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青春のOne-shot〜夏休み編〜

蓮加:うーみー!

〇〇:はぁ、、、

蓮加:何ため息ついてんの?早く行くよ!

〇〇:分かったから、んなはしゃぐなって、、、

〇〇:(くそっ、あん時しっかり話聞いてればこんなことにはなん無かったのに、、、)

話は数週間前まで遡る
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蓮加:あつーぃ、、、

〇〇:うん、、、

蓮加:かき氷食べたーぃ、、、

〇〇:うん、、、

蓮加:、、、海行きたいなー

〇〇:うん、、、

蓮加:一緒に行ってくれる?

〇〇:うん、、、って、なんて!?

蓮加:え?海行きたいなーって

〇〇:その後!

蓮加:一緒に行ってくれる?

〇〇:そうそれ!何でしかもよりによって俺なんだよ!

蓮加:だって1人で行ってもつまんないし、れんか1人だとわるぅい大人にナンパされちゃうかもよ?笑

〇〇:んなてめぇ見たいなガキには誰も声掛けねぇっての、、、

蓮加:ン?ナンカイッタ?

目が笑ってないですぜ姐さん、、、

〇〇:い、いえ、、、なんでもないです、、、

蓮加:イッショニイッテクレルヨネ?

〇〇:行きます行きます!それはもう喜んで行かせてもらいますよ!

蓮加:なら良かった!あれ以上言ってたらあんたの尊厳破壊する所だった笑

〇〇:(発言がサイコパス過ぎますぞ姐さん、、、)

蓮加:そうと決まれば早速予定立てよ!

〇〇:予定立てるのは別にいいけど、、、

蓮加:何よまだなんかあんの?

〇〇:いや、、、来週から期末考査始まるぞ?

蓮加:、、、さぁてどこの海に行こっかなぁ

〇〇:おい、流石にこれは逃げられないぞ

〇〇:てかお前中間赤点あっただろ

蓮加:あーもう!それ言わないでよ!ただでさえ恥ずかしいのにぃ、、、///

〇〇:言っとくが期末も赤点あるようだと夏休み返上で補習あるってことも忘れるなよ?

蓮加:、、、〇〇先生私をお助け下さい

〇〇:対価は?

蓮加:食堂の定食1週間奢ります!

〇〇:よかろう、多少厳しくても音を上げるなよ?

蓮加:お、お手柔らかに、、、笑

そこから(蓮加にとっての)地獄のようなテスト勉強と考査を乗り越え、無事2人とも夏休みに突入することが出来た
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蓮加:さて!絶好の海日和なわけですけども

〇〇:俺にとっては最悪ではあるけども

蓮加:おい、それ以上言ったら海に沈めるぞ

〇〇:申し訳ありませんでした

蓮加:よろしい

〇〇:(あぶねぇーこいつ本当にやりかねないから怖すぎるぞ今日1日)

蓮加:〇〇君は水着履いてきた?

〇〇:うん、更衣室行ったりすんの時間の無駄かなって思ったから

蓮加:そっか、じゃあれんか着替えてくる!場所取られないようにしててよね!

〇〇:はいはい早く行ってこい

蓮加:んもう!

〇〇:やっと行った、、、

数分後

蓮加:お、お待たせ、、、

〇〇:あぁやっと来た、、、か、、、

蓮加:ちょっとそんなジロジロ見ないでよ///

〇〇:す、すまん!

蓮加:、、、どうだった?///

〇〇:ど、どうとは?

蓮加:その、、、み、水着のこと、、、

〇〇:い、良いと思うぞ?

蓮加:れんか可愛い?///

〇〇:うん、、、///

周囲の人達:(う、初々しい、、、!!!)

蓮加:早く海行こっ///

〇〇:あぁ、、、あ、日焼け止め塗んなくていいのか?

蓮加:うん、着替えるついでに塗ってきた。〇〇君は?

〇〇:俺は元々そんなに焼けない体質だから塗ってない

蓮加:そっか、じゃあ行こ?

〇〇:うん、

〇〇:(客観的に見たらこいつは美少女なんだろうな)

〇〇:(さっきからさっきから周りの男どもがチラチラ見てやがる)

〇〇:って、どうしたんだ俺?急にこんなこと思うなんて、、、んバッ

蓮加:へいへーい笑そんなとこで突っ立ってたられんかに沈められるぞぉ?笑

〇〇:やりやがったな、、、笑ほれ、お返しだ!笑

蓮加:きゃっ!しょっぱ〜い!こうなったら、、、えいっ!

〇〇:うわっ!目に入った!

蓮加:あはは!ざまぁ笑

〇〇:ほんまにこいつサイコパスや、、、

周囲の人達:早く付き合えよ!

〇蓮:え?

そんなこんなであっという間に夕日が沈む時間になった

蓮加:つかれたー!

〇〇:し、しぬ、、、

蓮加:男が何へばってんのよ、この後電車で帰るんだからね?

〇〇:わかってるよ、こりゃ爆睡待ったナシだな

蓮加:ねぇ〇〇君おんぶー

〇〇:やだよ俺だって疲れてんのに

蓮加:れんかもう歩きたくないぃ!

これ以上駄々こねられたら一生帰れん、、、

〇〇:はぁ、しゃあねえな、ほれ

蓮加:え、いいの?

〇〇:早くしろよ、このカッコで待つの恥ずかしいんだからな

蓮加:う、うん、、、

〇〇:よいしょっ、、、お前軽くね?ちゃんと飯食ってんのか?

蓮加:食べてるよ!失礼ね!

〇〇:おまっ!暴れんなって!

老婆:青春ですねぇ

老爺:ワシらもあんな時期があったもんですなぁ婆さんや

老婆:あら!私たちだってまだまだゲンエキですよお爺さん笑

老爺:そうですなぁ笑

蓮加:も、もう行こ///

〇〇:あぁ、、、///

〇蓮:(は、恥ずかしすぎる///)

2人の頬は夕焼けに負けないくらい真っ赤だったとか、、、

〜電車内〜

蓮加:〇〇君今日はありがと、すっごく楽しかった笑

〇〇:こちらこそ、久しぶりに楽しませてもらったよ

蓮加:ふぁ〜ぁ、、、

〇〇:まだ最寄りまで遠いから寝ててもいいぞ

蓮加:ん、ありがと、、、

蓮加が目をつぶるとそのまま〇〇の肩に頭を乗せた

〇〇:(身動きがとれん、、、)

〇〇:(にしてもこいつ可愛かったな、、、って何考えてんだ俺!)

〇〇:(俺も少しだけ寝よ、流石に最寄り付近まで行けば起きれるだろ)

そのまま自分の頭を蓮加の頭の上に乗せる〇〇

2人ともぐっすり寝てしまったので無事終点まで行ってしまい、車掌さんに起こされるのでした

青春のOne-shot〜夏休み編〜おしまい!

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