとより効果的な学びにつながると思います。

・信頼できる情報源の選定
情報の質は情報源に依存します。
評価の高い専門書、信頼される専門誌、正確なデータを提供するデータベースを選びましょう。
古典と呼ばれる専門書は、ロングセラーであり続ける理由があります。
何かを学ぼうと思った時にまずはベストセラーではなくロングセラーの書籍等を選ぶと間違いがないかと思います。

・情報の整理及び分類
情報はただ収集するだけでなく、適切に整理・分類することが重要です。
実はこの作業が情報を得ることより重要な作業です。
読んだ書籍を丸暗記するのではなくて断片で良いので頭の中で分類分けをすると理解が早まります。
必要な時に必要な情報を迅速に頭から引っ張り出し、細かい点はWEBやAIを使って確認すれば問題ありません。

・効果的な学習方法
アクティブラーニング(現地に赴いての学習)、ピアラーニング(友人との共同学習)、反復学習(同じ内容を繰り返し学習すること)など、自分に合った学習方法を模索するとより良い結果に繋がると思います。

③アウトプットにかかるコストの削減

学びにばかり時間を掛けても効果は薄いです。
アウトプットは必須の作業です。

しかし時間は限られています。
効率的なアウトプットを研究し、経験学習にコスト意識をプラスすことでより集中力が増すと考えます。

・タイムマネジメント技術
ポモドーロテクニック(25分間集中し5分間休憩する)など時間を効果的に管理します。
人間の集中力はそれほど長くは続きません。
それは良質な睡眠と管理された健康状態であったとしてもです。
そのことを踏まえて、短い時間で集中して作業することで疲労を軽減し、生産性を向上させます。

・プロセスの効率化
定型的な作業はテンプレート化し、可能な限り自動化ツールを使用して作業時間を短縮します。
また、作業の中で不要な部分は削除することで、よりスムーズな作業工程を実現できます。
ひらたく言えば、創造的な仕事以外の作業は極力リソースを割かずに自動化や削除することで仕事の余白を残し、急な創造的な仕事にも対応できるように準備しておくことが大事だと考えます。

④まとめ

インプットの質を高め、アウトプットのコストを削減することで、生産性の高い仕事が可能になります。
今回の内容を活用し、より効果的な仕事術を実践して頂けたらとても嬉しいです。

それでは皆様、ご機嫌よう。

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