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仕事にかける熱い思いを原動力に、全国トップの成績で優秀社員賞を受賞。

 2023年度上半期の優秀社員賞を受賞したヒューマンアカデミー株式会社の希代和基さんは、入社以来4年連続で社員賞を受賞されています。「新人の頃から賞をとることを目標にがんばってきた」という希代さんに、日々の仕事に対する向き合い方や、今後の目標についてお話を伺いました。

ヒューマンアカデミー株式会社 全日制教育事業部 総合学園ヒューマンアカデミー入学事務局 希代 和基さん

――まずは、希代さんのお仕事について教えてください。

 入社以来、総合学園ヒューマンアカデミー横浜校の入学事務局に勤めています。仕事の内容は、大きく分けて2つあります。1つは、受講を検討されているお客さまへの対応。当校に興味を持ち、資料請求や問い合わせをされたお客さまに、入学していただけるようご案内する仕事です。もう1つは、夜間・週末コースのクラス運営。夜間・週末コースの受講生の担任役として、クラス名簿の作成から受講中の悩み相談、卒業後の進路相談など、入校から講座修了までサポートします。

――教育業界で働こうと思ったきっかけは?

 もともと私は教員志望で、中学・高校の英語教諭を目指していました。ところが大学4年生の10月、教員採用試験の2次試験に落ちたことがきっかけで、教員以外の教育関係にも視野を広げ、ヒューマンアカデミーの採用に応募しました。この横浜校で1次面接を受けたとき、面接官の方の話に心を動かされ、「この人みたいになりたい」「ここで働きたい!」と思ったのです。

――どんなところに心を動かされたのですか?

 ヒューマンアカデミーでは、教育ビジネスとして人のマネジメントやお金の動きに携わるなど、教員の仕事にはない、さまざまな経験ができます。そして、学ぶことを通して自分の夢や目標を叶えたい人たちを応援したり、学生に限らず幅広い年代の人たちの「学びたい」という思いに応えたりできることが、仕事としてすごくやりがいがあると思いました。

――希望どおり配属された、横浜校の職場の雰囲気はいかがですか?

 若いメンバーが多く、みんなエネルギッシュで活気があり、笑いが絶えない職場です。メンバーとは、日常会話からプライベートなことまで、いろいろな話をします。ふとした会話から学生たちの様子がわかってクラス運営に役立ったり、メンタル的に落ち込んでいるときに救われたりすることも。和気あいあいとしていて、風通しのいい雰囲気だと思います。

――2023年度上期の優秀社員賞を受賞されましたが、どのような点が評価されたとお考えですか?

 入学者数が全国トップだったことが、最大の理由だと思います。横浜校は全日制と夜間・週末コースの両方を開講しているので、幅広い層のお客さまにアプローチできることが強みです。その強みを最大限に活かそうと、今年度は校舎全体で、入学を検討される方へのアプローチに力を入れました。入学事務局のスタッフ数自体は異動などで10名から8名に減ったのですが、面談のための時間をしっかり確保したことで、受講生は昨年度の約1.5倍に増えました。入学検討者にコンタクトするまでの時間を短くし、進路に迷っている最中や悩んでいるときにタイミングよく相談に乗れるようにしたことが、本人の決断を後押しし、受講生の増加につながったと考えています。

――受賞を知ったときの感想は?
 
 私は新人の頃からずっと、賞をとることを目標にがんばってきました。1年目には新人賞を、2年目と3年目には下期の優秀社員賞を受賞。そして4年目の今年も優秀社員賞を受賞でき、本当にうれしかったです。できる限り大きな目標を掲げて、その達成に向けて走り続けることが私のモットーです。目標がないと、日々の積み重ねもできません。「全国トップになる」という大きな目標を実現でき、すごく達成感がありました。

――表彰式では会場でスピーチをされましたが、どんな気持ちでしたか?

 グループ企業の全社が参加する会で、400名くらいの大勢の人を前にスピーチをするのは初めてのことで、人生で一番大きな経験でした。私には「全国に自分の名前を知って欲しい」という思いがあります。賞をとることを毎年の目標にしてきたのも、自分の名前や存在を全社の皆さんに知っていただけるきっかけになるから。ですから、受賞者の代表としてスピーチする機会をいただけたのは、私にとって大きな意味のあることだったのです。
 スピーチの動画や写真を見ると笑顔で堂々と話しているように見えますが、実は、私は緊張すると笑ってしまうクセがあり、内心はものすごく緊張していました。スピーチでは、入社を決めたエピソードや仕事に対する思いを話しました。「営業はロジックが大切と言われるけれど、最後は気持ちですよね。自分の思いや人柄を見せないと、高みには行けない。そう思って私は仕事に取り組んできました」と。これまで4年間やってきた集大成として、自分の本音や思いを全国の皆さんに伝えることができ、とても満足しています。

表彰式でのスピーチの様子

――2023年上期を振り返ってみて、大変だったことや、苦労されたことは?

 後輩たちの指導ですね。私は入社4年目ですが、いまは上長を除くと職場でいちばん年長です。自分の仕事をしっかりやりながら、後輩たちの仕事の様子もよく見て指導して、チーム全体をまとめ上げていかなくてはいけないので、なかなか大変でした。後輩を指導するうえで心がけているのが、まず聞くこと。どんなことで悩んでいて何が不安なのか、じっくり話を聞いてから答えやアドバイスを出すようにしています。そのために、業務の合間を見計らって、日頃から後輩たちとの会話に時間を割いています。

――お仕事のやりがいは?

 「将来こんな仕事に就きたい」「自分の好きなことを学びたい」と夢を持ってキラキラしている人たちと接することができるのが、楽しいです。自分の仕事を通して、そうしたキラキラした人たちの進路選択や夢への挑戦を応援できることが、仕事のやりがいになっています。

――最後に、今後の目標を教えてください。

 横浜校は若いスタッフが多いので、彼ら彼女らにとってもっと働きやすい環境にしていきたい。何でも気軽に話しやすく、後輩たちの成長を促すような上司でありたいと思っています。また、私自身、情熱と行動力だけで何とかなっていた“若手”の時期は、この1年でそろそろ終わりだと感じています。20代後半になると、受講生や若手社員との間にジェネレーション・ギャップを感じることも増えてきます。入学を検討している高校生と接するときも、これまでは年齢的に近いことで親近感を覚えてもらえましたが、年齢差が開くにつれて、そうしたお兄さん的な寄り添い方はだんだんできなくなっていきます。これからは、若さの代わりとなる武器や技を磨いていかなければいけないな、と考えています。


※2023年10月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。
 肩書き・部署名等は取材時のものとなります。

ヒューマンアカデミーは、学びの面白さを提供する「Edutainment Company」として、1985 年の創設以来、時代や社会の変化にあわせながら800以上の講座を編成しました。未就学児童から中高生・大学生・社会人・シニア層とあらゆるライフステージにおけるSTEAM教育やリスキリング、学び直しの支援を行っています。
 さらに、独自の「ヒューマンアカデミーGIGAスクール構想」を推進し、学習支援プラットフォーム「assist」を開発。SELFingサポートカウンセラーと講師が、個別に学習目的や目標にあわせた進捗管理や相談などの学習サポートをします。私たちは、常に最先端の教育手法やテクノロジーを取り入れ、学びの喜びを追求し最高水準の教育サービスを提供していきます。